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| *[[軍階級|階級]]:中佐(1st)→大佐(2nd) | | *[[軍階級|階級]]:中佐(1st)→大佐(2nd) |
| *役職:人革連特務部隊「頂武」隊長(1st) | | *役職:人革連特務部隊「頂武」隊長(1st) |
− | *異名:ロシアの荒熊 | + | *異名:'''ロシアの荒熊''' |
| *キャラクターデザイン:高河ゆん(原案) | | *キャラクターデザイン:高河ゆん(原案) |
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− | 人類革新連盟連盟に所属する指揮官兼MSパイロット。過去の戦乱で左目付近に大きな傷跡が残っている。
| + | 人類革新連盟連盟に所属する[[指揮官]]兼MSパイロット。過去の戦乱で左目付近に大きな傷跡が残っている。 |
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| 「ロシアの荒熊」の[[異名]]を持つ、現実主義で冷静な判断力と優れた戦術眼を持つ歴戦の兵士。本人曰く「自分の目で見たものしか信じない」主義で自らMSで出撃することもあり、指揮官としてだけでなくパイロットとしても部下から厚い信頼を得ている。その実力を買われ、人革連の対ガンダム特殊部隊「頂武」の隊長に就任。超兵[[ソーマ・ピーリス]]を含むエリート部隊を率い、巧妙な作戦でガンダムを一時的に鹵獲するなど、強敵として[[ソレスタルビーイング]]を何度も苦しめた。 | | 「ロシアの荒熊」の[[異名]]を持つ、現実主義で冷静な判断力と優れた戦術眼を持つ歴戦の兵士。本人曰く「自分の目で見たものしか信じない」主義で自らMSで出撃することもあり、指揮官としてだけでなくパイロットとしても部下から厚い信頼を得ている。その実力を買われ、人革連の対ガンダム特殊部隊「頂武」の隊長に就任。超兵[[ソーマ・ピーリス]]を含むエリート部隊を率い、巧妙な作戦でガンダムを一時的に鹵獲するなど、強敵として[[ソレスタルビーイング]]を何度も苦しめた。 |
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− | ソレスタルビーイングとの最終決戦では、指揮官兼パイロットとして作戦に参加。[[GN-X]]に搭乗し、ソーマとともに[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]の[[ガンダムキュリオス]]を追い詰めるが、最終的に相打ちとなり、ピーリスとともに辛くも生還した。 | + | ソレスタルビーイングとの最終決戦では、指揮官兼パイロットとして作戦に参加。[[GN-X]]に搭乗し、ピーリスとともに[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]の[[ガンダムキュリオス]]を追い詰めるが、最終的に相打ちとなり、ピーリスとともに辛くも生還した。<br /> |
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− | 2ndシーズンでは数少ない非アロウズの連邦軍人として登場。本編開始時点でピーリスを養子に迎え入れようとしていたが、彼女のアロウズ転属に伴い保留になってしまう。この際疎遠となっていた息子のアンドレイと再会した。
| + | 2ndシーズンでは数少ない非[[アロウズ]]の連邦軍人として登場。本編開始時点でピーリスを養子に迎え入れようとしていたが、彼女のアロウズ転属に伴い保留になってしまう。この際疎遠となっていた息子の[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と再会した。<br /> |
− | カタロンの基地から逃げ出した沙慈を事実上アロウズから庇ったり、本来の人格を取り戻したピーリスことマリーを見逃すなど人格者ぶりを見せる一方で、かつて妻ホリーを見殺しにしてしまったことで亀裂の入った親子関係に向き合えていないなど父親としては不器用な面も描かれる。
| + | [[カタロン]]の基地から逃げ出した[[沙慈・クロスロード]]を事実上アロウズから庇ったり、本来の人格を取り戻したピーリスことマリーを見逃すなど人格者ぶりを見せる一方で、かつて妻ホリーを見殺しにしてしまったことで亀裂の入った親子関係に向き合えていないなど父親としては不器用な面も描かれる。<br /> |
− | 政治的には中立を貫きながらもアロウズを疑問視する考えは軍内部で少なからず影響を与えており、アロウズから危険視されていた。そのため旧友ハーキュリーのクーデターの際、交渉役に任命されるという形で謀殺されてしまう。
| + | 政治的には中立を貫きながらもアロウズを疑問視する考えは軍内部で少なからず影響を与えており、アロウズから危険視されていた。そのため旧友[[パング・ハーキュリー]]のクーデターの際、交渉役に任命されるという形で謀殺されてしまう。<br /> |
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| + | 結果的にその実行犯となったのは他ならぬアンドレイであり、激昂した彼への言葉が届かないまま無抵抗で撃墜される。死の間際、自機の爆発にアンドレイを巻き込まないように離れることが、唯一の直接果たせた思いやりだった。ただし、後にセルゲイの想いは、ピーリスを介して息子・アンドレイへと伝わることになる。<br /> |
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| + | 物故者であるため、劇場版には登場しないが、セルゲイのかつての上司であるキム中将が、生前の彼について言及する場面がある。 |
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− | 結果的にその実行犯となったのは他ならぬアンドレイであり、激昂した彼への言葉が届かないまま無抵抗で撃墜される。死の間際、自機の爆発にアンドレイを巻き込まないように離れることが、唯一つ直接果たせた思いやりだった。
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| === Zシリーズ === | | === Zシリーズ === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]] |
