サンソンは『ふしぎの海のナディア』の登場人物。
サンソン | |
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外国語表記 | Sanson |
登場作品 | ふしぎの海のナディア |
声優 | 堀内賢雄 |
デザイン | 貞本義行 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 27歳 |
所属 | グランディス一味→ノーチラス号 |
概要
グランディスに仕えるお供の一人。
長身の優男に見えるが、その外見とは裏腹に怪力の持ち主で、ネオ・アトランティスが製造した人型タンクと素手で格闘して破壊した程。更に射撃の名手かつ、ハンドルを握ると性格が変わるスピード狂でもある。
美しい女性に対してはキザな態度でアプローチをかけるが、あくまでも社交儀礼であり、本気でのめり込むことはない。一方で、相手から感謝されたりすると、気恥ずかしさからクールな態度で誤魔化そうとする。
かつては恵まれない家庭で育った過去を持ち、過酷な現実と向き合う覚悟を備えている。後に運転手としてグランバァ家に仕えるようになった。グランバァ家が没落して他の使用人達はグランディスを見捨てたが、彼とハンソンだけは現在までグランディスを「姐さん」と呼んで支え続けている。
グランディスと共にナディアの持つブルーウォーターを狙っていたが、後にノーチラス号の一員として協力するようになる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X
- 初登場作品。シナリオデモにおいても白兵戦要員として活躍する。
- ハンソンはサポート向け、グランディスは期待に回したいのでグラタンの戦闘面の精神は基本サンソンの担当となる。
パイロットステータス
精神コマンド
人間関係
- グランディス・グランバァ
- 一味のリーダー。彼女のことは「姐さん」と呼んで仕えている。
- 彼女に対しては、密かに恋心を抱いていたようであるが、作中ではほぼ主従関係のままだった。
- ハンソン
- 相棒。共にグランバァ家が没落する前からグランディスに仕えている。
- ジャン・ロック・ラルティーグ
- 和解した後は、彼の良き兄貴分として「男の生き方」を伝える。
- マリー・エン・カールスバーグ
- ノーチラス号の休息中、ネオアトランティスに襲われた彼女を助けた事から仲良くなる(遊び相手にされる)。
- エアトン・グレアバン
- 漂着した島で仲間となるが、彼を「トンマ」呼ばわりし、反りが合わなかった。
名(迷)台詞
- 「合点!」
- グランディスの号令への返答。大体ハンソンと同時に言う。
- 「けっ、張り合いのねえ」
- 第8回より。ナディアを救出に向かう中、人間タンクに見つかるも、機体の腕を掴み、そのまま破壊した後の台詞。
- 「ハハハハハ、ハァハハハハハッ! ガーゴイルだか何だかしらねえが、俺様にハンドルを握らせたら最後だぜ!」
- 同上。ガーゴイルの元からナディア達を奪回し、狂ったような笑い声を上げ、グランディスタンクで逃走中の台詞。あまりの剣幕にジャンは「いつも…、こうなの?」と驚いていた。なおナディアはガーゴイルに貼り付けにされた状態で救出されそのまま外にいたため、悲鳴を上げていた。
- 「空中もダメだかンなあッ!!」
- 第29回に於けるハンソンとの大喧嘩で互いの「陣地」について口論となった際、「空中はどーすんだ?」と茶化してくる彼に対してバリヤーを張りつつ(!)[1]領空権を主張する。
- この詰り合いによって、ローカルルールと思われていた「空中バリヤー」が全国規模のものであった事を知った視聴者も多いとか。
- 「道だとォ!? 道なんてものはぁ、俺様の通った後に出来るモノだッ!」
- 第30回より。エアトンに勝手に持ち出されたグラタンを追跡するため、曰く「グラタンを追いかけるための、グラタンを超えた性能を持った」グラタン2号を操りながら。
- しかしその実態は、猪二頭をムチと芋で操りながら丸鋸付きの荷車を引かせるという戦車は戦車でも「チャリオット」というシロモノであった。
- あまりの爆走ぶりにハンソンから「もっとマトモな道を走ろうよ!」と突っ込まれるが、返した返答がコレ。
- 『X』ではグラタンの「突撃」時の台詞パターンの一つとして採用される。
- 「しかしっ、下が墓ってぇのはァ~ん…」
ハンソン「手間が省けていいねぇ…」 - 第36回より。グラタンで命からがらネオ・アトランティスの攻撃から逃げたものの、遺跡下層に落下してしまう。グラタンの装備では落下を止められずに墓場へ落ちると諦めてしまうが…
- 「へっ、みんなやっぱり行っちまったかぁ。おめぇはヤな奴だが他に頼める奴がいないんでなぁ。マリーとキングを頼む」
- 第37回より。ガーゴイルとの決戦を前に、エアトンにマリーとキングを託した際の台詞。
- 「心配ご無用。昔っから壁ってぇのは…ぶつけりゃあ!壊れるもんでさぁ!!」
- 第38回より。改修されたグラタンでレッドノア内部を動力部に向けて突き進むも、残るは隔壁一枚だけという所でレーザーのエネルギーが切れてしまう。
- 「どうすんだい!?」と焦るグランディスやハンソンに対して啖呵を切りながらシリンダーをドリルに変形させ、隔壁をぶち破った。
- 「ヤケになった人間が、何をするか見てろよぉぉぉっ!!」
- 同話。バベルの塔を撃とうとするレッドノアを止めるため、サンソンの咆哮と共に動力部にグラタンが突撃する。
- 「けっ!こうすりゃ撃てねえだろう?…頼む!もう少しもってくれよ…!」
ハンソン「準備OK!」
グランディス「よし!逃げるんだよッ!」
「合点!…ありがとよ、グラタン!」 - 同話。グラタン自体を栓とし、動力炉の突入ボルトを塞ぐ。シリンダーがひしゃげ、火花が散る中、動力炉爆破の手筈が整ったのを確認したサンソンは、激戦を潜り抜けてきた相棒に感謝と別れの言葉を告げ、脱出した。
スパロボシリーズの名台詞
- 「俺様にハンドルを握らせたら最後だぜぇ!」
「道なんてものは、俺達の通った後に出来る物だぁ!」
「大抵の物はぶつけりゃ、壊れるもんですわ!」 - 『X』でグラタンの突撃使用時のパターン。上からそれぞれ第8回、30回、38回の台詞が元になっている。
搭乗機体
- グランディスタンク
- 通称「グラタン」。操縦を担当する。
脚注
- ↑ この際、サンソンは初代ウルトラマンの「ウルトラバリヤー」と同じ動作でバリヤーを張っている。