鳳凰寺風は『魔法騎士レイアース』の登場人物。
鳳凰寺風 | |
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読み | ほうおうじ ふう |
外国語表記 | Fuu Hououji |
登場作品 | 魔法騎士レイアース |
声優 | 笠原弘子 |
デザイン |
CLAMP(原案) 石田敦子(TVアニメ) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 女 |
誕生日 | 12月12日 |
星座 | いて座 |
年齢 | 14歳 |
身長 | 156 cm |
髪色 | 黄色 |
髪型 | ボブ風のロールヘア |
瞳の色 | 緑 |
血液型 | A型 |
パーソナルカラー | 緑 |
所属 | セフィーロ |
学年 | 中学2年生 |
称号 | 魔法騎士 |
主な搭乗機 | 空神ウィンダム |
特技 | コンピュータープログラム |
趣味 | 読書 |
好きな食べ物 |
てっさ(ふぐの刺身)[1] いかの塩辛 もずく |
嫌いな食べ物 | おいしくないもの |
大事なもの | 自分自身[2] |
概要
伝説の魔法騎士として召喚された中学2年生の少女。誰に対しても常にお嬢様口調の様な敬語で話す。原作漫画版とアニメ版で一人称が異なり、原作漫画版では光、海と同様に「私(わたし)」、アニメ版では「わたくし」。弓道部に所属しており、その腕前は非常に高く、遠くからでも魔物の急所に当てられる程。回復や搦め手の効果が多い風の魔法を習得した事からサポート役としての出番が多い。
名門の女子校に通っており、常ににこやかで人当りの良い性格からおっとりしたお嬢様といった印象を与えるが、鋭い洞察力と頭の回転の早さから、実際はかなりの戦略家。ギャグ描写では若干黒い一面を見せる事も。また、将来はシステムエンジニアを目指す意外な一面がある。
プレセアに作ってもらった武器は身の丈ほどある大剣[3]で、風本人は軽く振るう事ができるが、風以外が持とうとすると地面にめり込むほどの重さとなる。3人の中で唯一剣術の心得がなかった為扱いに苦労していたが、フェリオとの特訓で克服している。フェリオとはその後も仲を深めていき、原作漫画版・アニメ版共に両想いとなる。
普段は眼鏡をかけているが、魔神に搭乗する際は消失する。視力に関しては問題はないらしい[4]。
登場作品と役柄
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。声優の笠原弘子氏は本作でスパロボ初参加。シナリオデモでは眼鏡をかけた状態、魔神搭乗時では外したグラフィックになっている。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
- 特殊行動コマンド「魔法」によるサポートが売りであるほか、精神コマンドも支援向き。特筆すべきは祝福の使い勝手の良さで、エースボーナスとTACマネージメントの「コストサポート」が噛み合うことで祝福の消費SPが22まで下がるため、自軍最高の祝福使いとなる。
パイロットステータス
能力値
魔法騎士はほぼ全員一線の能力を持つ。
基本的には晩成型なので、サブオーダー等を活用して機体共々確実に鍛えていくこと。
精神コマンド
- T
- 信頼(友情)、先見、必中、気合、祝福、愛
- 4つ目が気合で最後が愛、という構成は光・海・風で全員共通。
- エースボーナス獲得後は信頼が消費SP据え置きで友情へと変更されるほか、祝福の消費SPも下がる。
- 更に、他のキャラの閃きや不屈と同等の低コストで先見を使えるので、資金稼ぎ・回避・回復と、サポート系として理想的な精神コマンドを持つ。
特殊スキル
- T
- 魔法騎士、底力L3、援護防御L1、ガードL2
- 魔法騎士の最大効果を発揮させるためにも、気力限界突破は必須。
- 後は、遠距離攻撃主体となるため援護攻撃とヒット&アウェイがあると戦闘面では足手纏いになることはない。
