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| 『[[デトネイター・オーガン]]』に登場。[[イバリューダー]]の同胞からは[[勇者]]と称えられ、次期ヘッド・デトネイターかつミークの親衛隊長の座が約束されていた程であった。自らを継ぐものとして[[真道トモル]]の[[P・A・S・F・U]]の仮想空間に侵入しメッセージを伝える。 | | 『[[デトネイター・オーガン]]』に登場。[[イバリューダー]]の同胞からは[[勇者]]と称えられ、次期ヘッド・デトネイターかつミークの親衛隊長の座が約束されていた程であった。自らを継ぐものとして[[真道トモル]]の[[P・A・S・F・U]]の仮想空間に侵入しメッセージを伝える。 |
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− | しかし組織から大切な何かが失われていると感じて地球に向けて逃亡、2億6千万光年という距離をわずか300日間(秒速9光年という凄まじいまでの速度)で踏破するが消耗も激しく、月での戦闘で追っ手達と相打ちになって力尽き命を落とす。しかし彼は自身が地球に辿り着けないことをあらかじめ想定し、逃避行中に[[ソリッドアーマー]]である自身のデータすべてを地球側に送り続けた。彼の目論んだとおり送られたデータが[[神先未知]]らによって再現され、地球製オーガンが作られる事となった。<br /> | + | しかし組織から大切な何かが失われていると感じて地球に向けて逃亡、2億6千万光年という距離をわずか300日間(秒速9光年という凄まじいまでの速度)で踏破するが消耗も激しく、月での戦闘で追っ手達と相打ちになって力尽き命を落とす。しかし彼は自身が地球に辿り着けないことをあらかじめ想定し、逃避行中に[[ソリッドアーマー]]である自身のデータすべてを地球側に送り続けた。彼の目論んだとおり送られたデータが[[神先未知]]らによって再現され、地球製オーガンが作られる事となった。 |
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| 詳細は「'''[[オーガン (地球製)]]'''」の項を参照。なお発表時の設定資料集などでは「原型」を意味する”[[アーキタイプ]]”と表記されている。 | | 詳細は「'''[[オーガン (地球製)]]'''」の項を参照。なお発表時の設定資料集などでは「原型」を意味する”[[アーキタイプ]]”と表記されている。 |
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| :第一話から登場。[[NPC]]であり、操作可能なMAPもあるがスポット参戦のみで加入はしない。今作では一度[[地球]]まで到達する。そのためすぐ死んでしまった原作と違い、正式に加入こそしないものの長らく登場。第一部の最後を飾るのもオーガンの一枚絵であるなど、存在感は強い。[[イバリューダー]]から逃亡したとはいえ[[ラダム]]への憎しみは変わらなかったが、[[ラダム]]から解放された[[テッカマンブレード]]には興味を示し、その心を試すような行動を取る。[[改造]]値及び養成値は[[オーガン (地球製)|地球製]]と共通のため、強化が引き継がれる2周目以降は[[経験値]]や[[資金]]を奪われやすくなる。 | | :第一話から登場。[[NPC]]であり、操作可能なMAPもあるがスポット参戦のみで加入はしない。今作では一度[[地球]]まで到達する。そのためすぐ死んでしまった原作と違い、正式に加入こそしないものの長らく登場。第一部の最後を飾るのもオーガンの一枚絵であるなど、存在感は強い。[[イバリューダー]]から逃亡したとはいえ[[ラダム]]への憎しみは変わらなかったが、[[ラダム]]から解放された[[テッカマンブレード]]には興味を示し、その心を試すような行動を取る。[[改造]]値及び養成値は[[オーガン (地球製)|地球製]]と共通のため、強化が引き継がれる2周目以降は[[経験値]]や[[資金]]を奪われやすくなる。 |
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| + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
| + | === [[能力|能力値]] === |
| + | 鳴り物入りでスポット参戦してくる割に能力は控えめ。といっても防御以外の能力は初期状態のブレードとほぼ同じでポテンシャルは高い。防御が致命的に低いのが弱点。 |
| + | |
| + | === [[精神コマンド]] === |
| + | ;[[集中]] [[ひらめき]] [[加速]] [[熱血]] [[気合]] [[魂]] |
| + | :トモルとの違いは「加速」が「必中」、「気合」が「覚醒」になっている点。おかげでラングとぶつかった際は命中率不足に悩まされるハメになる。 |
| + | |
| + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
| + | ;[[切り払い]] [[底力]]L8 [[コンボ|マルチコンボ]]L2 [[援護攻撃]]L1 [[援護防御]]L1 [[カウンター]] [[ヒット&アウェイ]] |
