巨人族

2014年10月8日 (水) 21:56時点におけるSilva (トーク | 投稿記録)による版

巨人族

魔装機神F COFFIN OF THE ENDに登場した種族。遥か太古の時代のラ・ギアスに栄えていた種族で、EXの頃から伝説の存在として名前だけは登場していた。巨人族の王は自身らをハーカームと呼ぶ。

概要

二億年近く前のはるか昔、外界からラ・ギアスへと続くクロスゲートを通って辿り着いた。ラ・ギアスという世界が外部からの干渉を受け付けない優れたシェルターになる事へ目をつけ、ラ・ギアス人に知性を与える事で強い力と意志を持つ人間を育て上げ、彼らを統治する事で、来るべき「試練」から生き残ろうと画策していた。しかし、彼の育てた人間達の中から想定外の強固な意志で人間としての自由と尊厳を取り戻そうとする者、そして探究心で巨人の持つ叡智にまで手を出そうする者が出てきてしまった。その結果、人間達による多数のゼルヴォイドによる特攻によって滅ぼされた。だが、滅びる時に強大な怨念を残しており、これが後のヴォルクルスを始めとするラ・ギアスの三邪神となった。なお、この時を同じくして反逆した人間達の強固な意志がサイフィスを始めとする精霊達という姿となった。

その後、永い時を経てヨーテンナイが静死の棺を行うべく集めたアストラル世界へのエネルギーによってから本来の姿へと戻り、再びラ・ギアス全土の人間の教化を開始する。

「門を用いて」「門が通じていた」という言葉から、別の場所にあるクロスゲートから来たとも取れるが詳細は不明。少なくともクロスゲートを通じて来た異界の者であるが、クロスゲートについての知識は世界間を繋ぐ通り道程度としか認識しておらず、ラ・ギアスへは「宿命」や「因縁」を道標として辿り着いただけである。そもそもあれだけの巨体と力を誇り、強力な魔術(超能力)までも使えるとなれば、クロスゲートをその身に取り込んで更なる強化を計るという弱者特有の発想は非常に生まれにくいと思われる。

ちなみにIの第二章「メモリアル・デイ」で未来見達が観測した「半年から一年後、ラ・ギアスにとって脅威となる存在が出現する」というのは彼らの事であり、ラングランを滅ぼし生けるものすべてに災いをもたらすといわれた「約10年前の予言の魔神」ではない(『魔装機神F』攻略本)。

巨人の能力

教化(精神支配)
ある種の洗脳。遺伝子に対する干渉を行う、魔術に近い原理の能力。これを受けたものは人格・性格は元のまま、巨人族の教えを至高とするような思考形態が構築される。また、どうやら搭乗機とリンクしているらしく、機体を破壊されると昏倒してしまう。
フィリスの例を見る限り、巨人族の意志と本人の意志を徐々にすり替えていく効果もあるようだ。

登場作品

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
名前のみが登場。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
EXと同様。

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
やはり名前のみ。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
ついに登場。

主な巨人族

メルマッド・ラグリー
一般兵。
メルマッド・ラカーブ
隊長格。
フーム・ラカーブ
指揮官。当初は彼が王であると思われた。
カドゥム・ハーカーム
巨人族の王。

関連用語

アインスト
幾つかの共通点がある。
クロスゲート
時空を繋ぐ門。ラ・ギアスの地下深くにも存在しており、そこから彼らはやってきた。