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972 バイト追加 、 2021年11月3日 (水) 21:49
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**SDガンダムのアニメに登場する「νガンダムの'''おじさん'''」は、フィン・ファンネルをマントのように纏って現れ、高笑いと共にフィン・ファンネルを翻すことで通常のフィン・ファンネルと同じ位置に配置される。この事からνガンダムのシルエットは、さしずめ「マントを翻した」状態と言える。
 
**SDガンダムのアニメに登場する「νガンダムの'''おじさん'''」は、フィン・ファンネルをマントのように纏って現れ、高笑いと共にフィン・ファンネルを翻すことで通常のフィン・ファンネルと同じ位置に配置される。この事からνガンダムのシルエットは、さしずめ「マントを翻した」状態と言える。
 
**フィン・ファンネルの存在は映画公開前には伏せられており、あくまで新ガンダム登場やアムロとシャアの決着を前面に押し出していた。公開当時のνガンダムのプラモデルにフィン・ファンネルが付属していないバージョンがあるのはそのため。
 
**フィン・ファンネルの存在は映画公開前には伏せられており、あくまで新ガンダム登場やアムロとシャアの決着を前面に押し出していた。公開当時のνガンダムのプラモデルにフィン・ファンネルが付属していないバージョンがあるのはそのため。
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*『逆襲のシャア』と同時上映された短編『ジオン・ホテルの脅威!? ガンダム・ペンション爆破指令!!』では、本編に先駆けて登場しており、シャア専用ザクを一瞬で放り投げてジオン・ホテル(見た目はズムシティ公王庁舎)を崩壊させる活躍を見せた。この後、シャアがクワトロに扮してサザビーを建造しながら'''「こうなったら、映画で仕返ししてやる」'''と発言する所で終わり、映画本編に続くという形になっている。
 
*出渕氏や鈴木氏らは「原点回帰の目的でνガンダムをデザインしたのではなく、誰が見てもガンダムとわかるデザインにしたかった。」との証言を残している。庵野秀明氏も同様の思いでデザイン案を提出したようだが、よりによって[[ガンダム|RX-78-2 ガンダム]]そのもののデザインだったため、富野監督から罵倒されるという一幕もあったという。
 
*出渕氏や鈴木氏らは「原点回帰の目的でνガンダムをデザインしたのではなく、誰が見てもガンダムとわかるデザインにしたかった。」との証言を残している。庵野秀明氏も同様の思いでデザイン案を提出したようだが、よりによって[[ガンダム|RX-78-2 ガンダム]]そのもののデザインだったため、富野監督から罵倒されるという一幕もあったという。
 
*νガンダムは「MSは歩兵型の機動兵器」として運用性と機動力を重視した設計思想であり、[[ライバル]]機であるサザビーの設計思想とは全く正反対。サザビーは大型スラスターと、強力な[[ビーム兵器]]で身を固めた[[モビルスーツ]]であるのに対して、νガンダムは必要最小限の小型スラスターと実弾兵器で身を固めている。この設計思想の差が両者の長時間の戦闘で明らかとなり、サザビーがパワーダウンして、νガンダムはその隙をついてサザビーの左腕を切り落としている。これが勝敗を別った一因であろう。
 
*νガンダムは「MSは歩兵型の機動兵器」として運用性と機動力を重視した設計思想であり、[[ライバル]]機であるサザビーの設計思想とは全く正反対。サザビーは大型スラスターと、強力な[[ビーム兵器]]で身を固めた[[モビルスーツ]]であるのに対して、νガンダムは必要最小限の小型スラスターと実弾兵器で身を固めている。この設計思想の差が両者の長時間の戦闘で明らかとなり、サザビーがパワーダウンして、νガンダムはその隙をついてサザビーの左腕を切り落としている。これが勝敗を別った一因であろう。
 
*シャアとの決戦でフィン・ファンネルでも[[ビームサーベル]]でも[[ビームライフル]]でもなく、パンチでシャアの乗るサザビーのカメラアイを破壊したのは有名だが、これは富野監督なりの「ファンネル同士の戦いの終止符」だそうで、監督はファンネル系の武装は演出が単調になり、つまらない映像になってしまいがちだと感じていたらしい。
 
*シャアとの決戦でフィン・ファンネルでも[[ビームサーベル]]でも[[ビームライフル]]でもなく、パンチでシャアの乗るサザビーのカメラアイを破壊したのは有名だが、これは富野監督なりの「ファンネル同士の戦いの終止符」だそうで、監督はファンネル系の武装は演出が単調になり、つまらない映像になってしまいがちだと感じていたらしい。
*寺田プロデューサー曰く「あまりにスパロボに出過ぎたため戦闘アニメでの原作再現があらかた済んでしまっており、近年の作品では戦闘アニメ制作にスタッフが非常に苦労している」との事。同じく最古参のマジンガー・ゲッターと異なり、そもそもの出番自体が劇場版アニメ1作品のみと少ない事も一因と思われる。
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*寺田プロデューサー曰く「'''あまりにスパロボに出過ぎたため'''戦闘アニメでの原作再現があらかた済んでしまっており、近年の作品では戦闘アニメ制作にスタッフが非常に苦労している」との事。同じく最古参のマジンガー・ゲッターと異なり、そもそもの出番自体が劇場版アニメ1作品のみと少ない事も一因と思われる。
 
**それでも、徒手空拳での攻撃やバルーンダミー射出、宙を舞うサイコフレーム、果ては本来νガンダムの技ではない(と言うか技ですらない)ラスト・シューティング…と毎回多彩なアイデアを盛り込むスタッフには頭が下がる思いである。
 
**それでも、徒手空拳での攻撃やバルーンダミー射出、宙を舞うサイコフレーム、果ては本来νガンダムの技ではない(と言うか技ですらない)ラスト・シューティング…と毎回多彩なアイデアを盛り込むスタッフには頭が下がる思いである。
 
*後年書かれた「機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD」ではフィン・ファンネルはコンバーターブロックを介した抑制のある感情でコントロールする構造が本来の形で、劇中の機体の背部片方にファンネル自体を連結させる形は感情をダイレクトに伝える、機体の重心がブレるという危険性を持つ代案になっている。
 
*後年書かれた「機動戦士ガンダム ANAHEIM RECORD」ではフィン・ファンネルはコンバーターブロックを介した抑制のある感情でコントロールする構造が本来の形で、劇中の機体の背部片方にファンネル自体を連結させる形は感情をダイレクトに伝える、機体の重心がブレるという危険性を持つ代案になっている。
 
**こちらのコンバーターブロックは接続部のセンサー機構の開発に手間取っているため機体の完成を急いだアムロに代案で完成させるよう言われている。
 
**こちらのコンバーターブロックは接続部のセンサー機構の開発に手間取っているため機体の完成を急いだアムロに代案で完成させるよう言われている。
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*福岡県福岡市に2022年春に建設予定の等身大像では、(メタ的に言えば台風が多い九州で倒壊しないように支柱替わりとして設計された)新兵器「ロング・レンジ・フィン・ファンネル」を装備したトリコロールカラーで塗装される予定。なお、デザインは富野由悠季監督が監修している。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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