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| === アニメ版 === | | === アニメ版 === |
− | 小説(完全版以前)のラストとは違った運命を辿っており、リュクスが語った中ではアマルガンらと対立し自分に従っている兵を引き連れてホウジョウ国を作り上げたと語っている。<br> 再び地上界に戻った際、現在の日本の有り様を見て絶望し東京の崩壊を行おうとした。その際、急激な老化とオーラ力の暴走で[[ハイパー化]]したが、エイサップの説得と特攻前に残していった特攻人形へ託された想いに触れ改心、核弾頭をエイサップから取り上げリーンの翼とオウカオーのオーラ力を使い、核爆発を吸収して祖国を救い、その波乱の生涯に幕を下ろす…。 | + | 小説(完全版以前)のラストとは違った運命を辿っており、リュクスが語った中ではアマルガンらと対立し自分に従っている兵を引き連れてホウジョウ国を作り上げたと語っている。<br> 再び地上界に戻った際、現在の日本の有り様を見て絶望し東京の崩壊を行おうとした。その際、急激な老化とオーラ力の暴走で[[ハイパー化]]したが、エイサップの説得と特攻前に残していった特攻人形へ託された想いに触れ改心、核弾頭をアッカナナジンから取り上げリーンの翼とオウカオーのオーラ力を使い、核爆発を吸収。祖国を救い、その波乱の生涯に幕を下ろす…。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
| :初登場作品。今作では世界観が未来寄りになっている都合上、時間の流れが原作以上に激しいものとなっており、バイストン・ウェルで70年ものの時間が経過し、地上では200年も経過したという設定になっている。 | | :初登場作品。今作では世界観が未来寄りになっている都合上、時間の流れが原作以上に激しいものとなっており、バイストン・ウェルで70年ものの時間が経過し、地上では200年も経過したという設定になっている。 |
− | :その強烈なキャラクター故、物語の中でも強烈な存在感を誇り、物語をときには熱く、ときには悲しく盛り上げる。基本的に原作通りの結末を辿るが、特定のフラグを成立させるとリーンの翼の導きで生還、第3部のヒトマキナとの戦いに味方援軍として登場し、仲間に加わる。最終決戦時でのフラグはやや特殊で、任意の3人で説得し、キャラごとに設定されたポイントの和が一定以上になると説得成功となる模様。[[エイサップ・鈴木|ある]][[ショウ・ザマ|数]][[刹那・F・セイエイ|人]]は必須で、次点は[[猛虎装孫権ガンダム|大]][[紅蓮装曹操ガンダム|体]][[フェイ・イェンHD|こ]][[アニエス・ベルジュ|の]][[早乙女アルト|辺]][[早瀬浩一|り]][[真壁一騎|の]][[バーン・バニングス|人]]。これら以外の外れを二人以上含めると確実に失敗する。なお、これにより、'''各参戦作品の主人公キャラから説得可能'''(それどころか、一部ライバルキャラやヒロイン格まで説得できる)という[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]以来の豪華な仕様となっている(版権キャラとしては[[L]]で[[張五飛]]が[[中島宗美|宗美]]への説得が前例として挙げられるが、スパロボ史上では前代未聞の出来事である)。 | + | :その強烈なキャラクター故、物語の中でも強烈な存在感を誇り、物語をときには熱く、ときには悲しく盛り上げる。基本的に原作通りの結末を辿るが、特定のフラグを成立させるとリーンの翼の導きで生還、第3部のヒトマキナとの戦いに味方援軍として登場し、仲間に加わる。最終決戦時でのフラグはやや特殊で、任意の3人で説得し、キャラごとに設定されたポイントの和が7以上になると説得成功となる。[[エイサップ・鈴木|あ]][[サヤ・クルーガー|る]][[ショウ・ザマ|数]][[刹那・F・セイエイ|人]]は3で、2は[[猛虎装孫権ガンダム|大]][[紅蓮装曹操ガンダム|体]][[フェイ・イェンHD|こ]][[アニエス・ベルジュ|の]][[早乙女アルト|辺]][[早瀬浩一|り]][[真壁一騎|の]][[バーン・バニングス|人]]。