月光号

2015年12月28日 (月) 00:45時点におけるナイス (トーク | 投稿記録)による版

SL-1200MkII 月光号(Gekko-Go)

塔州連邦軍が開発した最新鋭空中母艦。それをゲッコーステイトホランド以下が奪取して、拠点としている。艦責任者はケンゴウ、通称「ゲッコー号」。

空気抵抗を減らすため流線型の形状に、両翼の各2基ずつの全4基のジェットエンジンを主推進力とするが、両翼のVRF(Variable Reflection Firm / 可変リフレクタープレート)の表面に張り巡らせたリフレクションフィルムを利用してのトラパー粒子の流れに添って滑空する。普段はこのVRFを使用している。

扱いの上では空母でありそこそこのサイズを持つが、その流麗なフォルムどおり戦闘機と見紛うばかりの空中機動を見せつける脅威の母艦。操舵手のタルホ(後半はムーンドギー)の技術も相まってバレルロールくらいは当たり前のようにこなし、板野サーカスすらやってのける。分身も納得の機動性である。

武装は艦下部の3連装トラパルザーを2基、艦上部に両翼各12発のミサイルランチャーを備える。対空機銃は備えておらず、LFOを艦載機として迎撃する。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
原作通り移動後武器を持たない汎用母艦。序盤で改造できるが、太平洋ルートを選んだ場合にはその改造値を反映した状態で敵として登場してしまうので注意(周回プレイ時は特に危険)。尚、そのステージでは月光号を撃墜してしまうとゲームオーバーだが、誤って落とした方もいるのではなかろうか。
艦の戦闘能力は微妙で、基本はチャンスがあればマップ兵器のトラパルザー砲…ぐらい。前線で使うならEN消費が激しい点をフォローするため、ソーラーパネルを最優先に。タルホがリフテクニック持ちなので戦艦の割には攻撃を回避してくれるが、装甲は薄いので過信は禁物。
スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
「月」の名を持つと言う事で、ギム・ギンガナムに落とされそうになっていた。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
スポット参戦扱い。49話で強制離脱後はこの艦の消息は不明。改造して強制離脱後も改造資金は還ってくるが、そこまで改造する必要性は全くない。

装備・機能

武装・必殺武器

12連装ミサイルランチャー
艦上部に設置。板野サーカスばりの弾幕は必見。ゲームでは全体攻撃
3連装トラパルザー砲
艦下部に設置。高出力だが射角が制限されるので、操舵手の腕で対処するしかない。
トラパルザー砲一斉発射
上記のトラパルザー砲の一斉射。ユニットの右前方・左前方の2直線をカバーするマップ兵器

移動タイプ

宇宙
飛行可能。

サイズ

2L

機体BGM

「STORYWRITER」

関連機体

銀河号

余談

  • 『エウレカセブン』には多くのオマージュやパロディが含まれているが、この艦もその一つであり、デザインといい緑系の色彩といい、アメリカのSFドラマ『スタートレック』において、登場する国家のひとつ、クリンゴン帝国が保有するブレル級宇宙船、通称「バード・オブ・プレイ」に酷似している。違うのは大きさで、ブレル級は月光号より100メートルほど小さい。
    • なお、スパロボに関連するもので同様に『スタートレック』を元ネタにしているものとしては、同作の主役メカと言ってよい惑星連邦の宇宙船「エンタープライズ」をモチーフとしたナデシコがある。