GSライド(GS-raid)とは、『勇者王ガオガイガー』に登場する動力機関。
概要
緑の星で生まれた神秘の宝石であるGストーンからGパワーを抽出する機関で、ガオガイガーがヘルアンドヘヴンやゴルディオンハンマーといった必殺技を使用する際に、GSライド内部でGストーンが強い輝きを放つカットインが入る。
この機関を組み込んだ「Gドライブ」は勇者ロボの心臓部にあたり、Gリキッドという液体を通じて機体の各部にエネルギーを供給すると同時に、ゾンダーの吸収能力に対する障壁ともなる。
登場作品
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 強化パーツとして「補助GSライド」が登場。EN増加パーツの一つで、EN+100、毎ターンEN20%回復(EN回復(中)と同じ)の効果を持つ。必殺技の連発にはなくてはならない存在。EN増強効果と回復効果が優秀で、EN切れは殆ど起こらない。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 第2次αから引き続き登場したが、EN回復量が10%と弱体化してしまい微妙な性能に。デフォルトでEN回復能力を持っているディス・アストラナガンに装備すると高い効果を発揮する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- EN+150、毎ターンEN10%回復の効果を持つ。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- ガオガイガー(スターガオガイガー)、超竜神、ビッグボルフォッグ、撃龍神の特殊能力。
- 気力130以上で発動し、気力の上昇に応じて機体の「照準値」「運動性」「装甲値」と与ダメージが上昇する。ガオガイガー(スターガオガイガー)のみ、カスタムボーナスで更に効果が上がる。
- 従来のEN回復は(小)に下げられたが、特殊能力として別個で所持している。
- また「補助GSライド」も強化パーツとして採用されており、EN+150、毎ターンEN20%と『第2次α』と『W』の高い効果を併せた物になっている。
- このパーツは第22話クリア後にGGGから提供される形で入手できる。同話開始時にウルテクエンジンで勇者ロボと勇者特急隊が強化されることから、補助GSライドとウルテクエンジンの関係が示唆される。
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- ガオガイゴー、ガオファイガー、ガオガイガー、ファイナル・ガオガイガーの特殊能力。
- 特殊能力版は『T』同様の能力で、カスタムボーナスも同様。
- 本作も「補助GSライド」が強化パーツとして採用されているが、EN+100、毎ターン10%と逆に低い効果を併せた物になっている。
- ガオガイガータイプのユニットに装備させた場合のみ最大EN+150、毎ターン15%回復に変更される。同作では完全上位互換の「時流エンジン」が登場するため、周回プレイ時だとまず使われなくなる…。