カバラ・プログラム

カバラ・プログラム(Kabbalah Programs)

グランゾン及びネオ・グランゾンに搭載されたプログラム。「カバラ」とはヘブライ語で「口伝」を意味する。グランゾンの機体各所にシュウが独自に組み込んだ「リドル」が構成するネットワーク、それを管理するのがこのプログラムである。これらを総称してシュウは「マハーカーラ」と呼んでいる。これにより邪神ヴォルクルスの力(アストラルエネルギー)を引き出すことでグランゾンは真の姿、ネオ・グランゾンへと変化する。

初登場は下記の『スーパーロボット大戦α』、第54話「異邦人たちの帰還」の会話のやり取り(当時は『カバラ・システム』表記だった)。

  • α第54話「異邦人たちの帰還」にて

シュウ「カバラ・システム起動。呪符アルパからエータまでを展開…」
「断章・第2段…」
「虚から虚へ、無から無へ、闇から闇へ…これぞ万物の移ろいの理なり…」
マサキ「な、何が起きているんだ!?」
シロ「精霊界からグランゾンに凄まじい負のエネルギーが流れ込んでいるようだニャ!」
マサキ「な、何だと…!? ポゼッションをしてるってのか!?」
イングラム(なるほど…精霊の代わりに邪神クラスの存在と契約をしているのか)
シュウ「無よりいでし者は無へ還り、虚よりいでし者は虚へ還る…」
「さあ、ゲートが開きます。異邦人の方々…これでお別れです。またお会いすることもあるでしょう」
(中略)
シュウ「これで空間転移は終了しました。イングラム少佐、ご協力に感謝します」
「運が良ければ、バイストン・ウェルへ帰還していることでしょう…」
マサキ「運が良ければだと…!? それにアストラナガンが残っているじゃねえか!」
シュウ「グランゾンとアストラナガンが全力で戦えば『この宇宙』を消滅させることになりかねませんからね…」
「私と彼はそういう愚かな選択をしなかっただけのことです」
イングラム「その通りだ。また会おう、シラカワ博士…」

  • OGDP第1話「蒼き魔神、再び」にて

シュウ「カバラの稼働率は約60%……サブのロジック・サーキットで補うとしても、一部の武器や機能が使えませんね」

関連用語

プラーナ
魔装機のエネルギー元。恐らくグランゾンにも使用されている。
対消滅エンジン、ブラックホールエンジン
グランゾン、ネオ・グランゾンの主機関。
ヴォルクルス教団
シュウがかつて所属していた組織。半傀儡にされていたシュウはヴォルクルスの力を引き出すためにこのプログラムをグランゾンに組み込んだ。