バンドーラ | |
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登場作品 |
スーパー戦隊シリーズ |
演者 | 曽我町子 |
デザイン | 篠原保 |
種族 | 魔女 |
性別 | 女 |
所属 | バンドーラ一味 |
概要
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の敵組織「バンドーラ一味」を束ねる魔女。 かつて古代恐竜人との戦いの果てに古代人と恐竜を滅ぼしており、守護獣の手により惑星ネメシスへと封印されていたが、宇宙飛行士が何も知らず封印を誤って解いてしまったために復活。 月に拠点となる宮殿ドーラパレスを築き、地球への攻撃を開始する。
魔女らしく破壊と殺戮を好む他、子供が大嫌いであり子供を狙った卑劣な作戦を多く立てている一方で、バンドーラ自身はノリが非常に良い性格。子分からも慕われており、時に子分たちに優しく接し、一緒に踊りや歌を楽しむなどコミカルな場面も多く見られている。
悪役でありながら、そのコミカルさと他のシリーズでは多く見られる「敵幹部同士の内紛や足の引っ張り合い、下剋上などといった裏切りイベント」が一切見られないなどシリーズ屈指のアットホームな敵組織である事、何よりも演者である魔女役や悪の女王役を長年に渡って多く演じてきた曽我町子氏の存在の大きさが語り草となっており、ジュウレンジャー真の主役と評す声も少なくない。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。台詞のみで姿は現さず、サプライズ出演に近い。
人間関係
- カイ
- 息子。かつて溺愛していたが、とある出来事によって死亡し、この件が原因で子供嫌いとなる。
- トットパット
- 部下であるコウモリのモンスター。
- ブックバック
- 部下である子鬼のモンスター。
- プリプリカン
- 部下である妖精レプラカーン。ドーラモンスターを製造する役目を持つ。
- グリフォーザー
- 部下である獣人戦士。当初は喋れなかったが、後に恐竜の卵を奪う成果を立てた事で喋れるようにしている。
- ラミィ
- 物語中盤から登場するグリフォーザーの妻。当初は別行動を取っていたため、過去の戦いにおいて一人封印から難を逃れていた。
他作品との人間関係
名台詞
- 「大地に眠る悪霊たちよ、〇〇に力を与えよーっ!」
- ドーラモンスターを巨大化させる際の台詞。月の居城から地球へと向かってドーラセプターを投擲し、杖の刺さった場所から吹き出す力によって巨大化させる。対象はドーラモンスターに限らず、ドラゴンレンジャー・ブライや、普通の人間の少年なども巨大化させたことがある。
- なお途中からは、力を与えよの前に「はぁっ!」と気合いの叫び声を上げるようになった。
関連怪人
- 各種ドーラモンスター
- 巨大化させる度に、手にした杖ドーラセプターを投げている。
余談
- 上述の通り、スーパー戦隊シリーズの中でも特にアットホームな雰囲気を持つバンドーラ一味ではあるが、演じる曽我町子氏が過去に敵組織の首相であるヘドリアン女王役として出演していた『電子戦隊デンジマン』及び『太陽戦隊サンバルカン』では組織内の内紛が原因で戦隊側に敗北を喫している。
- 海外版『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』では「リタ・レパルサ」という名前で登場。設定の大部分は変わっておらず、海外の子供たちにも人気を博したという逸話も存在する。
- 当作において、映像をそのまま流用する形で引き続き曽我氏がリタ役として出演し、追加撮影分も曽我氏が担当している。
- 後に、リタ役は一部新撮で代役を担当していた現地の女優であるカーラ・ペレス氏に正式に変更となっている。
- 曽我氏はその後、『魔法戦隊マジレンジャー』にて天空聖者マジエル役を演じたが、それをベースとした『パワーレンジャー・ミスティックフォース』ではリタ・レパルサが改心し正義に目覚めた姿「ミスティック・マザー」という設定となっている。
- 当作において、映像をそのまま流用する形で引き続き曽我氏がリタ役として出演し、追加撮影分も曽我氏が担当している。