- SP回復等、彼女の支援系精神をフル稼働させるための技能も優先的に用意してあげたいところ。
エースボーナス
人間関係
- 獅堂光、龍咲海
- 同じくセフィーロに召喚された魔法騎士。偶然同じ日に東京タワーへ社会見学に来ていた以外に接点はなかったが、セフィーロでの冒険を経てかけがえのない親友となる。2人のことは「さん」付けで呼ぶ。
- OVAでは、同じ学校の友人という設定。
- モコナ
- 魔法騎士の旅を助ける謎の生き物。「さん」付けで呼ぶ。絡みは2人と比べると少ない。
- 鳳凰寺空(くう)
- 姉。「さん」付けで呼ばれている。妹同様に落ち着いた性格だが、東京タワーのおみやげにひよこまんじゅうをねだる一面も。「空お姉様」と呼ぶ。SRW未登場。
セフィーロ
- フェリオ
- 沈黙の森の中で助けてくれた少年剣士。原作漫画版、アニメ版共に相思相愛となる。相手が年下であっても、大抵「さん」付けする風が呼び捨てにする数少ない人物。
- エメロードの死後に彼女の弟と知って衝撃を受けるが、彼には「姉を自由にしてくれた」と感謝されている。
- アニメ版では共に森を抜けた後、別れ際に魔法で通信できるオーブをもらって連絡を取り合っており、合流して助けてもらうこともある。セラという少女(正体はイノーバの変身)に優しくする姿を見て嫉妬したことも。原作漫画版では彼が両耳につけていたリングの片方を贈られ、それを指輪のように身につけている。オーブもリングも一度東京に戻った後、彼の手に戻されてしまうが、第二章で彼から再び受け取っている。
- クレフ
- セフィーロに来て最初に出会った人物。成長する防具と風の魔法を授かった。
- プレセア
- 伝説の鉱物エスクードをもとに成長する剣を創ってもらった。
ザガート一派
- ザガート
- エメロードを攫った敵。当初は倒すべき存在としか認識していなかったが、彼の死後にその真意を知り考えを改める。
- カルディナ
- ザガートに与する幻惑師。自身の戦いへの覚悟を認められ、彼女がザガートから離反するきっかけになる。
- エメロード
- 彼女によって召喚される。ザガートを倒して彼女を救出すればセフィーロは救われ、魔法騎士の使命が果たされると信じていた。
ファーレン
- アスカ
- ファーレンの第一皇女。ウィンダムを欲しがった彼女に捕らえられ、弓対決を行う。セフィーロの『柱』の真実を彼女に語り、考えを改めさせた。SRW未登場。
他作品との人間関係
- ショウ・ザマ
- 『T』におけるコーチ。さらなる修行を望んだ結果剣鉄也の人選により、彼から剣術の手ほどきを受ける。
- 剣の扱いに関しては経験がない為に基礎から教え込まれるが、この意外な組み合わせには光や海の組とは少々異なる鉄也の意図が介在していた。
- 風龍
- 『T』で獅子王凱や鉄也が用意した魔法用のトレーニング相手。イメージカラーが緑色の風属性繋がりの二人である。
- イネス・フレサンジュ
- 『T』第29話でのインターミッションにおいて彼女から「将来はきっと私と似たポジションになる」と指摘されている。
- これは同話における光との遣り取りから風本人の素質を見抜いただけでなく、イネス自身と共通する何かを秘めていることを察し「期待出来る」として目をつけたものだと思われる。
- エイミス・アーネスト
- 彼女からは「将来が楽しみな逸材」と目をつけられており、『T』エーストーク時にて、「眼鏡の奥では何を考えてるのか」と言われた後、互いに不敵な笑みを浮かべている。
名台詞
アニメ版
- 「よろしかったらどうぞ。楽しそうなあなたを拝見して、私も楽しませて頂きましたから。お気になさらずに」
- 第1話より。東京タワーにて、覗いていた有料の双眼鏡の時間が切れてしまい硬貨が見つからなくて慌てる光を見て、双眼鏡のための硬貨(200円)を差し出す[5]。これが2人の出会いだった(海とはセフィーロに到着してから会話)。
- 見知らぬ相手に金を出すのは妙だが、この時、風は光を小学生と思っていたため、こうした対応をとったのだろう。