これら以外の外れ(1)を二人以上含めると確実に失敗する。なお、これにより、'''各参戦作品の主人公キャラから説得可能'''(それどころか、一部ライバルキャラやヒロイン格まで説得できる)という[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]以来の豪華な仕様となっている(版権キャラとしては[[L]]で[[張五飛]]が[[中島宗美|宗美]]への説得が前例として挙げられるが、スパロボ史上では前代未聞の出来事である)。 |
| :日本の有り様を見て絶望する理由の1つは「自分と同じ目線に立てる人間がいなくなってしまった」ことではないかと解釈されているようで、自分と同じく大日本帝国軍に所属していた[[加藤久嵩]]とのやり取りにおいては穏やかな一面を見せていた。原作のラストで過去の怨念や妄執から解放されていることもあり、仲間になる際にはそういった「憑き物」が落ち、UXの面々に対して毅然としつつも穏やかな態度を見せている。 | | :日本の有り様を見て絶望する理由の1つは「自分と同じ目線に立てる人間がいなくなってしまった」ことではないかと解釈されているようで、自分と同じく大日本帝国軍に所属していた[[加藤久嵩]]とのやり取りにおいては穏やかな一面を見せていた。原作のラストで過去の怨念や妄執から解放されていることもあり、仲間になる際にはそういった「憑き物」が落ち、UXの面々に対して毅然としつつも穏やかな態度を見せている。 |
| :本作においては彼もまた「時空を超える意思」の持ち主らしく、生存時に呂布のフラグが成立していると同時出現、それを示すフレーズを口にする。なお、リーンの翼によってオーラロードに消えた際は「前世の地球(ラインバレル版)」を見ている。 | | :本作においては彼もまた「時空を超える意思」の持ち主らしく、生存時に呂布のフラグが成立していると同時出現、それを示すフレーズを口にする。なお、リーンの翼によってオーラロードに消えた際は「前世の地球(ラインバレル版)」を見ている。 |
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| :かつて共に戦った同志だが、現在は反乱軍の頭目。 | | :かつて共に戦った同志だが、現在は反乱軍の頭目。 |
| ;[[エイサップ・鈴木]] | | ;[[エイサップ・鈴木]] |
− | :彼をリュクスの婿にさせようとした。 | + | :偶然から出会った若き聖戦士。彼をリュクスの婿にさせようとした。劇中では意見がとにかくぶつかり合うが、サコミズとエイサップでは生きた時代も価値観も視点もまるで違うため、目指すところとその前提、という根本の部分から食い違っている。 |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :[[UX]]では共にフラグを満たしている場合、第45話にて共に参戦し、UXの活路を開くべく[[ヒトマキナ]]を相手に奮戦する。 | | :[[UX]]では共にフラグを満たしている場合、第45話にて共に参戦し、UXの活路を開くべく[[ヒトマキナ]]を相手に奮戦する。 |
| :余談だが、サコミズを演じる小山氏は、三国志漫画の一つ『蒼天航路』のアニメ版にて、呂布を演じている。 | | :余談だが、サコミズを演じる小山氏は、三国志漫画の一つ『蒼天航路』のアニメ版にて、呂布を演じている。 |
| + | ;[[孔明リ・ガズィ]] |
| + | :UXではアブタ・ブラスを焼き討ちしようとした際、彼が立案した[[アル・アジフ]]の魔術による陽動作戦に引っかかって作戦が失敗している。 |
| ;[[刹那・F・セイエイ]] | | ;[[刹那・F・セイエイ]] |
