鞠戸孝一郎は『アルドノア・ゼロ』の登場人物。
鞠戸孝一郎 | |
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読み | まりと こういちろう |
外国語表記 | Koichiro Marito[1] |
登場作品 | アルドノア・ゼロ |
声優 | 中井和哉 |
デザイン |
志村貴子(原案) 松本昌子(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 37歳 |
所属 | 地球連合軍 |
軍階級 | 大尉 |
概要編集
地球連合軍のパイロット。界塚ユキと共に、芦原高校の訓練教官を務めている。
くたびれた雰囲気で不真面目なところもあるが、そうした一面を出す時以外は模範的かつ優秀な軍人。しかし現在はPTSDを患っており、カタフラクトを操縦しようとすると症状が悪化してしまう。
これは15年前に種子島で起きたヴァース帝国軍との戦闘で多くの戦死者が出たにもかかわらず、その戦闘レポートを軍から黙殺されて事件の風化を余儀なくさせてしまっていることや、当時の戦友を自らの手で殺めてしまったこと[2]がストレスやトラウマとなっているため。
15年前の事件が公に隠蔽されているため、周囲からは卑怯者や法螺吹きのように扱われている。
登場作品と役柄編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。序章ワールド5より登場するシナリオNPC。
人間関係編集
芦原高校編集
地球連合編集
- 界塚ユキ
- 同僚。風評に反し、軍人として鞠戸には敬意を払っている。
- ジョン・ヒュームレイ
- 戦友。15年前の戦闘で死亡。
- ダルザナ・マグバレッジ
- 軍人として偶然から肩を並べることになるが、実はヒュームレイの妹であり、鞠戸に憎しみを抱いていた。
ヴァース帝国編集
- オルレイン
- 火星騎士の一人で、15年前の対戦相手。
民間人編集
- 耶賀頼蒼真
- 鞠戸のPTSDの治療を担当しており、耶賀頼が軍に同行したため本編でもその付き合いが続く。
名台詞編集
- 「15年前、種子島の出来事を上層部は握りつぶした。今じゃもう誰も信じていない」
「だが俺だけは覚えてる。アルドノア、火星で奴らは神の力を手に入れた。3万年前の古代文明の遺産を。月そのものを粉々に砕いちまった途方も無い力を」
「そんなものに立ち向かうってのがどういうことか、誰も真面目に考えようとしない。今のような仮初めの平和がずっと続くと信じてる」
「なあ先生。俺たち大人から出鱈目を吹き込まれたあのガキどもは一体どうなっちまうんだ? いつかあいつらが、月の残骸の中で牙を研いでいる連中と向き合った時、俺たちはどうやってこの嘘の落とし前をつければいい」 - 第1話。耶賀頼と呑みながら火星の脅威を語り、生徒達の未来を憂う。鞠戸が恐れていた「いつか」は、今まさに訪れようとしていた。
- 「ずっと戦争は続いていたんだ」
「それを皆で知らないフリしていただけだ。そのジジイが言う通り、あのお姫さんが死んで皆の目を覚ましてくれたってわけだ」
セラム「違います! 私は……アセイラム姫は、争いなど望んでいません! 地球とヴァースの友好の架け橋になろうとしたのです!」
「……そして、まんまと火種になった」
「ずっと狙ってたんだよ奴らは。大手を振って暴れられる大義名分を」 - 第6話。休戦を覆した皇帝の宣戦布告を皆が聞く中、地球人の多くが理解していないヴァースの「本性」を冷ややかに語る。
- 「まあそう気張るなって。この15年、実戦を経験した奴はいないんだ。経験したヤツは皆死んだ、火星の奴らもな。ってことは敵も味方も皆、お前らとおんなじ童貞だ」
- 同話より。正式に徴用された件で雑談していた伊奈帆・韻子・カームの会話に割って入り、下品なジョークを交えて諭す。
- しかしこれは当の自分を棚上げしている発言であり、「皆じゃありません」とそれを指摘する伊奈帆、それを「自分は童貞じゃない宣言」と勘違いしてそれぞれ別の意味で動揺→安堵する韻子とカームが印象的。
搭乗機体編集
- アレイオン
- 第1クールに限っても「搭乗する」場面は何度もあるが、まともに「戦った」のは初戦闘となる第2話だけ。