ゼンカイガオーン

2021年9月16日 (木) 17:18時点におけるAscender (トーク | 投稿記録)による版

ゼンカイガオーン / ガオーンは『機界戦隊ゼンカイジャー』の登場人物。

ゼンカイガオーン
登場作品 機界戦隊ゼンカイジャー
声優 梶裕貴
俳優 蔦宗正人(スーツアクター)
笹森裕貴(人間態)
デザイン K-SuKe
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 サブパイロット
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スペック
(ゼンカイガオーン)
本名 ガオーン
種族 機械生命体(キカイノイド)
全長 196 cm
重量 340 ㎏
出力 1400馬力
最高速度 150km/h
所属 機界戦隊ゼンカイジャー
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スペック
(ガオーンライオン)
全長 38.8 m
全高 25.5 m
全幅 21.5 m
重量 1250 t
出力 500万馬力
最高速度 300㎞/h
所属 機界戦隊ゼンカイジャー
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概要

人間界と融合した平行世界「キカイトピア」の原住民であるキカイノイドのガオーンが、ギアトリンガーとゼンカイガオーンギアを用いて変身する戦士。メインカラーは黄。

『百獣戦隊ガオレンジャー』(SRW未参戦)のガオキングをモチーフとしたデザインであり、頭部にはガオレンジャーを示す「25」の番号が記載されている。

変身中は鉤爪のガオーンクローを専用武器として持ち、5人中最速のスピードを武器に接近戦を好む。モチーフも合わせてか、その名の通り戦闘中「ガオーン!」と雄叫びを上げることが多い。

ガオーン

モフモフ系キカイノイド。丸くて可愛らしい動物が大好き。「猫ちゅわん」「人間ちゅわん」など、生物に対しては「~ちゅわん」と呼ぶ。 ただ、キカイノイドゆえか当の動物たちからはあまり好かれておらず本人もそれを気にしている。また、料理が得意。

自身が機械生命体にも関わらず、機械の硬くてゴツゴツしたところが嫌い。その嫌いなモノには自分自身も含まれ、トジテンドの圧政とそれに抵抗できない人々の姿を見ており、自分自身も過去にトジテンドの下で強制労働に従事していた労働者の一人であり機械嫌いを拗らせており、ゼンカイジャーという仲間が出来たコトをきっかけに少しずつその心も軟化していった。 しかし上記の性格故にステイシーの召喚した偽戦隊を人だと思って攻撃を止めようとしたり、トウメイワルドの攻撃を悪意がないとはいえジュランを盾にして防いで彼を透明にさせてしまったりなどメンバー内でもトラブルメイカーになりがちであり、ゼンカイジュウギアの一件ではこれまでの行いもあってジュランからキツく責められてしまい、かなり落ち込んでいたが、既にキカイノイドも人間も関係なく皆を守りたいと思っているという自身の本心に気付き本当の仲間になった。それ以降はキカイノイドに対しても人間と同じ様に接している。

ガオーンライオン

ゼンカイガオーンが機界モードで機界変形した姿。巨大なライオンの形態となる。

こちらのモチーフは、『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオライオン。

登場作品と役柄

本編だとそうでもないのだが、「~ちゅわん」の彼の劇中の台詞口調を忠実に文章にしているためオネエやオカマキャラのような性格のように見えてしまう。

単独作品

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。2021年9月のイベント「激突、王と王の戦い」にて期間限定参戦。ゼンカイオージュラガオーンのサブパイロット扱い。

人間関係

ゼンカイジャー

五色田介人 / ゼンカイザー
ゼンカイジャーのリーダー。人間なので当初は彼の事を愛でる対象として見る事もあったが、共に戦う仲間となっていく。
ジュラン / ゼンカイジュラン
ゼンカイオージュラガオーン時に合体する。ガオーンは機械嫌いではあるが何やかんやでいいコンビになる。
マジーヌ / ゼンカイマジーヌ
ブルーン / ゼンカイブルーン

家族

五色田ヤツデ
セッちゃん
当初は機械である彼(?)にも大して興味が無く、初対面時に手渡された際はその辺に放り投げた

他作品との人間関係

ピッツァ
平行世界からゼンカイジャーを呼び寄せた張本人で、転移後成り行きで彼に協力することになる。偶然か否か、機界四天王と機界戦隊の共演と相成ったが、人々に危害を成したことで早々に敵と見定め、戦うことになる。
ギャレオン
GGGに合流した際に出会ったライオンロボ。ガオーンはギャレオンがロボットであることに落胆し、ギャレオンとは言葉も通じないものの、同じライオンロボのシンパシーを妙に感じていた。
超竜神炎竜氷竜
同じ左右合体繋がり。一時期合体が困難な状態に陥っていたが、ガオーンとジュランに影響されたことで再び合体可能な状態まで復調した。
その後、超竜神側はガオーン達の特訓相手となり、左右合体の分離戦法完成のために助力してくれた。
ジュランと炎竜が赤の左右合体繋がりで意気投合していた際は、ガオーンは氷竜共々呆れていた。

