宇宙の騎士テッカマンブレード

2014年2月8日 (土) 05:48時点における60.147.96.111 (トーク)による版 (→‎概要)

概要

タツノコプロのSFヒーローアニメ『宇宙の騎士テッカマン』の一部設定などを用いて制作された、いわゆるリファイン作品。「テッカマン」を始め、一部固有名詞は持ち越されているものの、繋がりは全くない。ちなみに本編第48話にて旧作の主人公・南城二、ヒロイン・天地ひろみがカメオ出演しているほか、第44話にもアンドロー梅田そっくりのモブキャラが登場する。続編として『宇宙の騎士テッカマンブレードII』がある。

宇宙からの侵略者ラダムの手により、生体兵器「テッカマン」に改造されてしまった主人公Dボゥイラダムを倒す為に、文字通り全てを失っていく壮絶な物語。
ハードSF作品として現在でも高い評価を得ているが、アニメ作品としては作画が非常に不安定であり、その部分で名が知られている側面もある。

支援ロボット(ペガス)は登場するものの、あくまでも主人公自らが変身して戦っており、スパロボ史上初の「ロボットモノですらない参戦作品」である。『J』発売当時のゲーム雑誌に掲載されたインタビューにおいても、今後の参戦作品の幅を広げる狙いでの選定と寺田Pが発言しており、実際この作品の参戦を皮切りにスパロボは同じくロボットモノでない作品ロボットの活躍が僅少である作品の参戦が増加するなど、参戦作品の傾向がバリエーション豊かとなった。

なお、本作の後番組は『疾風!アイアンリーガー』である。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

スペースナイツ

連合防衛軍

その他

ラダム

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

地球連合

ラダム

主題歌とBGM

REASON
(作詞:安藤芳彦、作曲:小坂由美子、編曲:古川竜也、歌:小坂由美子)
前期オープニング。
ENERGY OF LOVE
(作詞・作曲:小坂由美子、編曲:古川竜也 歌:小坂由美子)
前期エンディング。
永遠の孤独
(作詞・作曲:小坂由美子、編曲:佐藤宣彦、歌:小坂由美子)
後期オープニング。
LONELY HEART
(作詞:佐藤美佳子、作曲:小坂由美子、編曲:佐藤宣彦、歌:小坂由美子)
後期エンディング。
マスカレード
(作詞・作曲・歌:小坂由美子)
第48話挿入歌。

登場作と扱われ方

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
初参戦作品。上記の通り非ロボットものとしての参戦作品であり話題をよんだ。ストーリー上で重要な位置にあるが、原作再現については今一歩の点が多い。
スーパーロボット大戦W
Jに引き続いての参戦。Jで不満があがった原作再現部分については概ね改善されており、それだけDボゥイが辿る運命も過酷なものとなっている。シナリオの骨子の大きな一本であり、「家族」との関係や、「全てを記憶しようとする者」と「全てを失っていく者」など、バンプレストオリジナルとの徹底対比が描かれ、彼らの対となる役割を担っている。また版権作品間では、『デトネイター・オーガン』や続編『ブレードII』との共演を果たし、ストーリー上も密接なクロスオーバーが見られる。
ちなみに、2012年7月10日より、ニコニコ動画にて本作が配信されているが、レンタルDVDが存在しなかったことなどから、このWで本作を知ったという視聴者も多く、一部回ではWを意識したコメントが多数投下されるという珍事に発展している。コメントに対する苦言・意見は下記の#資料リンクを参照。

用語

テッカマン関係

テッカマン
テックシステム
システムボックス
クリスタル状の変身装置。形状は同じだがDボゥイだけは色が緑のものを使用している。
テックランサー
テッカマンたちの使用する斬撃武器。それぞれの性質によって形状が違う。中にはランサー=槍とは全然違うものもある。
フェルミオン
テッカマンの体内に蓄積されている反物質粒子。これを放出する技がボルテッカである。
ブラスター化

ラダム関係

ラダム
ラダム樹

その他

オービタルリング
人類の惑星進出の為に建造された地球を取り囲むリング状の宇宙ステーション。地上との行き来は軌道エレベーターによって行われる。
スペースナイツ
地球連合
ソルテッカマン

主要スタッフ

制作
竜の子プロダクション
監督
ねぎしひろし
シリーズ構成
あかほりさとる
関島眞頼
キャラクターデザイン
湖川友謙(本作ではTOIIIO名義)
佐野浩敏
メカニックデザイン
佐山善則
中原れい
音楽
和田薫

商品情報

DVD-BOX

本作に加えて『ブレードII』、レーザーディスク版特典映像も収録。

VHS

書籍

楽曲関連

資料リンク

ニコニコ大百科:宇宙の騎士テッカマンブレードについて語るスレ
リンク先にて、本作の公式動画に投稿されているスパロボネタを強調したコメントに対する意見が寄せられている。