| + | :トモルに勝る理由がこの充実した技能。といっても1周目の話で、トモルを十分に強化して置けば差はなくなる。 |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| === 武装・必殺攻撃 === | | === 武装・必殺攻撃 === |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
| ;HP回復S | | ;HP回復S |
− | : | + | :イバリューダーのソリッドアーマーは自己再生能力を持つ。 |
| ;EN回復S | | ;EN回復S |
| : | | : |
| ;剣装備 | | ;剣装備 |
− | : | + | :カッターで切り払う。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
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| ;[[テッカマンブレード]]([[Dボゥイ]]) | | ;[[テッカマンブレード]]([[Dボゥイ]]) |
| :[[組織]]の裏切り者、心を持つという似た境遇から観察を行う。時には刃を向け、時には助ける内に信頼が生まれ、最後は彼と[[ヴァルストークファミリー]]を救うために捨て身のアンク・アタックを使う…。 | | :[[組織]]の裏切り者、心を持つという似た境遇から観察を行う。時には刃を向け、時には助ける内に信頼が生まれ、最後は彼と[[ヴァルストークファミリー]]を救うために捨て身のアンク・アタックを使う…。 |
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− | == パイロットステータス設定の傾向 ==
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− | === [[能力|能力値]] ===
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− | 鳴り物入りでスポット参戦してくる割に能力は控えめ。といっても防御以外の能力は初期状態のブレードとほぼ同じでポテンシャルは高い。防御が致命的に低いのが弱点。
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− | === [[精神コマンド]] ===
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− | ;[[集中]] [[ひらめき]] [[加速]] [[熱血]] [[気合]] [[魂]]
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− | :トモルとの違いは「加速」が「必中」、「気合」が「覚醒」になっている点。おかげでラングとぶつかった際は命中率不足に悩まされるハメになる。
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− | === [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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− | ;[[切り払い]] [[底力]]L8 [[コンボ|マルチコンボ]]L2 [[援護攻撃]]L1 [[援護防御]]L1 [[カウンター]] [[ヒット&アウェイ]]
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− | :トモルに勝る理由がこの充実した技能。といっても1周目の話で、トモルを十分に強化して置けば差はなくなる。
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
| + | ;「私は帰ってきた……この地球に……」 |
| + | :汎用戦闘台詞。原作ではたどり着けなかった故郷に到達した感慨のようなものが感じられる。 |
| ;「伝える…それまでは死ねない…!」 | | ;「伝える…それまでは死ねない…!」 |
| : | | : |
| + | ;「ラダムにこの地球を渡すわけにはいかない!」<BR/>「ラダムの侵略を許すわけにはいかない……」 |
| + | :[[W]]における[[ラダム]]との戦闘セリフの一つ。<br />第二話では登場直後このようなセリフと共にラダム獣に対しアンクアタックを放つ。このシーンはWにおける大掛かりなクロスオーバーの一つの伏線である。 |
| + | ;「くっ! ラングかっ!?」<br />「ラング! 私を行かせてくれ!」 |
| + | :ラングとの対決台詞。原作では見られなかった組み合わせである。 |
| ;「信じる……素晴らしい言葉だ」 | | ;「信じる……素晴らしい言葉だ」 |
| :「……信じていいんだな?」という[[Dボゥイ]]からの問いに対して。<br />危機的な状況の中で次々に登場する援軍の一番手となって[[テッカマンエビル]]に立ち向かい、戦闘終了後はいつか共に戦う日が来るかもしれないと言い残し去る。 | | :「……信じていいんだな?」という[[Dボゥイ]]からの問いに対して。<br />危機的な状況の中で次々に登場する援軍の一番手となって[[テッカマンエビル]]に立ち向かい、戦闘終了後はいつか共に戦う日が来るかもしれないと言い残し去る。 |
