ドッグ・タック(Dog Tuck)
ハザード・パシャの副官を務める男。彼の右腕とも言える優秀な秘書官である。
常にハザードの命令には忠実であり、最後までハザードに従って共にファミール艦の撃沈によって死亡した。
なお、声を担当した谷口節氏は『忍者戦士飛影』のナレーションも兼任している。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
人間関係
- ハザード・パシャ
- 上官。
他作品との人間関係
- ヘスター・ギャロップ
- UXでは共にハザードを支える。ヘスターの方はドッグの手腕を高く評価しているが、ドッグがヘスターをどう見ているかは不明。
- カティ・マネキン、パトリック・マネキン
- UXでは彼女達にハザード共々不信感を抱かれていた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「当然ではありませんか! 奴らは地球連邦政府が認めるところの、凶悪なテロリストなんですぞ!?」
- UX第22話にて、世界の敵になってもなお、世界を守ろうとするアンノウン・エクストライカーズと協力できないかといったパトリックに対して。
- この時、加藤機関が所有した衛星兵器によって地球が危機に瀕しているにも関わらずパトリックらは身動きできない状況であり、このままでは世界が征服されてしまうとパトリックから声を荒げて反論された。
- そもそも自軍部隊を「地球連邦政府が認める凶悪なテロリスト」とドッグは嘯いているが、その上官であるハザードが連邦政府の裏で暗躍して認めさせたのだから性質が悪い。しかもハザードは己の為だけにやっているし、ドッグもハザードのためにパトリックを妨害しているのだろうから尚更である。
- 「アレックス大佐、あなたには全ての罪をかぶっていただきますよ」
「弁明は、せいぜい軍事法廷でしてみるものですな」
「ただし、弁護士もつかない非公開裁判ですが」 - UX第40話にて、東京に核を落とそうとする愚者を黙認したハザードを非難したアレックスに対して。
- 核が投下されれば東京やその住民に甚大な被害を及ぼし、なおかつ日本の首都機能が麻痺して大混乱になるのは明らかであるが、その罪をアレックスに押し付けようとしている。
- 己のために様々な悪行を働いたハザードもそうだが、その彼と終始共謀したドッグも同罪と言っていいだろう。
- 「火星開拓局長官、ハザード・パシャ。誰よりも地球を愛し、平和を願う、理想の上官第一位の男」
「その彼に今、危機が迫っていた」
「長官を襲う謎の影の正体は? 次回、『危うしのハザード・パシャ』 ご期待ください」 - UXでの中断メッセージにて。次回予告のパロディでありこれが終わった後にBGMが変わるという中断メッセージの中では特殊な物になっている。
- しかしハザードが作中(及び今作)でやらかした悪行を見る限り、一行目の台詞の説得力が微塵も感じられない。まぁ彼はハザードに尽くしているので、本気で理想の上官だと思っているか実際は違うと分かった上で敢えてハザードのために言っているかのどちらかだろうが……
搭乗機体
備考
ドッグ・タック役の谷口節氏は2012年12月27日に他界されたため、同氏としてはUXが版権スパロボ唯一の収録となった。今後『忍者戦士飛影』が参戦する場合はライブラリ出演、または代役での出演が予想される。
なお、これとは別に同氏は『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(PSP版)にてグレイブ・ゾラウシャルド役を演じていた。