北小介(Kosuke Kita)
バトルクラフトのパイロットで分析、及び索敵を担当。
小学生ながらIQ 200の知能指数を誇り、飛び級で大学に進学したほどの天才少年。劇中では四ッ谷博士と共に各種メカの開発・改造などに手腕を振るう。一方で運動神経は非常に鈍く、おねしょという子供らしい悪癖が有るのも欠点のひとつ。特に、おねしょ癖は最大の悩みらしく、この事を一木金太・知恵兄妹に知られてしまい、彼らへの口止め料としてカエル型ロボット・ケロットを制作する破目に陥る。
戦いが終結した後は、阿寒湖のマリモを研究している両親が待つ北海道へ帰った。
登場作品と役柄
いるだけ参戦も含め、登場作品では解説役としての出番が非常に多く、作品によっては豹馬より目立っている事も。
近年は分離して戦うことは少ないが、彼の能力とバトルクラフトの性能上、敵と戦わせることは非常に厳しく、基本的には努力等の精神コマンド要員。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 第4次スーパーロボット大戦
- 隠れ身を覚える。エンディングではテスラ・ライヒ研究所所属となる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 獣戦機隊との択一がなくなった。
- スーパーロボット大戦F
- シナリオ「大ピンチ!!コン・バトラーV合体不可能!?」でスポット参戦。十三や大作より戦闘力が落ちるので地中に避難させた方が無難。その後、コン・バトラーチームとして仲間になる。
- スーパーロボット大戦F完結編
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 『MSジャーナル』の愛読者であることが発覚。解説役としての出番が増加していく。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第3話「勝利のVサイン」から参戦。最初はバトルクラフトで出撃するが、他の三人と違ってマラサイやシャッコーを一撃で倒せないために戦闘をさせるのは危険。安西エリ博士にバトルクラフトを操縦させてくれとせがまれたり、月光蝶の効果による味方の活動限界時間を計算したりする。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 解説役としての出番も定着しすぎたのか、仲間になっていない筈の場面にまで台詞が登場するというシナリオのミスがある。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 解説役としての出番を殆どサコン・ゲンに奪われ、今回は影が薄い。小介が本領を発揮する機会は、大空魔竜戦隊と別行動を取るルートのみに限定されている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 第1部を引き継がない場合に登場。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 偵察・てかげん・かく乱を必ず覚えるが、いまいち安定しない。脱力を覚えると重宝する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- イネス・フレサンジュという対抗馬がいる為か解説役としての出番は控えめで、戦場となる惑星の調査・分析などで存在感を示す。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 『ベターマン』関連のシナリオでは解説役として会話によく登場する。ある意味豹馬よりも目立っている。
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- スーパーロボット大戦R
- 『GEAR戦士電童』のエリスとはMITでトップを争う間柄だった。
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦L
- ラッシュバードやアリスの事で相談に応じたり、隠し芸大会でレイチェルと頭脳対決をしたりなど、バトルチームの中では比較的目立っている。
単独作品
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
ほとんどの作品で偵察を最初から使用できるのが特徴。 他にはかく乱や努力を習得する傾向である。
- 第3次
- 根性、補給、必中、ひらめき、幸運、加速
- 第3次(PS版)
- 根性、補給、必中、ひらめき、加速、努力
- 第4次
- 偵察、探索、加速、隠れ身、信頼、根性
- F、F完結編、64
- 偵察、集中、努力、根性、信頼、かく乱
- α、α外伝
- 偵察、努力、根性、集中、隠れ身、かく乱
- 第2次α
- 偵察、努力、信頼、ひらめき、かく乱、直撃
- 第3次α
- 偵察、努力、加速、ひらめき、かく乱、補給
- COMPACT3
- 加速、応援、根性、幸運、かく乱、伝授
- IMPACT
- 偵察、かく乱、努力、幸運、根性、集中
- A(A PORTABLE)
- 偵察、努力、根性、集中、応援、かく乱
- R、J
- 偵察、努力、根性、集中、応援、かく乱
- L
- 偵察、加速、ひらめき、かく乱、補給
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「コン・バトラーVのテーマ」
人間関係
他作品との人間関係
スーパー系
- サコン・ゲン
- 『第2次α』では、IQ 340の超天才へと変貌を遂げた彼に愕然としていた。
- ターサン博士
- 『IMPACT』では飛影を調査したいという彼の探究心に、同じ科学者として理解を示す。
- エリス・ウィラメット
- 『R』ではMITでのライバル。
- ユニコーンドリル、レオサークル
- 『R』では、ラゴウのコンピュータウイルス攻撃に受け重傷を負った彼らを救おうと、悪戦苦闘を強いられながらも奮迅する。
ガンダムシリーズ
- カミーユ・ビダン、フォウ・ムラサメ、ルー・ルカ、カトル・ラバーバ・ウィナー
- 『α外伝』では未来世界の北アメリア大陸北西部に飛ばされた際、彼らと行動を共にしていた。
- ヒイロ・ユイ
- 『SC』では、シースが結成されたときに彼がジオン・ズム・ダイクンに並ぶ、伝説的なコロニー国家の指導者と同じ名前であったため、コードネームじゃないかと睨んでいた。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「すごい…僕の理想のタイプ…」
- 第1話でちずるが初登場した際、豹馬や十三と同じく、ちずるにデレデレする。
- 「天才北小介、僕がいいとこ見せるのは今だ!」
- 第2話でどれい獣ゾンビの弱点をなんとか見つけ出そうとする小介の台詞。意外と自信家である面を持っている事が分かる。
- 「そんなのまるで機械です!」
- 第5話で戦闘中に母親の手紙に気を取られた事を十三に責められ、十三が任務の為に自分を殺す事が出来ると言った際の反発。
- 「僕は科学的根拠の無い物は信じません」
- 南原博士の幽霊が出たと騒ぐ金太と知恵を見ての台詞。
- 「腹減った、腹減った!」
- 40話でバトルチームの面々と食事を待ってる際、待ちきれずに言い放つ。ただの小学生にしか見えない台詞。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「でも、ハンマーのような物理的打撃の威力は接近戦で非常に効果的です」
「ガンダムは遠・近距離に有効な武器を持っていたからこそ、ただの白兵戦用機体で終わらなかったのだと思います」 - 『α』第11話ジャブロールート「アムロ再び」より、ガンダムがスーパーロボットの如き武装を備えていた事に面喰らう豹馬&甲児へ、「MSジャーナル」仕込みの薀蓄を語る。
- 「勘弁して下さいよ、豹馬さん。これ以上武器を増やしたら、武器管制装置がオーバーロードしてしまいます」
- 直後、ガンダムハンマーを羨む豹馬から「超電磁ハンマーとか付けねえか?」と提案された事に対する反論。尤も、後にコンVの武装が追加される辺り、武器管制装置のキャパシティそのものも改善されている事が何気に窺える。
- 「僕達は敵とは全力で戦います…でも、イルイさんは敵じゃないんです!」
- 『第2次α』最終話より。豹馬ばりの熱さを持って、イルイを説得する。
- 「僕達のチームワークも、これまでかも知れませんね…」
- 『第3次α』エンディングより。「二人だけの世界」に突入した豹馬&ちずるに対する諦観(冗談ではあるが)。
COMPACTシリーズ
- 「勝手な事ばかりだ!攻めてきたのはそっちじゃないか!」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第26話「決着、そして新たなる謎」より。虫の息で「宇宙から争いが消える事は無い」と主張するジャネラへの怒り。スパロボで小介が激情を露わにした、数少ない一例。