ホロニックローダー
概要
セレブラムが運用する「ホロニックアーマー(光装甲)」と呼ばれる発光装甲を纏う人型機動兵器の総称で、この光装甲はエネルギーであるQL(量子変換エネルギー)が続く限り絶対的な防御力を発揮できる。他にも武器の使用などあらゆる事にQLを必要とするためQL残量に常に気を配る描写もある。なお、出撃時には量子テレポートによって母艦から半径100キロメートル以内に瞬時に移動できる。
元は量子サーバーの管理・補修用に開発されたが、ガルズオルムに対抗できる唯一の存在として使用されている。この機体を通すことで幻体であるセレブラント達は現実世界へ行くことが出来、彼らの生命維持システムとしても重要度は高い。機体ごとに役割は異なり、パイロットは主操縦を務める「ガンナー」と機体制御を担当する「ウィザード」の2名で構成される。
全ての機体に「バニッシュメントモード」と呼ばれる自爆装置が搭載されており、ガルズオルムに技術やプログラムデータを奪われる事を防いでいる。しかし、後にガルズオルムによって奪われたデータによってアンチゼーガと呼ばれる対ゼーガペイン兵器が開発された。黒い光装甲を纏い、光装甲を無効化する「ホロニックアーマーキャンセラー」を所有するこの機体の存在により、戦いは熾烈を極めていった。
なお、機体名である「ゼーガペイン」は「是我痛」と書き、痛みを受け入れることを意味する。
ゼーガペイン
- ゼーガペイン・アルティール
- 緑の光装甲を持つ標準的なモデル。
- ゼーガペイン・ガルダ
- センサー系・データ処理能力などが充実した偵察・隠密行動用機体。
- ゼーガペイン・ジャターユ
- ゼーガタンク
- 「ゼーガペイン・カラドリウス」の別名を持つ。QLの補給ができる唯一の機体。
アンチゼーガ
SRWにおいて
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。原作側の監修により一人乗りのホロニックローダーが登場。
- スーパーロボット大戦DD
- 『革命機ヴァルヴレイヴ』の硬質残光と光装甲に何らかの関係があるような描写がある。
余談
- その特徴的を光装甲を再現するため、プラモデルではクリアパーツの装甲がブラックライトに反応したり電飾ギミックを入れるといったアプローチが行われた。