− | :初登場作品。[[ティエレン高機動B指揮官型]](グラフィックが一般兵用だが…)とGN-Xに乗る。宇宙ルート・CBルートではスポット参戦する。指揮官技能を持つので早めに倒したい。 | + | :初登場作品。[[ティエレン高機動B指揮官型]](グラフィックが一般兵用だが…)とGN-Xに乗る。宇宙ルート・CBルートではスポット参戦する。[[指揮官]]技能を持つので早めに倒したい。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]] |
| :セカンドシーズン仕様で登場。 | | :セカンドシーズン仕様で登場。 |
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| :GN-Xに乗って思わずもらした一言。普段落ち着いた大人であるセルゲイが言ったため、かなりネタにされた。とはいえ、この時点での「ガンダム」がいかに高性能だったかを強調しているとも言える。 | | :GN-Xに乗って思わずもらした一言。普段落ち着いた大人であるセルゲイが言ったため、かなりネタにされた。とはいえ、この時点での「ガンダム」がいかに高性能だったかを強調しているとも言える。 |
| ;「これが勝利の美酒というものだ」 | | ;「これが勝利の美酒というものだ」 |
− | :GN-Xでチームトリニティを撃退した際に、ソーマに向けて放った台詞。 | + | :GN-Xでチームトリニティを撃退した際に、ピーリスに向けて放った台詞。 |
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| === 2nd === | | === 2nd === |
| + | ;「あれは私を恨んでいる」<br />「私は軍人であっても、人の親ではなかったということだ」 |
| + | :2nd第5話での[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]との通信会話より。[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]にとって「良き父親」になれなかったことを自嘲気味に語る。 |
| + | :ただし、ピーリスに息子の息災を尋ねる等、彼なりに父親としての気遣いも見せている。 |
| ;「たった今、ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げた。」 | | ;「たった今、ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げた。」 |
− | :自らの記憶を思い出したマリーを守るべく、銃を天に撃った際の台詞。彼は軍人としての責務を果たすよりも、「娘」である彼女の幸せを願った。 | + | :2nd第7話より。自らの記憶を思い出したマリーを守るべく、銃を天に撃った際の台詞。彼は軍人としての責務を果たすよりも、「娘」である彼女の幸せを願った。 |
− | ;「そういえば礼を言ってなかったな。5年前,軌道エレベーターの一件…感謝する」 | + | ;「そういえば礼を言ってなかったな。5年前,[[軌道エレベーター]]の一件…感謝する」 |
| ;「そうか…その言葉だけで十分だ。生きてくれ、生き続けてくれ。彼と一緒にな…」 | | ;「そうか…その言葉だけで十分だ。生きてくれ、生き続けてくれ。彼と一緒にな…」 |
− | :マリーをアレルヤへ引き渡し、「あなたの娘になりたかった」とソーマの真意を伝えられた際の台詞。娘を嫁に引き渡す父親の心境だったのかもしれない。 | + | :マリーをアレルヤへ引き渡し、「あなたの娘になりたかった」とピーリスの真意を伝えられた際の台詞。娘を嫁に引き渡す父親の心境だったのかもしれない。 |
| + | ;「アンドレイ、すまなかった…。心を閉ざしたお前に、どう接すればいいか、努力を怠っていた…」 |
| + | :2nd第17話より。不器用な父親・セルゲイの息子への詫びの言葉。もっと早く、お互いが歩み寄れていたならば…。 |
| + | ;「は…離れるんだ…」<br />「ホリー、すまない…」 |
| + | :セルゲイの最期。息子・アンドレイをMSの爆発に巻き込ませないよう、命のある限り父親として息子の事を思いやる。 |
| + | :そして、亡き妻・ホリーに対し、息子・アンドレイの良き父親になれなかったことを詫びながら、生涯を終えるのであった…。 |
| <!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --> | | <!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --> |
| <!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 --> | | <!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 --> |
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| :2ndにて搭乗。 | | :2ndにて搭乗。 |
| ;[[ティエレン全領域対応型]] | | ;[[ティエレン全領域対応型]] |
− | :2nd後半にて搭乗。 | + | :2nd後半にて搭乗。最後の乗機。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *監督の水島精二氏の発言によると、1stシーズンの時点ではセルゲイと[[アリー・アル・サーシェス]]が作中最強のパイロットであるらしい。 | | *監督の水島精二氏の発言によると、1stシーズンの時点ではセルゲイと[[アリー・アル・サーシェス]]が作中最強のパイロットであるらしい。 |
− | *視聴者だけではなく、出演声優からも「ガンダム00で一番の人格者」と言われている。しかし、それに異を唱えたのは息子アンドレイ役の白鳥哲だったりする。 | + | *視聴者だけではなく、出演声優からも「ガンダム00で一番の人格者」と言われている。しかし、それに異を唱えたのは息子・[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]役の白鳥哲だったりする。 |
| *セルゲイ役の石塚運昇氏は『機動戦士ガンダムUC』でヨンム・カークス役で出演した際、現場で自分のガンダム初出演はセルゲイだと思い込んでいるらしい(実際には『逆襲のシャア』のメラン副長が初出演だが、指摘されても否定したとか)。 | | *セルゲイ役の石塚運昇氏は『機動戦士ガンダムUC』でヨンム・カークス役で出演した際、現場で自分のガンダム初出演はセルゲイだと思い込んでいるらしい(実際には『逆襲のシャア』のメラン副長が初出演だが、指摘されても否定したとか)。 |
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