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『[[戦闘メカ ザブングル]]』の[[ヒロイン]]格。大物運び屋であるキャリング・カーゴの娘。[[イノセント]]とその文化に憧れており、文化の擁護者たるべく自前の劇団を持っているがかなりセンスがズレている。
『[[戦闘メカ ザブングル]]』の[[ヒロイン]]格。大物運び屋であるキャリング・カーゴの娘。[[イノセント]]とその文化に憧れており、文化の擁護者たるべく自前の劇団を持っているがかなりセンスがズレている。
先天的な女王体質で人使いが荒く、がさつ、悪口、強欲、浮気性、癇癪持ちとおよそヒロインとは思えぬ強烈な個性の持ち主。その直接的な被害のほとんどはジロンと[[コトセット・メムマ|コトセット]]が請け負う。またインテリ好きの面食いでビエルやアーサーにすっかり熱を上げる反面、ジロンを[[ラグ・ウラロ|ラグ]]と奪い合うシーンも。
先天的な女王体質で人使いが荒く、がさつ、悪口、強欲、浮気性、癇癪持ちとおよそヒロインとは思えぬ強烈な個性の持ち主。その直接的な被害のほとんどはジロンと[[コトセット・メムマ|コトセット]]が請け負う。またインテリ好きの面食いでビエルやアーサーにすっかり熱を上げる反面、ジロンを[[ラグ・ウラロ|ラグ]]と奪い合うシーンも。生身の戦闘能力も高く、投げナイフを得意としている。
父の死後、[[キッド・ホーラ]]らブレーカーたちの離反が相次ぐ中、なし崩しに[[ジロン・アモス|ジロン]]とサンドラットの面々を部下に加えてカーゴ一家を見事に建て直した。途中でイノセントに洗脳されて一時敵対しながらもジロンとは次第に惹かれあっていき、最後の戦いで視力を失うが、ジロンと結ばれる。 なお、劇場版『ザブングル・グラフティ』では、復活した[[アーサー・ランク]]によって視力を回復することが示唆される。
父の死後、[[キッド・ホーラ]]らブレーカーたちの離反が相次ぐ中、なし崩しに[[ジロン・アモス|ジロン]]とサンドラットの面々を部下に加えてカーゴ一家を見事に建て直した。ジロンとは次第に惹かれあっていき、恋敵となったラグと火花を散らすが、途中でイノセントに拉致されビエル失脚後はその計画を受け継いだ[[ドクター・マネ]]により洗脳され、対シビリアン軍隊の中でシビリアンのリーダーとして敵対するようになってしまう。以降エルチを取り戻す事が物語後半のジロン達の目的の一つになっていく。
ジロンらの活躍によりイノセントから奪還され、[[アーサー・ランク]]の身を犠牲にした行動により洗脳を解かれ、正気を取り戻す。最終決戦では[[ドクター・マネ]]と決着を付け全ての元凶の[[カシム・キング]]を倒す戦闘に再び参加するが、最終話でカシムによるICBMの暴発の閃光及びザブングルのキャノピーの破片が目に直撃したことにより失明、決戦終結後に[[ファットマン・ビッグ|ファットマン]]が死んだ(と思われていたショック)と失明や今までの言動の贖罪として荒野に独りザブングルを駆り飛び出すが、迎えに来たジロンの呼びかけに応え、仲間と共に生きていくことを決意する。 劇場版『ザブングル・グラフティ』では、復活した[[アーサー・ランク]]によって視力を回復することが示唆される。
ザブングルの作風でそこまで深刻には感じないものの、'''敵側に洗脳され主人公たちと長い間敵対し最後には失明してしまう'''という富野作品のヒロイン内でも死ぬ以外の流れでは中々ハードな境遇であり劇場版での改変も富野氏が「誰も死なない作品にしたのにTV版でのアーサーの死とエルチの失明が作品全体のムードに対して、後味の悪い物として、心に引っかかっていたため」と思ったためである。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==