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| == PMX-003 ジ・O(The-O) == | | == PMX-003 ジ・O(The-O) == |
− | *[[登場作品]]:[[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]) | + | *[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]] |
| + | **[[機動戦士Ζガンダム]]([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]) |
| *分類:局地戦用試作型重[[モビルスーツ]] | | *分類:局地戦用試作型重[[モビルスーツ]] |
| *型式番号:PMX-003 | | *型式番号:PMX-003 |
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| [[パプテマス・シロッコ]]が自らの専用機として独自に設計・開発した重[[モビルスーツ]]。名前の読みは「'''ジ・オ'''」。 | | [[パプテマス・シロッコ]]が自らの専用機として独自に設計・開発した重[[モビルスーツ]]。名前の読みは「'''ジ・オ'''」。 |
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− | その威圧的フォルムは見る者に鈍重そうなイメージを与えるが、全身に[[アポジモーター]]があり、機動性や運動性の高さは[[グリプス戦役]]時代においてはトップクラスである。 | + | その威圧的フォルムは見る者に鈍重そうなイメージを与えるが、全身に[[アポジモーター]]があり、機動性や運動性の高さは[[グリプス戦役]]時代においてはトップクラスである。更にコクピットに独自開発の[[サイコミュ|サイコミュ・システム]]が搭載されており、高い[[ニュータイプ]]能力を持つシロッコが乗る事によって、他を凌駕するほどの優れた性能を発揮する[[モビルスーツ]]となる。ちなみに、このサイコミュ・システムはよく[[バイオセンサー]]と混同されるが、実際には何の関連性も無い。 |
− | 更にコクピットに独自開発の[[サイコミュ|サイコミュ・システム]]が搭載されており、高い[[ニュータイプ]]能力を持つシロッコが乗る事によって、他を凌駕するほどの優れた性能を発揮する[[モビルスーツ]]となる。ちなみに、このサイコミュ・システムはよく[[バイオセンサー]]と混同されるが、実際には何の関連性も無い。
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− | 重厚な見た目に反して武装はビームライフルとサーベルのみと基本的な物のみしか装備していないが、これはシロッコがこの機体を「シンプルにして素早く、そして堅牢」という汎用MSの基本に回帰した思想で開発された物によるとされ、その思想は[[宇宙世紀]]0090年代のMSにも通じる物がある。 | + | 重厚な見た目に反して武装はビームライフルとサーベルのみと基本的な物のみしか装備していないが、これはシロッコがこの機体を「シンプルにして素早く、そして堅牢」という汎用MSの基本に回帰した思想で開発された物によるとされ、その思想は[[宇宙世紀]]0090年代のMSにも通じる物がある。なお、接近戦専用の隠し武器としてフロントスカート部に隠し腕を装備しており、重装甲による可動範囲の少なさによる死角を軽減している。 |
− | なお、接近戦専用の隠し武器としてフロントスカート部に隠し腕を装備しており、重装甲による可動範囲の少なさによる死角を軽減している。
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| [[グリプス戦役]]終盤において、シロッコが搭乗して[[Ζガンダム]]や[[百式]]、[[キュベレイ]]と激戦を繰り広げた。 | | [[グリプス戦役]]終盤において、シロッコが搭乗して[[Ζガンダム]]や[[百式]]、[[キュベレイ]]と激戦を繰り広げた。 |
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| 最終決戦時には[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と交戦したが、ハイパー化した[[Ζガンダム]]の前に圧倒され、最後は捨て身の攻撃(ウェイブライダー突撃)の前に敗れ、撃破された。 | | 最終決戦時には[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と交戦したが、ハイパー化した[[Ζガンダム]]の前に圧倒され、最後は捨て身の攻撃(ウェイブライダー突撃)の前に敗れ、撃破された。 |
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− | 小説版では全身にメガ粒子砲を多数装備したTV版と正反対の超火力型MSとして登場している。その威力は一撃で[[ガンダムMk-II]]を大破させたほど。 | + | 小説版では全身にメガ粒子砲を多数装備したTV版と正反対の超火力型MSとして登場している。その威力は一撃で[[ガンダムMk-II]]を大破させたほど。最終的には[[コロニーレーザー]]の発射に巻き込まれて消滅している。 |
