- 登場作品:ゴジラシリーズ
- 『ゴジラ×メカゴジラ』
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
- 種族:怪獣
- 型式番号:MFS-3 (Type3:Multi-purpose Fighting System)
- 全高:60m
- 体重:3万6千t
概要
ミレニアムシリーズのメカゴジラ。 これまでのメカゴジラと違い、人類が自力で作り上げた生体ロボットで1999年に再出現したゴジラに対抗する為に開発された。
芹沢博士が房総半島沖から回収したオキシジェン・デストロイヤーで肉体を溶かされた初代ゴジラの骨をメインフレームにし、情報伝達システムには二進法のデジタルより優れた4つの因子を利用した「DNAコンピュータ」を使用をしている。 ゴジラがメカゴジラに転生したともいえる。
遠距離戦闘を主軸にし動きは鈍かったこれまでのメカゴジラに対して、動作司令の伝達にはDNAコンピュータにより、生物的な素早い挙動が可能になっている為、高い機動性を誇り、格闘戦もこなせてしまうなど圧倒的な戦闘力を持つ。 「DNAコンピュータ」はゴジラの骨に残留していた骨髄間質細胞を使用していた為、 ゴジラの遺伝子を持つ故にゴジラの声により干渉・暴走事故を引き起こす危険性もある。また2時間しか最大稼働できず、それを越える場合やエネルギーを消耗した場合は場合、最も近い自衛隊基地からエネルギーをマイクロウェーブ方式で「しらさぎ」を経由して供給される。
登場作品と役柄
単独作品
装備・機能
武装・必殺武器
劇中では進路を確保する以外の戦闘を行っていないため、演出は半分オリジナルである。
武装
- 0式レールガン
- 下腕部に装備される、高速連射が可能なレールガン。威力は低く、主に先制攻撃や牽制に有効。
- メーサー・ブレード
- 0式レールガンユニット内に格納されている小型の刃。突き刺して内部から電流を流す。
- バックユニット
- 背部に装備される、武装と大出力ブースターを内蔵したユニット。
- 多連装ロケット弾
- バックユニットに内蔵されている大型ロケット弾。MRL・2MkIVとも呼ばれる680ミリロケット弾、改修後には改良型が装備されている。『ゴジラ×メカゴジラ』では87式、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』では04式をそれぞれ装備。
- 95式470mm多目的誘導弾
- バックユニットに内蔵されている、曲射弾道タイプの小型ミサイル。改修後には、98式320ミリ多目的誘導弾も装備されている。
- 3式絶対零度砲(アブソリュート・ゼロ)
- 胸部ハッチ内に装備されている、機龍の最終兵器。-273.15℃という絶対零度の光弾を発射、直撃した物体を一瞬で凍結し、衝撃で分子レベルまで破砕してしまう極めて強力な兵器。但し発射にはエネルギーの40%近くを消費するために多用はできない。
- 4式対獣掘削装置(スパイラル・クロウ)
- 改修後の追加武装。ゴジラとの戦いで大破した右手を完全に機械化して修復する際に追加された。指がまとまり、さらに変形してドリルとなる。ゴジラの皮膚を貫き、高速回転でえぐることで大ダメージを与える。
- 4式3連装ハイパーメーサー砲
- 改修後の追加武装。アブソリュート・ゼロが修復不可能なため、代わりに胸部に装備された。2連装メーサー砲と同時発射が可能でハッチにはクローが装備されている。
- ワイヤー
- 敵を縛るのに使用する。
関連怪獣
商品情報
映像ソフト
フィギュア
脚注
- ↑ ただし、1954年版ではゴジラは骨ごと跡形もなく溶け去っているためパラレル設定となっている。