ジェアン・シュヴァリアー

ジェアン・シュヴァリアー(Geant Chevalier)

エール・シュヴァリアー(ゲーム中の描写ではシュンパティアとレース・アルカーナだけとなっているが)をコアとしてウェポンボックスハンガーに組み込んだ機体。

クリフ曰く、如何なる地形においても活動できる機動兵器との事。しかし、その実態は某ガンダムと酷似した姿の超大型機動兵器である。どれくらいデカイかというと、全長だけならスーパー系後継機であるフォルテギガス2倍以上の全長を誇る。ちなみに似たようなコンセプトとなったブランシュネージュの後継機デア・ブランシュネージュと比較してもなお、こちらの方が20m以上大きい。…100m級の機体では如何なる地形においても活動できるというレベルではなくなると思うのだが。そもそもこの機体は特性上、の適応などない。

これほど巨大な機動兵器だというのに、格闘戦闘を主体としている脅威的な機体でもある。尤も、遠距離戦もエール本体に装備されたネオインパルスランチャーやビット兵器で対応でき、遠近のバランスは良い。なお、この巨体で分身までする。

特筆点としては、大出力のジェネレーターを組み込んでいるため、レース・アルカーナをフル稼働に近い状態で使用可能。その点でもフォルテギガスよりも優秀だったりする(フォルテギガスはレース・アルカーナをフル稼働するとボディが保たないという欠点がある。ただし、フォルテギガスはレース・アルカーナを2基使っている)

ちなみに、「ジェアン・シュヴァリアー」はフランス語で「巨大な騎士」という意味がある。まさしく本機を体現した名称と言えよう。実際、その名に恥じず、Wのヴァルザカードの登場までは味方のバンプレオリジナルメカ中最大の全長を誇っていた。現在でも、全長が分かっている機体の中ではヴァルザカードに次いでNo.2のデカさを誇る。まぁ、ヴァルザカードは合体形式自体が反則的ではあるが。

あのエール・シュヴァリアーの後継機ということで期待したプレイヤーを絶望させた機体。お陰で、エールに比べて人気が低い。仮にOGシリーズに出た時はαシリーズの某ガンダムの如く、ダイナミックに動く姿が見たいものである。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦D
リアル系後期主人公機の内の一つでエール・シュヴァリアーの後継機。エールが抱えていた問題点は全て解決されるが、今度は陸に降りれなくなった上にシールドもなくなる。何よりエールに比べて動き回らないのが問題。ちなみに、武器自体は全地形で使用可能。格闘武器2種に至っては全地形適応Aである。そう、海でさえも…(使う機会がないが)。ちなみにサイズはL。さすがにLLになる事はなかった。

装備・機能

エールとは違い、格闘武器の射程が延びているので使い勝手は一気に上がった。

回避力に関しては運動性は上がったが、Lサイズによる補正を受ける。しかし、分身・切り払い・撃ち落しは残っているので総合的には優秀。

武装・必殺武器

武器名は全て変更可能。

ネオインパルスランチャー(射撃)
エール・シュヴァリアー本体背部のブースターを砲身にするキャノン砲。エールにおけるインパルスキャノン。名称が変わっているが、火力自体は実は下がっている。弾数制に変更されており、ENを食わないのが長所。
ブレードビット(射撃)
ウェポンボックスハンガーからビームソード内蔵式のビットを飛ばして敵を切り刻む。サイズがサイズなので、さぞかしデカいビットが敵機を襲うことになると思われる。主人公がニュータイプでもないのにどうやって制御しているのかは謎。ENを消費するが、燃費は割と良い方。
ネオビームブレード(格闘)
ウェポンボックスハンガー右部に搭載された大型ビームブレード。某ガンダムでいうなら、丁度メガ・ビーム砲の位置に設置されている。サイファーソードの後継扱いだが、射程が1~3となったので使い勝手はサイファーソードの比ではない。ただし、燃費も2倍である。というか、海適応Aと言う事は、これで水中に突貫するという事なのだろうか…。
クローアンカーバースト(格闘)
ジェアン・シュヴァリアーの必殺技。ウェポンボックスハンガー左部のクローアンカーをドリル状に回転させた上で敵機を貫き、捕獲してネオビームブレードで突貫。バーストレイヴの後継である技だが…あまり動かない。攻略本ではクロー自体が「クローアンカーバースト」という名称となっている。

特殊能力

剣装備 銃装備
切り払い撃ち落としを発動。
分身

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L

その他

  • 強化パーツスロット:2

BGM

搭乗しているキャラのテーマが流れる。また、クローアンカーバースト使用時には必殺武器用BGMが使われる(この時のみ、グラキエースでもジョッシュの必殺武器用BGMが使われる)。

対決・名場面など

話題まとめ