| :[[UX]]において、[[ダブルオークアンタ]]の初陣の相手となる。刹那から[[説得]]された際はエイサップやショウと並ぶ大きな効果があるため、サコミズ自身も一目置いている模様。 | | :[[UX]]において、[[ダブルオークアンタ]]の初陣の相手となる。刹那から[[説得]]された際はエイサップやショウと並ぶ大きな効果があるため、サコミズ自身も一目置いている模様。 |
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| :[[UX]]の序盤、城に単身乗り込んできた彼と[[白兵戦]]を展開する。血気盛んな彼を「ガロウ・ラン気質の地上人」と見る。 | | :[[UX]]の序盤、城に単身乗り込んできた彼と[[白兵戦]]を展開する。血気盛んな彼を「ガロウ・ラン気質の地上人」と見る。 |
| ;[[加藤久嵩]] | | ;[[加藤久嵩]] |
− | :[[UX]]では地上に出た後、彼ら[[加藤機関]]と一時的に同盟を結ぶ。サコミズ自身は第二次世界大戦当時、大日本帝国軍の少将だった加藤と対面しており、顔見知りの間柄。現在でも彼を「加藤少将」と呼び、敬意を表している。加藤もまさかサコミズが生きていたとは思いもしなかったようで懇意に接していた。EDでは、エイサップやリュクス、ショウ達と共に、サコミズの墓参りに訪れている。 | + | :[[UX]]では地上に出た後、彼ら[[加藤機関]]と一時的に同盟を結ぶ。サコミズ自身は第二次世界大戦当時、大日本帝国軍の少将だった加藤と対面しており、顔見知りの間柄。現在でも彼を「加藤少将」と呼び、敬意を表している。加藤もまさかサコミズが生きていたとは思いもしなかったようで懇意に接していた。EDでは、エイサップやリュクス、ショウ達と共に、サコミズの墓参りに訪れている。なお、明言されないが時間軸の関係上石神(当時海軍中尉)とも会っていた可能性はある。 |
| ;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]] | | ;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]] |
| :[[UX]]ではサコミズが仲間になった後、同じアメリカ人であるマーベルと共にかつて太平洋戦争にてアメリカを敵国として戦い、現代でもアメリカへの敵愾心を露わにしていたサコミズの想いを心配されるが、そんな彼とマーベルに対し、自身が憎悪と妄執を既に捨て去ったことを穏やかに伝える。 | | :[[UX]]ではサコミズが仲間になった後、同じアメリカ人であるマーベルと共にかつて太平洋戦争にてアメリカを敵国として戦い、現代でもアメリカへの敵愾心を露わにしていたサコミズの想いを心配されるが、そんな彼とマーベルに対し、自身が憎悪と妄執を既に捨て去ったことを穏やかに伝える。 |
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| ;「この苦しみ……この悲しさ、無念さ! 東京にいる俗物どもにもわからせるッ!」<br/>「我が意思に力を貸せ! リーンの翼よォォォーッ!!!」 | | ;「この苦しみ……この悲しさ、無念さ! 東京にいる俗物どもにもわからせるッ!」<br/>「我が意思に力を貸せ! リーンの翼よォォォーッ!!!」 |
| :「さすらいの歌」が響く中、ホウジョウの王は叫ぶ。戦争の悲惨さ、奪われた命の叫びを知らぬ俗物にそれを知らしめると、そのための道を開けと。強すぎるその意志はリーンの翼をすら御し、彼らを元いた時へと送り返した。 | | :「さすらいの歌」が響く中、ホウジョウの王は叫ぶ。戦争の悲惨さ、奪われた命の叫びを知らぬ俗物にそれを知らしめると、そのための道を開けと。強すぎるその意志はリーンの翼をすら御し、彼らを元いた時へと送り返した。 |
− | ;サコミズ「コドールの褥(しとね)は暖かいよなぁ…!」<br>コットウ「へ、へへへへぇ…」<br>サコミズ「死ねやぁ!」 | + | ;サコミズ「コドールの褥(しとね)は暖かいよなぁ…!?」<br>コットウ「へ、へへへへ、へへへぇ…」<br>サコミズ「死ねやぁぁぁぁ!」 |
