レディガンダル

レディガンダル（Lady Gandal）

ガンダル司令の別人格。当初はガンダルの顔が割れて中から小さな体で出てくるという描写（いうなれば『絶対無敵ライジンオー』のファルゼブに近い）だったが、途中でガンダルが致命傷を負った際の治療により本人が変化するようになった。

最終話で自らが搭乗したグラグラがグレンダイザーに敗れた後、宇宙科学研究所側に降伏を申し出て自らの隠遁の為に地球の一区画を割譲する事を要求し、その対価としてベガ大王の暗殺を図ったが、ガンダルによって自らの顔面を撃たれて絶命した。

永井豪の漫画版では、レディガンダルに相当する「小さな体のベガ星人」が登場するが、「ガンダルの別人格」とは明言されておらず、一部の文献で「ガンダルの本体」と誤記されることがある。

桜多吾作の漫画版でも、「ガンダルの別人格」というよりは「ガンダルのもう一つの姿」として描写されている。

スパロボではガンダルは登場しても、こちらは出ないことが多い。

スーパーロボット大戦A: 小バームルート第35話にて、ガンダルが撃破された後、身体の主導権を代行し、新しい機体と気力＋30で反撃に出る。
スーパーロボット大戦A PORTABLE: 現時点で唯一声がついている作品。
スーパーロボット大戦D: ルート次第では彼女とは戦えない。終盤において、ズール皇帝に捨て駒にされた事から、ブルー・スウェアと休戦した後にズールへの謀叛を企てる。だが結局は目覚めたガンダルによって殺害されてしまった。
スーパーロボット大戦Z: キャラクターとして登録はされないが、ガンダルの顔グラの1パターンとして登場する。ベガ星連合軍は壊滅寸前と、原作アニメ後半を思わせる状態だが前半の仏壇開きタイプである。

「私は自分の運命を他人の手に委ねるのに飽き飽きした！」: 最終話でグレンダイザーに敗れた際、この台詞とともにベガ大王への反旗を決意する。
「にゅふふふふ」: 桜多吾作の漫画版より。整形手術後に部屋から側近を閉め出し、手鏡を覗き込んで洩らした奇ッ怪な笑い声。そのインパクトを文章で表現する事は到底不可能。