- 「私は私が大切ですわ。もし私に何かあったら、お父様やお母様やお姉様、私を愛してくださる方たちが悲しみます。私はまだ子供で、愛してくださる皆様に何もできません。だから、せめて私が幸せであることが私が出来る精一杯のことなんです! だから、私が大切ですわ!」
「この傷は、後で回復魔法で治すことにしますわ!」 - 第5話より。伝説の泉エテルナにてエスクードを手に入れるための試練において「自分のもっとも大切なもの」と対峙した時の言葉。この言葉と共に幻影を破り、新たな力を手に入れた。
- 「フェリオが…、フェリオが無事でありますように」
- 第7話より。フェリオに貰った願いが叶うオーブに願った切実な願い事。実際は通信機型のマジックアイテムだった為、フェリオには筒抜けであった。
- 後にアスコットがけしかけてきた魔物を倒す際、オーブに吹き込んだこの声を使用されることに。
- 「ええ、眼鏡がなくても、海さんと光さんが見えますわ」
- 第19話より。3体の魔神を蘇らせてザガート城に向かう際、海に「眼鏡がなくて大丈夫なの?」と聞かれた際の返答。
原作漫画版
- 「でも……『ばか』なんていわれたのは初めてですわ」
- 沈黙の森にて。討伐した魔物による最後の攻撃を自力で避けきれず、フェリオに助けられる。
- その際に彼から『ばか』呼ばわりされた事に対し、助けてくれたお礼と共にはにかみながらこう返す。
- 表情を見たフェリオから「今のはかわいかったぞ」と返され、赤面する。
- フェリオ「……おまえもあのちっこいのも おれに助けてほしいとはいわないんだな」
「あなたには『沈黙の森』の出口までごいっしょいただくと約束していただきました それ以上望むのはただのわがままですわ」
「これは 私たちの戦いです」 - 森を抜けた直後、アルシオーネとの二度目の戦闘になる。
- 海が手酷くやられてしまい、光が応戦する中でのフェリオとの問答。これをきっかけに彼に惚れられる。
迷台詞
あくまでギャグ描写ではあるが、全体的に黒い。
アニメ版
- 「どうやらこれは…!」
「目を回してるみたいですわね」
「おほほほほほ」 - 第8話より。魔物から逃げ出した動物の群れの下敷きになったモコナを見ての発言。海からは「んなこた見りゃわかるわよっ!」と怒られる。風の珍しいギャグ台詞。
- 特に3行目の時の風は眼鏡が白塗りになっている。
- ムックでは「分析に夢中で介抱することを忘れているのではないか?」とも指摘されている。
- 「まぁ、美味しそうですわね。でも、海さん、モコナさんを召し上がるんですの?」
「中身は白アンでも良いですわね。うふっ」 - 第27話より。モコナの中身は「マシュマロかアイスクリームのような気がするわ」という海の意見に同調。この台詞を聞いて、モコナは海から逃げ出す。
- 2行目は海がナイフとフォーク、フライパンとフライ返しを持ってモコナを追い掛け回している後ろで不敵に微笑みながらの台詞。この時の風は眼鏡が白塗りになっている。
- 「猫が白衣を嫌いなんて 知らなかったんですわーー」
「あらあら 猫がみかんを嫌いなんて ぜんっぜん知らなかったんですわーー」 - 『脚本集・1』おまけ「風ちゃんが来た!」より。光の家に何故か白衣で訪れ、飼い猫として飼われていたノヴァが萎縮。さらにはお土産にみかんを出したため、ノヴァを怖がらせてしまう。それらを特に気にせず笑う風。
- なお、猫は柑橘系の匂いを嫌うが、白衣に関しては実際猫は「見知らぬ動物病院での検査を嫌う」ため、若干解釈を変えている。
原作漫画版
- 「ふふふふ」
- 第1巻のオマケ漫画「モコナの秘密」より。就寝時、ほぼ眠ったままの光が海を叩き起こして手を引っ張って外に出ようとしており、それを海が止めようとしている状況に、やはり眠ったままの風がやって来て背後から海の脇腹をくすぐりだした際の不敵な笑い。翌朝、本人に記憶はなく、寝不足の海を心配していた。
- 「ちょうどお茶も入りましたことですし、お菓子がほしいですわよね」