| :「桜花嵐」にて、自らを謀ったコドールとコットウに詰め寄って。あまりの剣幕にコットウは失禁してしまう。小山氏演じるサコミズの怒り滲む凄味の効きまくった演技と、対するコットウのサコミズの剣幕に飲まれてビビリまくる醜態を演じる三木氏の演技は必聴。小説完全版ではスパロボではそのまま使用することはできなさそうな更に「踏み込んだ」遣り取りになっている。UXではなんとDVE。 | | :「桜花嵐」にて、自らを謀ったコドールとコットウに詰め寄って。あまりの剣幕にコットウは失禁してしまう。小山氏演じるサコミズの怒り滲む凄味の効きまくった演技と、対するコットウのサコミズの剣幕に飲まれてビビリまくる醜態を演じる三木氏の演技は必聴。小説完全版ではスパロボではそのまま使用することはできなさそうな更に「踏み込んだ」遣り取りになっている。UXではなんとDVE。 |
− | ;サコミズ「…うぅ!?これは?私の桜花に残した、文金高島田の特攻人形!」<br>エイサップ「この人形は、あなたたちを特攻に出すしかなかった、少女たちの哀しみと、感謝の印だったのでしょう!?」<br> 特攻人形『生き神様でした・・・』<br>サコミズ「そう言って・・・哀れんでくれた!!」 | + | ;サコミズ「…うぅ!? これは……私の桜花に残した、文金高島田の特攻人形……!?」<br>エイサップ「この人形は、あなたたちを特攻に出すしかなかった、少女たちの哀しみと、感謝の印だったのでしょう!?」<br> 特攻人形『生き神様でした…』<br>サコミズ「そ、そう言って……そう言って哀れんでくれたぁぁぁぁ!!」 |
| :ジャコバの力を借りたエレボスの祈りによって「命の手紙」はサコミズ王に届けられた。東京大空襲・沖縄戦・原爆投下の記憶を目の当たりにし、欧米化した日本を見せられて、自分を見失って自暴となったところに、エイサップ達が「命の手紙」として特攻人形を届けてくれた。自分を想ってくれた無垢なる願いがあったことを思い出し「守りたかった」という初心に帰ったサコミズ王は、若々しいそれでなく、歳相応の老人の顔となっていた。そう、憑き物が落ちたかのように…。 | | :ジャコバの力を借りたエレボスの祈りによって「命の手紙」はサコミズ王に届けられた。東京大空襲・沖縄戦・原爆投下の記憶を目の当たりにし、欧米化した日本を見せられて、自分を見失って自暴となったところに、エイサップ達が「命の手紙」として特攻人形を届けてくれた。自分を想ってくれた無垢なる願いがあったことを思い出し「守りたかった」という初心に帰ったサコミズ王は、若々しいそれでなく、歳相応の老人の顔となっていた。そう、憑き物が落ちたかのように…。 |
| ;「エイサップ君、ナナジンにリーンの翼はないぞ」 | | ;「エイサップ君、ナナジンにリーンの翼はないぞ」 |
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| ;「リーンの翼が聖戦士のモノなら……我が想いを守れェェェェッ!!!」 | | ;「リーンの翼が聖戦士のモノなら……我が想いを守れェェェェッ!!!」 |
| :最期。アッカナナジンから水爆を奪い、ハイパー化したオウカオーでその爆発を吸収しながら叫ぶ。その姿は、妄執に取り付かれた王ではなく、紛れもない聖戦士のものだった……。UXではDVEで収録。 | | :最期。アッカナナジンから水爆を奪い、ハイパー化したオウカオーでその爆発を吸収しながら叫ぶ。その姿は、妄執に取り付かれた王ではなく、紛れもない聖戦士のものだった……。UXではDVEで収録。 |
| + | ;敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂ふ 山桜花 |
| + | :特攻時に残した辞世の句。 |
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| === 漫画版 === | | === 漫画版 === |
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| ;「米国人は滅びよ! 我が無念晴らしてくれる!」 | | ;「米国人は滅びよ! 我が無念晴らしてくれる!」 |