名台詞

「百獣パワー!ゼンカイガオーン!!」
名乗り口上。ゼンカイジャーの名乗り口上は、モチーフ由来の単語の後ろに「パワー!」をつける形となり、ガオーンの場合は『百獣戦隊ガオレンジャー』がモチーフのためこうなっている。
介人「ステイシーやゴレンジャーたちのこと、人間だったらどうしようって…なった?」
ガオーン「…情けないよね!今までは、トジテンドみたいな屑も、あんなのに支配されてる他のキカイノイドも」
「自分のこともぜーんぶ嫌いで! 遠慮なく戦えたのに…」
第7カイ!より、ステイシーの召喚した偽戦隊の攻撃を止めたことに対して人間だと思い込んで戦いを止めようとしたガオーンの複雑な心境を表す台詞。何気に「実際に戦う側は視聴者のように正体が人でないとは分からない」というこの手のお約束のコピーや偽物に対してのツッコミ返しの意図も入っている。
「皆が皆、昔の方が幸せだったと思うなよ!」
第15カイ!より、自分の能力が効かなかった事に驚くレトロワルドに対して。ゼンカイジャーとして人間界で過ごす今が「パラダイス」であるガオーンにとって「あの頃はよかった」と思う様な事など何も無いのである。

迷台詞

「偽物の猫ちゅわん…」
第6カイ!にて、捨てられていた猫のぬいぐるみを見ての発言。どうも生きている動物の方が好みらしい。
ガオーン「よーし!今日は、やる気満々だあっ!」
ジュラン「お前、マジでここからすげぇ頑張らないと許さないよ?」
第9カイ!での全界合体時の雑談。元ネタは『ガオレンジャー』のガオレッド / 獅子走(しし かける)の決め台詞「やる気満々だぜ!」から。
なお、直前のガオーンは、柏餅中毒の影響でカシワモチワルドに扇動されるままにジュランを痛めつけていたのだが、これに関しては謝るどころか完全にスルー。そのためか、ジュランの台詞は多少の怒気が含まれたものになってしまっている。
ガオーン「(姿が)消えててくれた方が合体しやすかったな」
ジュラン「ちょっと何言ってるかわからないんすけど」
第17カイ!での全界合体時の雑談。最初の頃よりは幾分軟化したとはいえ、機械に触れるのはやっぱり嫌なようである。
「介人かわいい~!」
第20カイ!(映画公開記念『仮面ライダーセイバー』コラボSP)にて、ある理由で仲間総出で女装した際、介人に対しての台詞。ガオーンの感性は、キカイノイドが動物を見る視点であるため、人間目線ではあてにはならない……[1]

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「これが正義の雄叫びだぁーッ!!」
『DD』にてゼンカイオージュラガオーンがガオーンクローを使用する時の台詞パターンの一つ。
雄叫びという単語は、『百獣戦隊ガオレンジャー』OP「ガオレンジャー吼えろ!!」の歌詞に使われていることを意識してか。
「全然想像してた宇宙人ちゅわんじゃない~~ なんでロボなの、もう!!」
「…でも何だか他人な気がしないね、キミ」
ギャレオン「ガオオオン!」
「ガオガオッ!」
ギャレオン「ガオオオン!」
「ガウガウ?」
ギャレオン「ガオオオオン!」
『DD』のイベント「激突、王と王の戦い」におけるギャレオンとの初対面。宇宙から来たものがロボットだと知って最初こそ落胆するものの、同じライオン型だからかシンパシーを感じてお互いガオ!ガオ!吼える。後のジュランの台詞から、せっかく合流したGGGの皆さんもちょっと引いている様子。
こちらもどことなく「ガオレンジャー吼えろ!!」の歌詞を思わせるやり取り。
氷竜「お互い、相棒には苦労させられるな」
ガオーン「ほんとほんと…って、別に僕とジュランは相棒とかじゃないから! 相棒になるなら介人の方が断然…!!」
同イベントでの台詞。左右合体の赤同士調子に乗って盛り上がるジュランと炎竜を見ての台詞。ノリツッコミの流れで否定するが、最早ツンデレのような流れである。
ちなみに、相棒になるなら介人の方が、と言っているが、スーパーゼンカイザーとガオーンはゼンカイオーの合体時両者ともに右半身を担当するため、どう足掻いても介人と合体してゼンカイオーになることはできない。無念。

搭乗機体・関連機体

ガオーンライオン形態を経由し、他メンバーと合体することでゼンカイオーとなる。ゼンカイオーの合体担当は右半身。

ゼンカイオージュラガオーン
ジュランティラノとガオーンライオンが合体した姿。接近戦を得意とする。必殺技は「ジュランソード円月クラッシュ」。
ゼンカイオーブルガオーン
ブルーンダンプとガオーンライオンが合体した姿。両足の「タービンホイール」による高速移動と肉弾戦を得意とする。

余談

  • 声を演じた梶氏はスーパー戦隊シリーズのキャラにおいて初の出演。
  • スピンオフ作品『ゼンカイレッド大紹介!』では人間態が登場する。

脚注

  1. 視聴者にも介人の女装は好評だったが、設定上人間目線で本当にかわいいかは不明。