カプール

2017年12月14日 (木) 20:47時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版 (→‎概要)
カプール
外国語表記 Capule
登場作品

ガンダムシリーズ

メカニックデザイン 小林誠
分類 水陸両用試作型モビルスーツ
型式番号 AMX-109
頭頂高 16.5 m
本体重量 38.7 t
全備重量 57.5 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,680 kw
(1,840 kw×2)
スラスター総推力 6,800 kg
潜行限界深度 120 m(MS時)
2,300 m(水中形態時)
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 12,300 m(大気中)
7,600 m(水中)
開発 ネオ・ジオン
所属 ネオ・ジオン軍
ジオン残党組織
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概要

ネオ・ジオン軍が開発した水陸両用の試作型モビルスーツ

機体概要

一年戦争時に投入されたハイゴッグの発展型。

手足を収納する事で巡航形態に変形が可能。変形した姿はほぼ球形で、それによって水の抵抗を少なくしており、水中戦では非常に高い性能を発揮する。

また、ガンダリウム合金製の二重装甲によって耐圧性、耐弾性にも優れており、並のビーム兵器の攻撃も耐え凌ぐ事が可能となっている。

劇中での様相

『ΖΖ』本編では第24話に登場。「海のない所で開発された水中用モビルスーツは信用できない」と言った地球に残っていた兵達はザク・マリナーに搭乗しており、本機は傭兵として現地徴用された青年・タマンが搭乗。ジュドー・アーシタΖΖガンダムと交戦するが、ジュドーの説得によりタマンは本機から降り、自爆させた。

『ΖΖ』の外伝作品『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、主人公フェアトン・ラーフ・アルギスの搭乗機であり、銀色に塗装されている。また、水陸両用MSながら宇宙空間での運用も可能であった。

第一次ネオ・ジオン抗争から8年後の宇宙世紀0096年を舞台とした『機動戦士ガンダムUC』のOVA版では、地球上のジオン軍残党の戦力として登場。その特性を遺憾なく発揮する形で、トリントン基地に配備されたジム部隊に猛威を振るったが、緊急出撃したバイアラン・カスタムには敗れてしまい、その防御性を、盾代わりに逆利用されてしまっている。

∀ガンダム』では本機にそっくりなMSであるカプルが登場している。

リギルド・センチュリー(『Gのレコンギスタ』)の時代においては「クラシックコレクション」として博物館にレプリカが保管されている。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
DCの戦力として登場。水中用のMSの中では最強で、中盤のシナリオ「女スパイ潜入」ではブーン搭乗の機体を含め、多数登場するので水中にいると侮れない。変形はしない。
スーパーロボット大戦EX
マサキの章、リューネの章では自軍で使用可能。SFC版では武装がイマイチだったギラ・ドーガよりもマシな性能だったが、PS版では立場が逆転。射程が短く性能も低いため使いにくくなった。敵としても弱くなっているため水中戦の多いシュウの章序盤では助かる。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
直接登場はしないが、今作にて姿が酷似している∀ガンダムのカプルが登場するため、宇宙世紀ガンダムシリーズのキャラが何度か名前を出している。α外伝はおろかαにもカプールはいないのに色とサイズが違うことまで知っていたので、ゲーム中に登場しないだけで戦った経験はあるのかもしれない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
ジオン残党軍の機体としてユニットアイコンのみ登場。

単独作品

スーパーロボット大戦
HDリメイク版では「俺の名前はカプールだ。伸ばすのを忘れるなよ!」の攻撃時の台詞や、ザクIIへの特殊台詞で「お前とは遠い未来で会いそうな気がする」等、『∀ガンダム』を意識した台詞がある。

関連作品

バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
機動族の兵士の1人として登場。武衆はマリナー。マップ兵器「アスロック」を持つ。
ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
ザコ敵。カプールmk-II、カプールヴォーゲという上位種も登場する。
ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
ザコ敵。
ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ
コンパチヒーローシリーズの一つ。1面の中ボスとして登場し浅草・浅草寺の雷門に扮している。

装備・機能

武装・必殺武器

アイアンネイル
両腕に装備されているクロー。SFC版『EX』では意外と攻撃力が高く機体の少ない時などには便利だったが、PS版では最弱武器になり使い所がなくなってしまった。
ミサイルランチャー
胸部に内蔵されている。
レーザービーム
頭部に装備。
ソニックブラスト
腹部に内蔵された武装。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

カプル
∀ガンダムに登場。カプールと形状は同じだが、一回り小さい。
ハイゴッグ
開発のベースとなったMS。