| :[[グラハム・エーカー|グラハム]]等のアメリカ人に対する特殊セリフ。上のセリフからも分かるように、アメリカへの深い憎しみを抱いていることがよく伝わる。 | | :[[グラハム・エーカー|グラハム]]等のアメリカ人に対する特殊セリフ。上のセリフからも分かるように、アメリカへの深い憎しみを抱いていることがよく伝わる。 |
− | :とはいえアニメ版でのサコミズはエイサップを気に入り、マキャベル指令たちもホウジョウ軍に編入しようとしているなど、各個人としてのアメリカ人への差別意識はそこまで強くはない。<br>また、UXではサコミズに仕えているショットもアメリカ人だが差別している様子はないため、アメリカ人キャラクター全体にこのような戦闘セリフが使われるのはすこし過激な改変と言える。 | + | :とはいえアニメ版でのサコミズはエイサップを気に入り、マキャベル指令たちもホウジョウ軍に編入しようとしているなど、各個人としてのアメリカ人への差別意識はそこまで強くはない。<br>また、UXではサコミズに仕えているショットもアメリカ人だが差別している様子はないため、アメリカ人キャラクター全体にこのような戦闘セリフが使われるのは少々過激な改変と言える。 |
| ;「威勢が良いな。自らの渇きのままに戦いを求める者……ガロウ・ラン気質の地上人と見た!」 | | ;「威勢が良いな。自らの渇きのままに戦いを求める者……ガロウ・ラン気質の地上人と見た!」 |
| :[[UX]]で、自らの首を取りに来たと吼える[[海動剣|海動]]の言葉を受けて。ちなみにガロウ・ランとは[[バイストン・ウェル]]に存在する蛮族――というより種族――のことで、[[ガロード・ラン|ガンダムのパイロットではない]]。 | | :[[UX]]で、自らの首を取りに来たと吼える[[海動剣|海動]]の言葉を受けて。ちなみにガロウ・ランとは[[バイストン・ウェル]]に存在する蛮族――というより種族――のことで、[[ガロード・ラン|ガンダムのパイロットではない]]。 |
− | ;「フン、小賢しい!いかに言葉を弄しようと…!」<br/>「今を生きるすべてのものが堕落しているわけではないことは認めよう!」 | + | ;「………」<br/>「敷島の、大和心を人問わば、朝日に匂ふ、山桜花……」<br/>「いずれ、先に散った桜たちと、春のこずえで……」 |
| + | :38話「防人たち」のIMにて、久嵩との別れ際に。 |
| + | ;「フン、小賢しい! いかに言葉を弄しようと…!」<br/>「今を生きるすべてのものが堕落しているわけではないことは認めよう!」 |
| : UXでの説得に対するリアクション。前者は失敗、後者は成功時のもの。それぞれもう少しセリフが続くが、割愛する。 | | : UXでの説得に対するリアクション。前者は失敗、後者は成功時のもの。それぞれもう少しセリフが続くが、割愛する。 |
| : ちなみに失敗すると'''魂がかかる'''。ペナルティ搭載の説得と言うのも珍しい。 | | : ちなみに失敗すると'''魂がかかる'''。ペナルティ搭載の説得と言うのも珍しい。 |
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| :呂布が生存していると代わりにこの台詞が出る。サコミズもまた、アーニー達同様「時空を超える意思」を持つ者の一人であり、生還出来たのはその意志にリーンの翼が応えたためらしい。 | | :呂布が生存していると代わりにこの台詞が出る。サコミズもまた、アーニー達同様「時空を超える意思」を持つ者の一人であり、生還出来たのはその意志にリーンの翼が応えたためらしい。 |
| ;「過去に囚われた亡霊は、未来を生きる若者たちにすべてを託すと決めた…」<br/>「だが、今一度! 若者たちの未来を守るため、この亡霊の力を振るってくれよう!」 | | ;「過去に囚われた亡霊は、未来を生きる若者たちにすべてを託すと決めた…」<br/>「だが、今一度! 若者たちの未来を守るため、この亡霊の力を振るってくれよう!」 |
