特殊技能の一つ。
「反骨心」とは不当な権力等に屈せず、反抗できる精神を意味する。
採用シリーズにおける仕様
スーパーロボット大戦IMPACT
HPが50%未満になると効果が発動。最終命中率+30%、装甲+200、被ダメージ時の気力上昇が2になる。
効果としては底力の亜種とも言える効果である。残念ながら、自軍で有効に使えるのは黒獅子搭乗時のジョウぐらい。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇、スーパーロボット大戦V
相手の技量が自分より高い場合に発動。与ダメージ1.1倍、被ダメージ0.9倍、命中率、回避率+10%される。要は技量で劣る相手との戦闘時にのみ、アタッカー・ガード・見切りが纏めて発動するようなものである。またプレッシャーに対してL2までなら補正値で相殺でき、「分析」も併用すると最大レベルのL4も相殺出来る。
一方、問題も存在する。養成で技量を上げすぎると「ボス相手でも発動せず、逆に敵の反骨心が発動してしまう」という状態となり、事実上死に技能化するため要注意である。また、発動条件の都合上、発動に高い技量を必要とする再攻撃やカウンター(『天獄篇』のみ)の対極に位置する技能であると言える。その為、それらとの相性は最悪であり、どちらを捨ててどちらを取るか、考える必要性がある。
周回を重ねるなら再攻撃が発動する方が安定したダメージソースになるが、PPやTacPに余裕がないうちは、本技能の発動を頼るほうが良いだろう。いずれにしても、本技能を持つパイロットは中途半端に技量を上げるようなことは避けた方が良い。
スーパーロボット大戦X
仕様は『第3次Z』及び『V』と同様だが味方パイロットに所持者がいなくなり、完全な敵パイロット専用技能になっている(敵と味方の両方になるパイロットも、敵対時しか持っていない)。その為、プレイヤーは『反骨心を取るか、再攻撃を取るか』という二択に悩まされなくなったと言える。
主なパイロット
近作では味方側だけではなく、一部ライバルキャラの対抗心や嫉妬心を表現するためか敵仕様のみ習得し、ある意味は逆恨みに近いスキルとなっている。
スーパーロボット大戦IMPACT
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇、スーパーロボット大戦V、スーパーロボット大戦X
- ガロード・ラン
- 強力なMAP兵器持ちのダブルエックスと相性が良い。と思いきやガロード自身の技量がそこそこ高い為、実際は一部を除き雑魚相手にはほとんど発動しない。
- しかしボスクラス等の強敵にはツインサテライトキャノンに更なる火力が上乗せされるので非常に有用。基本的には対ボス用のスキル。
- ボス
- 技量の低いパイロットの代表格だけあり、ほぼ確実に発動する。上記した通りの『X』では残念ながら失ってしまった。
- 神勝平
- やや火力に欠けるザンボットとの相性は悪くない。また、ムーン・アタックに限ってはカスタムボーナスで夜間・宇宙戦では確実にクリティカルが出るのも追い風となる。
- 実はZシリーズにおけるコンピュータドールとの対応の原作との違いを表しているメタ的な要素を持っている(向こうはプレッシャーをL2で持っている)。
- ギュネイ・ガス
- 『第3次Z天獄篇』にて正式参戦時に習得。想い人に関わるライバルに対する物であろう。敵対時には持っていないため、迷いを持って戦っている事を強調している。
- リディ・マーセナス(敵対時)
- 『第3次Z』にて自軍の技量の高いエース級に対して有利に働く結果となっている。違和感を持たれた為か、『V』では所有しなくなった。
- ラルク・メルク・マール(バスターマシン19号搭乗後)
- ガロード同様、本人の技量値が低くないため雑魚には大抵発動しない。しかしこちらも強力なイナズマキックや合体攻撃がある為、ボス相手には有効なスキルとなっている。
- ハサウェイ・ノア
- 『V』では『閃光のハサウェイ』名義での参戦ゆえか所持。技量はほどよい程度ながら、「努力」持ちなので成長自体はさせやすいのがまた難しいところ。
- ウォルフガング
- 適当に技量が低めなので自軍のエース級相手にはしっかり発動させてくる。
- 雷張ジョー
- 敵対時にのみ所持。彼の場合も技量が高めなのが問題で、よほどの事をしないと発動しない。
- 張五飛
- 『X』敵対時にのみ所持。
- トッド・ギネス
- 『X』敵対時にのみ所持。
- マスク
- 敵対時にのみ所持。