| ;「イバリューダーに生まれし者はラダムを許さない…!」 | | ;「イバリューダーに生まれし者はラダムを許さない…!」 |
| :[[W]]より。上記のセリフ後、テッカマンエビル率いる[[ラダム]]勢力と対峙して。失われた心を取り戻し、イバリューダーを離反したオーガンだが、ラダムに対する深い憎しみと怒りからくるこの想いは、イバリューダーを離れても変わらなかった。そもそも、[[W]]の世界ではイバリューダーたちがこのような異形の姿になり、そして過酷な運命を歩むことになった原因を作ったのがラダムであるため、イバリューダーを離反した後もオーガンがラダムを許さないのはある意味当然のことであろう。 | | :[[W]]より。上記のセリフ後、テッカマンエビル率いる[[ラダム]]勢力と対峙して。失われた心を取り戻し、イバリューダーを離反したオーガンだが、ラダムに対する深い憎しみと怒りからくるこの想いは、イバリューダーを離れても変わらなかった。そもそも、[[W]]の世界ではイバリューダーたちがこのような異形の姿になり、そして過酷な運命を歩むことになった原因を作ったのがラダムであるため、イバリューダーを離反した後もオーガンがラダムを許さないのはある意味当然のことであろう。 |
− | ;「テッカマンブレード……今はお前の問いに答えることは出来ない」<br />「だが、いつか私もお前と共に戦う日が来るかも知れない」 | + | ;「テッカマンブレード……今はお前の問いに答えることは出来ない。だが、いつか私もお前と共に戦う日が来るかも知れない」 |
| :「さらば勇者達! 東京大決戦!」での去り際。結局彼とブレードの共闘は成らなかったが、その意志はトモルへと受け継がれた。 | | :「さらば勇者達! 東京大決戦!」での去り際。結局彼とブレードの共闘は成らなかったが、その意志はトモルへと受け継がれた。 |
− | ;「美しい…」<br />「あの星とそこに住まう人々の心…我ら[[イバリューダー]]が失ったもの…」<br />「後は…頼む…」 | + | ;「美しい……あの星とそこに住まう人々の心…我ら[[イバリューダー]]が失ったもの…」<br />「後は…頼む…」 |
− | :[[W]]においての最後の一言。地球にいるであろう[[真道トモル|もう一人のオーガン]]に全てを託し、白きオーガンは宇宙の果てに消える……。このシーンは1枚絵で再現されており、BGM「バンディリア旅行団」がこのためだけには用意されている。 | + | :[[W]]においての最後の一言。地球にいるであろう[[真道トモル|もう一人のオーガン]]に全てを託し、白きオーガンは宇宙の果てに消える……。 |
− | ;「ラダムにこの地球を渡すわけにはいかない!」 | + | :このシーンは1枚絵で再現されており、BGM「バンディリア旅行団」がこのためだけに用意されている。 |
− | :[[W]]における[[ラダム]]との戦闘セリフの一つ。<br />第二話では登場直後このようなセリフと共にラダム獣に対しアンクアタックを放つ。このシーンはWにおける大掛かりなクロスオーバーの一つの伏線である。 | + | |
− | ;「くっ! ラングかっ!?」<br />「ラング! 私を行かせてくれ!」 | + | == 名場面 == |
− | :ラングとの対決台詞。原作では見られなかった組み合わせである。 | + | == スパロボシリーズの名場面 == |
| + | ;騎士達の邂逅 |
| + | :W第2話より。テックセットの制限時間に追い込まれながらも、オービタルリングを防衛するテッカマンブレード。そんな彼をさらに追い詰めるが如くラダム獣が襲来するが、時同じくして別方向から謎の白い鎧が飛来する。テッカマンに似た姿、ボルテッカに似た攻撃―――ブレードはそれを知っていた。ラダムの記憶が語るそれは、彼らの宿敵・イバリューダー。その指揮官たるデトネイターだった。 |
| + | :ラダム、そして突如現れた謎の生命体の撃退後、ブレードと刃を一撃交わし、己の名を告げて去っていく白きデトネイター。テッカマンブレードとデトネイター・オーガン。二人の白き騎士は、かくして邂逅した。 |
| + | ;故郷に消ゆ |
| + | :W第27話より。ラダムの大部隊、イバリューダーの追撃隊。そして突如現れた謎の機動兵器。次々と襲い掛かる脅威に、ヴァルストークとテッカマンブレードは追い詰められていく。オーガン自身も度重なる戦いで満身創痍となり、もはや限界だった。それでも白きデトネイターは、似た境遇にありながら心を失わないブレードを救うべく、謎の機動兵器に対して捨て身のアンク・アタックを放つ。 |
| + | :全ての力を使い果たし、死に行くオーガン。最期の意識が見たものは、戦渦に飲まれてなお美しい、青き故郷。たどり着いた。帰ってきた。あの青い、魂のふる里にあるもの―――失われた心を探し続けたデトネイター・オーガン。その戦いは、終わった。もう一人のオーガンに、全てを託して。 |
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