− | :同じくUX第45話より。過去の妄執に囚われたホウジョウの王は、もうそこにはいない。 | + | :同じくUX第45話より、初戦闘時。過去の妄執に囚われたホウジョウの王は、もうそこにはいない。 |
| ;「心配するな。今の私にとってはもはや日本も米国も関係ない」<br/>「我々は共にこの星に生きる民…いや、この宇宙に生まれた同じ命ではないか」<br/>「それを教えてくれたのは、君たちアルティメット・クロスだ」 | | ;「心配するな。今の私にとってはもはや日本も米国も関係ない」<br/>「我々は共にこの星に生きる民…いや、この宇宙に生まれた同じ命ではないか」<br/>「それを教えてくれたのは、君たちアルティメット・クロスだ」 |
− | :[[UX]]で自軍入りしたとき[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]から自分たちの事を憎んでるのではと懸念されて彼はこう諭した。 | + | :[[UX]]で自軍入りしたとき[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]から自分たちの事を憎んでいるのでは、と懸念されてこう諭した。 |
− | :彼も過去の妄執を乗り越え、日本や米国の人たちだけでなく地球に生きる命を共に守り抜こうという姿勢があった。これも[[道明寺誠|彼]]のいう「憑き物が落ちた」と呼ぶべきだろうか。 | + | :彼もまた過去の妄執を乗り越え、日本や米国という括りではなく、地球に生きる命を守り抜こうという意志を以ってUXの旗のもとに参じた。これも[[道明寺誠|彼]]のいうところの「憑き物が落ちた」と呼ぶべきだろうか。 |
| ;「こ、これが…! これが人間のすることかァァッ!!」 | | ;「こ、これが…! これが人間のすることかァァッ!!」 |
| :UX第47話より。第2次蒼穹作戦の後、ハザードが'''人間特攻兵器にした[[キバの輩|彼]][[ガラン軍兵士|ら]]を自軍に向けて特攻させている'''残虐極まりない凶行にホウジョウの王は激しい怒号をあげた。 | | :UX第47話より。第2次蒼穹作戦の後、ハザードが'''人間特攻兵器にした[[キバの輩|彼]][[ガラン軍兵士|ら]]を自軍に向けて特攻させている'''残虐極まりない凶行にホウジョウの王は激しい怒号をあげた。 |
| :かつて特攻隊に所属したこと、太平洋戦争を初めとする凄惨な光景を身をもって知った彼にとっては、己の醜悪な欲望のために脱獄した囚人を無理やり特攻兵器に仕立て上げて平然と特攻させるハザードに怒りを抑えられるはずがなかった。 | | :かつて特攻隊に所属したこと、太平洋戦争を初めとする凄惨な光景を身をもって知った彼にとっては、己の醜悪な欲望のために脱獄した囚人を無理やり特攻兵器に仕立て上げて平然と特攻させるハザードに怒りを抑えられるはずがなかった。 |
| :ちなみにサコミズを仲間に出来なかった場合[[関羽ガンダム|関羽]]がこの台詞を言い放つ。 | | :ちなみにサコミズを仲間に出来なかった場合[[関羽ガンダム|関羽]]がこの台詞を言い放つ。 |
| + | ;エイサップ「俺とサコミズ王が力を合わせれば、やれるはずです!」<br/>サコミズ「君がそう言うのならばそうなのであろう!」 |
| + | :ツインオーラアタック使用時、エイサップから始動した場合の掛け合い。心底エイサップを信頼しているらしい。 |
| + | ;「いざ、往かん! 我らは今、新たな神話となる!」 |
| + | :最終話の特殊IMの〆。数え切れないほどの輪廻の末、一つに集った「可能性」達……決戦に向けて闘志を燃やす彼らを鼓舞するがごとく、ホウジョウの王は号令する。 |
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| == スパロボシリーズの迷台詞 == | | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
