交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

概要

交響詩篇エウレカセブン』のストーリーを再構築した劇場作品。TV版とは少し異なる世界観で、別世界(平行世界)の関係にある。

TV版で別世界に旅立ったスカブコーラルの半分が行きついた世界の物語ということになっており、TV版の外伝的な立ち位置でもある。

ストーリー

これはもうひとつの、レントンとエウレカの物語。

突如、南太平洋に現れた「イマージュ」という謎の生命体と人類との戦争が約半世紀近く繰り広げられてきた。そして西暦2054年、人民解放軍第303独立愚連隊に所属するレントン・サーストンは、連れ去られたエウレカを取り戻すべく奔走する。そして、レントンとエウレカはこの世界の真実を知る…。

登場人物・登場メカ

TV版との共通項はそちらを参照。スパロボ毎の登場人物や登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

以下の4名に苗字がついている。また、ゲッコーステイトのメンバー・ゴンジイがいない。

TV版での名前 劇場版での名前
エウレカ エウレカ・ズィータ
コーダ コーダ・ラベル
ブラヤ ブラヤ・マッティングリー
クゼミ クゼミ=スワイガード

用語

第303独立愚連隊
別世界のゲッコーステイト
イマージュ
別世界のスカブコーラル
刻印のある月
TV版とのつながりを示すフレーズ。

楽曲

主題歌
「Space Rock」
歌手:iLL
劇中BGM
「男の戦い」
『第2次Z』で採用。
「聖者降臨」
ニルヴァーシュ type ZERO spec-V登場時のBGM。
『第2次Z』で採用。

登場作と扱われ方

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
TV版と入れ替わる形での参戦であるが、同じく交代参戦のマジンガーゲッターに比べて容姿の違いが皆無なせいか、転移したZEUTHのメンバーはこの世界のレントン達(劇場版)を同じ世界から来たレントン達(TV版)と勘違いしていた。
なお、ZEUTHメンバーとの絡みは、実は劇中でのある設定と関係している。物語の結末は原作と異なり、最後はレントンとエウレカがホランドと和解して無事に元の生活に戻るなど、原作に比べ明るい幕引きになっている。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
原作終了後のため、いるだけ参戦だがバンプレストオリジナルの面々とよく絡むなど、存在感はある。

主要スタッフ

製作
劇場版「交響詩篇エウレカセブン」製作委員会
制作会社
ボンズ、キネマシトラス
原作
ボンズ
監督
京田知己
キャラクターデザイン
吉田健一
メカニックデザイン
河森正治、柳瀬敬之
音楽
佐藤直樹

商品情報

Blu-ray

DVD

UMD

その他

※参考:MOVIC版設定資料集

資料リンク

公式サイト