ツツジ台とは、『SSSS.GRIDMAN』に登場する都市。
概要
東京都ネリマ市に存在する街。
一見すると普通の街だが、新条アカネによって作り出された怪獣によって破壊活動が行われている。怪獣が暴れたその翌日には破壊された街は元通りに修復され、住民も怪獣に関わる記憶をリセットされ、その際に死亡した人間は時間を遡って既に亡くなっていた事にされてしまう。
また、街の各地には霧に包まれた怪獣が13体鎮座しているが、住人達はそれを認識する事なく日常を過ごしており、グリッドマンに関わった人間だけがそれを認識する事が出来た。
その正体は、アカネによってコンピュータワールド上に作られた仮想世界であり、街の外には何も存在していない。霧の怪獣も街のインフラを管理する為のに生み出された物であり、住人も怪獣から生み出された「レプリコンポイド」と呼ばれる仮想生命体であった。
アカネの生み出したナナシによって霧の怪獣が全て排除された事で、怪獣が現れた後の街の修復と記憶の改ざんが行われなくなるが、グリッドマンのグリッドフィクサービームによってアカネの心と共に街そのものが修復され、街の外や、本来アカネが設定していなかった人物が生み出される事になった。
主な施設
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。地上ルート第4話より登場。太平洋沖で何者かに指定されたポイントに訪れたプレイヤー部隊が突然霧に包まれる形で誘われ、怪獣とグリッドマンとの戦闘に巻き込まれる事になる。
- なお、住人はドライストレーガーの存在も霧の怪獣同様に認識する事が出来ない模様。異星人の侵攻や連邦軍の存在などといった世情こそ外部の世界と共通しているものの、グリッドマンに関わった人間も兜甲児や黒の騎士団の知識こそあれど対面しても反応が薄く、10年前に死亡したあしゅら男爵に至っては知らない様子も見られる。
- なお、ドライストレーガー及びドライクロイツがこの街に迷い込んだのは、ドライストレーガーに眠るオルキダケアの干渉によるものだったことが終盤に判明する。