− | 最終的には[[コロニーレーザー]]の発射に巻き込まれて消滅している。
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| 漫画『機動戦士ガンダム ジオンの再興』に登場した『ジ・OII』や、ゲーム『SDガンダム GGENERATION』に登場した『タイタニア』といった後継機が存在する。詳しくはGジェネWikiを参照されたし。 | | 漫画『機動戦士ガンダム ジオンの再興』に登場した『ジ・OII』や、ゲーム『SDガンダム GGENERATION』に登場した『タイタニア』といった後継機が存在する。詳しくはGジェネWikiを参照されたし。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
− | 基本的に原作通りシロッコ専用機として登場することがほとんどである。
| + | 基本的に原作通りシロッコ専用機として登場することがほとんどである。完全な[[NT]]専用機ではない為か、スパロボでは[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が乗って登場する事もある。 |
− | 完全な[[NT]]専用機ではない為か、スパロボでは[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が乗って登場する事もある。
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| 敵勢力のボス級キャラが搭乗することもあって能力値はMSの中では高めに設定されているが、武装の少なさとビーム兵器メインという性質が災いして性能を発揮できない場合も多い。 | | 敵勢力のボス級キャラが搭乗することもあって能力値はMSの中では高めに設定されているが、武装の少なさとビーム兵器メインという性質が災いして性能を発揮できない場合も多い。 |
| ちなみにその傾向は他のゲーム作品でも顕著に表れており、[[Iフィールド]]装備の機体との相性は最悪と言っても良い程。 | | ちなみにその傾向は他のゲーム作品でも顕著に表れており、[[Iフィールド]]装備の機体との相性は最悪と言っても良い程。 |
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| しかし、Zでは「隠し腕」による待望の必殺技が追加され、ビーム兵器だけの不名誉なボスの汚名を返上した。 | | しかし、Zでは「隠し腕」による待望の必殺技が追加され、ビーム兵器だけの不名誉なボスの汚名を返上した。 |
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| ;ビーム・ソード | | ;ビーム・ソード |
| :サイドスカートに4本装備している近接戦闘用の武装。シロッコによって独自の改良が施されている。 | | :サイドスカートに4本装備している近接戦闘用の武装。シロッコによって独自の改良が施されている。 |
− | ;大型ビーム・ライフル | + | ;大型[[ビーム・ライフル]] |
− | :出力は[[バーザム]]と同程度だが、集束率は高い。また、エネルギーパックは独自に開発した物を使用している。<br />先述の通り、第2次Gと第3次(スーパーファミコン)ではIフィールドの前には無力。絶対に破られる事は無い。<br />αシリーズでは射程が長いタイプと短いタイプを所持している。αでは双方とも弾数が20発もあるので弾切れを起こすのは難しい。α外伝では双方の弾数が8発に減ってしまった。 | + | :出力は[[バーザム]]と同程度だが、集束率は高い。また、エネルギーパックは独自に開発した物を使用している。先述の通り、第2次Gと第3次(スーパーファミコン)ではIフィールドの前には無力。絶対に破られる事は無い。αシリーズでは射程が長いタイプと短いタイプを所持している。αでは双方とも弾数が20発もあるので弾切れを起こすのは難しい。α外伝では双方の弾数が8発に減ってしまった。 |
| ;隠し腕 | | ;隠し腕 |
− | :奇襲攻撃用の近接戦闘用装備。ゲームでは専ら武器として登場するが、正しくは『機能』である。<br />実際には、隠し腕にビーム・ソードを装備して敵に斬りかかる攻撃である。<br />後に[[ナイチンゲール]]もこれを搭載している。<br />Zではこの機能を利用した必殺技が導入された。演出は一見の価値あり。 | + | :奇襲攻撃用の近接戦闘用装備。ゲームでは専ら武器として登場するが、正しくは『機能』である。実際には、隠し腕にビーム・ソードを装備して敵に斬りかかる攻撃である。後に[[ナイチンゲール]]もこれを搭載している。Zではこの機能を利用した必殺技が導入された。演出は一見の価値あり。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| [[category:登場メカさ行]] | | [[category:登場メカさ行]] |
| [[category:ガンダムシリーズの登場メカ]] | | [[category:ガンダムシリーズの登場メカ]] |
| + | [[category:機動戦士Zガンダム]] |