- 『2』第1巻より。なんともない普通の会話のように聞こえるが、実はこれ、海がモコナに『ふわふわしておいしそう』と言った後のセリフなのである。案の定、モコナはすごく怯え、光に『大丈夫だよ、二人は食べたりしないよ』と慰められるが……。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
戦闘台詞
- 「三つ目や一つ目でお顔は愛らしいのに…!」
- AT戦での特殊戦闘台詞。言い得て妙な一言だが、これは彼女の感性から来る捉え方があるのでユーザーの中にはこの台詞に思わず首を傾げる人もいるのではなかろうか。
- 「セフィーロにも、こんな怪物はいませんでした…!」
- あしゅら男爵戦での特殊戦闘台詞。確かにセフィーロではあしゅらの様な存在は見かけることがないだろうが、あしゅらは怪物以前に特殊な改造を施されたサイボーグである。
- 「アイルランドの妖精…デュラハンのような方ですね…!」
- ブロッケン伯爵戦での特殊戦闘台詞。デュラハンとはアイルランド神話に登場する「首のない人の姿」をした妖精のこと。知性の高さだけでなく教養と学に富んでいる面が、こういう所から伺えるとは思いもよらなかったユーザーは多い筈。
- 余談だが、過去にもブロッケンをデュラハンと呼んだキャラは存在する。
- 「叶うのならば、あなたと夢や幸せについて語りたい…」
- オリジナル7戦での特殊戦闘台詞。ミハエルやファサリナなどオリジナル7のメンバーは基本的に荒んだ環境によって心に深い傷を負う身である為、そこからカギ爪の男を盲信しており、世界を改善しようとするその志自体は否定せずにより良い道を模索する対話と議論を望む風の聡明さが光る。
シナリオデモ
- 「海さん…。そういう風にムキになっては、ワッ太君の言葉を否定できませんよ」
- 『T』第21話「小さな火を胸に」サイドプランシナリオより。キャリアクス内においてポールの安否に関する報告を含む遣り取りの中で、ワッ太に「海さんだって、まだ子供だよね」と言われて怒る海を窘める。
- メリル「でも、みんなの頑張りが貴重なデータを生んでくれたわ」
メリル「あの子へのお仕置き…TacP100点に相当するデータになったわよ」
「それでしたら、もっと厳しくお仕置きしておけばよかったですわね」(以上、サイドプラン達成時)
メリル「でも、きっとみんなの想いはあの子に届いたと思うよ」
「届いてないようでしたら、さらに厳しいお仕置きを考えなくてはなりませんね」(以上、サイドプラン未達成時)
海「え…!?」
「ふふ…冗談ですよ」
光「び、びっくりした~! 驚かさないでよ、風ちゃん!」
ワッ太「ほんとだよ! 真面目な風さんが、そういうこと言うと本気かと思っちゃうから!」
「ふふ、ごめんなさいね」
エイミス(この子…将来が楽しみな逸材ね…)
メリル(エイミスに目を付けられるとは只者じゃないわね…) - 同上。途中から一同がギョッとする発言を示したために一瞬ながら沈黙の間が・・だが「冗談」であることを風自身が明かすと、殆どの面々は本気だと捉えていたらしく安堵の表情を浮かべる形で談笑を再開。
- ところがその様子を眺めていたエイミスが彼女の隠れた可能性を瞬時に見出し、直後メリルが驚きを隠せずといった感じだが同時に寒心に近いものが混じった一言を呟いている。
- 「海さんのファン…だったのかも知れませんね…」
- 『T』第22話「戦いは誰がために」より。「海…サイッコー」と言ったカイジを指して。その海じゃないです。
中断メッセージ
- 「では、わたくしはモコナさんを美味しくいただくためにどんなお茶が合うか考えておきますね」
- 『T』中断メッセージ「食べ頃のモコナ」より。上記の第27話が元になっている。本編以上に酷い。光も「…ふ、風ちゃんの目が本気だ…」と驚いていた。
搭乗機体
- 空神ウィンダム
- 搭乗機。
余談
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