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| :『UX』にて、兵士が連れてきた[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]を見て漏らした言葉。彼女らは地上とも日本とも全く関係ない[[三璃紗]]の人間なのだが、まがりなりにも地上から転移してきた者がこんな姿だったら驚くのも致し方ない。 | | :『UX』にて、兵士が連れてきた[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]を見て漏らした言葉。彼女らは地上とも日本とも全く関係ない[[三璃紗]]の人間なのだが、まがりなりにも地上から転移してきた者がこんな姿だったら驚くのも致し方ない。 |
| ;サコミズ「鈴木君、決めて見せよっ!」<br/>エイサップ「本当はご自身で決めたいんでしょうが!」<br/>サコミズ「そうでもあるがぁぁぁっ!!」 | | ;サコミズ「鈴木君、決めて見せよっ!」<br/>エイサップ「本当はご自身で決めたいんでしょうが!」<br/>サコミズ「そうでもあるがぁぁぁっ!!」 |
− | :ツインオーラアタックの〆。こんなところで名台詞を使わなくても…。 | + | :ツインオーラアタックの〆。こんなところで名台詞を使わなくても。 |
| ;「見事だよプレイヤー。途中セーブをし、正規の手順でゲームも終わらせた。聖戦士の資格があると見た!」<br/>「ホウジョウの城の婿殿にならんか!」 | | ;「見事だよプレイヤー。途中セーブをし、正規の手順でゲームも終わらせた。聖戦士の資格があると見た!」<br/>「ホウジョウの城の婿殿にならんか!」 |
| :中断メッセージにて。'''そんな理由で聖戦士になれるのはどうかと思う'''。そしてエイサップからは「'''プレイヤーが女だったらどうするんですか'''」と突っ込まれる。 | | :中断メッセージにて。'''そんな理由で聖戦士になれるのはどうかと思う'''。そしてエイサップからは「'''プレイヤーが女だったらどうするんですか'''」と突っ込まれる。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *実は最初に召喚された切欠となった桜花の撃墜の時点で'''肉体的には死亡している。'''OVA版でも描写された過去の沖縄上空における、迫水の手の上で消えた意味深な赤い命の羽根は、その時散っていた迫水自身の命の羽である。 | + | *実は、最初に召喚された切欠となった桜花の撃墜の時点で'''肉体的には死亡している。'''OVA版でも描写された過去の沖縄上空における、迫水の手の上で消えた意味深な赤い命の羽根は、その時散っていた迫水自身の命の羽である。 |
| *サコミズのキャラクター性は、昔も今も伝統的となっている「異世界漂流もの」の成れの果てだったりする。何かしらの手段で主人公は元の生活に戻るものだが、サコミズは周囲から望まれて王になり、不老の王政が次第に民から疎まれていく、という非常にリアリティのある設定。 | | *サコミズのキャラクター性は、昔も今も伝統的となっている「異世界漂流もの」の成れの果てだったりする。何かしらの手段で主人公は元の生活に戻るものだが、サコミズは周囲から望まれて王になり、不老の王政が次第に民から疎まれていく、という非常にリアリティのある設定。 |
| **例え'''同胞に裏切られたとしても'''、若き聖戦士のまま死した初期小説版設定のままだった方が本人にとっては幸せだったのかも知れない。 | | **例え'''同胞に裏切られたとしても'''、若き聖戦士のまま死した初期小説版設定のままだった方が本人にとっては幸せだったのかも知れない。 |
− | **ある意味、[[マサキ・アンドー]]のあり得るかもしれない末路と言えなくもない。 | + | **ある意味、似たような境遇の[[マサキ・アンドー]]のあり得るかもしれない末路と言えなくもない。 |
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