超竜神(CHORYUJIN)
- 登場作品:
- 声優:山田真一
- 分類:合体ビークルロボ
- 全高:28.0m
- 重量:495.0t
- 動力:GSライド(結合Gドライブ)
- 最大出力:6000000kw(80万馬力)[初期] → 9000000kw[ウルテクエンジン搭載後]
- 装甲:レーザーコーティングスーパーG装甲
- 最高走行速度:195km/h[初期] → 200km/h[ウルテクエンジン搭載後]
- 最高飛行速度:M0.6[ウルテクエンジン搭載後]
- 所属:GGG
- 構成機体:氷竜【右半身・頭部】、炎竜【左半身・胸部】
氷竜と炎竜がシンメトリカル・ドッキングして完成する合体ビークルロボット。氷竜が右半身と頭部、炎竜が左半身と胸部を構成する。2体の超AIも統合されて、冷静ではあるが向う見ずな熱血漢としての一面を併せ持つ性格となる。二人のシンパレート値が90%以上にならないと合体できないが、主に誰かを守りたいという気持ち=勇気で心が一つになり、合体が可能になる。
ガオガイガーのサポート役である為、ゴツイ印象と裏腹にガオガイガーより細身だが単純なパワーはガオガイガー以上で頑丈に出来ている。これを活かした装備が、レスキューマシンとしての性質を色濃く反映したイレイザーヘッドであり、大規模爆発などで市民に被害が及ぶ際に、エネルギーを相殺して宇宙に吹っ飛ばす事で被害を最小限に抑える機能を持つ。レスキューと支援を主体とする設計のため、パワー不足で原種戦ではゾンダーバリアを貫通できないシーンも多々見受けられた。
また合体の関係か、大ダメージを受けた際によく真っ二つになる(特に『FINAL』で顕著)。
30話「勇者、暁に死す!」で機能停止した際に強化が行われ、出力の上昇、ウルテクライフル、飛行能力などを得たがゲームでは今のところ再現されていない。また、宇宙ではSPパックという追加スラスターを肩部に装備して行動していたが、これもゲームでは再現されていない。
勇者シリーズの左右合体兄弟ロボは第1作目の『勇者エクスカイザー』のウルトラレイカーから7年ぶり。ただし、ウルトラレイカーは年が違う兄弟で構成されている。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 小隊枠を二つ使わないと超竜神に合体できない割に性能は地味。とはいえガオガイガーと違い、最初から全体攻撃を持ち、獲得経験値・資金増加の小隊長能力を持つので、利点はある。精神ポイントは合体後で別枠。能力値は二人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にレベルが低いと弱くなってしまう。特殊技能はデフォルトで持っているのは二つだけで、氷竜・炎竜につけた技能を引き継ぐ。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 第2次αと大差無い。精神ポイントは合体後で別枠。前作でもそうだが、氷竜が補給を覚える点の方が重要。14話でアークエンジェルを脱出させるため亜空間に飲み込まれ、宇宙ルート22話にて大破した状態で発見、ザ・パワーの力で蘇った。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 精神ポイントは合体後で別枠。手数が減ってしまう為、異常ステータス攻撃をしたいなら分離した方がいいが、氷竜の能力が振るわないので特に分離しなくても問題ない。撃墜数は合体後で別カウント。ただし気力は必ず合体前の二人の平均になるので出撃時気力ボーナスの恩恵は受けられず、撃墜数を稼いでも意味はない。雑魚が多いときやボス戦では超竜神から分離して、氷竜がひらめきをかけて、必中をかけた炎竜の一撃で攻撃で敵を弱体化。再合体して再び援護攻撃と、異常ステータス及び援護による戦法が使える。
- 第一部後半では下記の名場面が再現されるが地球ではなく火星に流れ着き、なんと『機動戦艦ナデシコ』由来の火星遺跡で眠っている。
- 18話では弾丸X状態になるが、この能力の効果は「自軍フェイズ開始時にEN全回復」というものなので、弾数&無消費武器のみ、かつこの時点では撃龍神がおらず合体攻撃できない超竜神は恩恵を受けられないという落とし穴がある。
- スーパーロボット大戦BX
- 参戦は第16話。本作では分離できず、常時超竜神の状態での運用となる。
- 他の勇者が特殊コマンドを追加される中、竜兄弟は武器に優秀な特殊効果が付くのみとなっており微妙に不遇(しかも竜兄弟ほど強力ではないが他の勇者もステータス低下効果付き武器はある)。「ダブルガン」が攻撃力低下+移動力低下と優秀な追加効果持ち(特に攻撃力低下は他はファルセイバー位しかできない)なのだが、精神コマンドに直撃がない。サポート特化の運用を考えるのであれば直撃持ちと組ませなければいけない。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- フリージングライフル
- パワークレーンに内蔵された冷線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
- クレーントンファー
- パワークレーンを腕に持ち、トンファーのように使う。
- パワーラダー
- 左腰に装備した炎竜のハシゴ型ユニット。
- メルティングライフル
- パワーラダーに内蔵された熱線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
- ラダートンファー
- パワーラダーを腕に持ち、トンファーのように使う。
- ミラーシールド
- 胸部パーツは一応ミラーシールドとしても使用できる。
- 残念ながらスパロボではシールド防御等は無い。
必殺技
- ダブルガン
- 両腕に装備されたフリージングガン、メルティングガンを交互に撃つ事で対象を熱疲労させる一種の技。
- 射程は短めながら攻撃力半減という非常に優秀な追加効果を持ち、対ボス戦に重宝する。
- ダブルライフル
- 両腰に装備されたフリージングライフル、メルティングライフルを交互に撃ち、熱疲労を起こす。
- スパロボでは一斉射撃でしか使われない。
- ダブルトンファー
- 両腕にパワークレーン、パワーラダーを持ってトンファーの様に敵を殴りつける技。
- 一斉射撃
- ダブルガン、ダブルライフルを一斉発射する。本来は超竜神の主力。パワーアップ後はビームを放つウルテクライフルも使用できる。
- スーパーノヴァ
- TVシリーズでは、超竜神版シャントゥロンとして設定されていた没ネタ。FINALで捨て身の攻撃に使用される。
チェストウォーマーとチェストスリラーの出力を無限大に高めて、対象を熱疲労により破壊する。スパロボでは自爆技。
ハイパーツール
- イレイザーヘッド
- 超竜神の代名詞とも言うべき装備。大爆発やバリアなど、エネルギーを消去する際に使用。エネルギー保存の法則基本中の基本「使えば減る」を超高速で行うための装備であり、その性質上人命救助が用途。より大規模なエネルギーに対応するための「L」、「LL」、「XL」という強化版も存在。発射の際にはダブルトンファーをイレイザーヘッドに添えることが多い。衝撃に耐えるためにダブルトンファーを後ろに突き立てることもある。また、連続使用の際は強襲揚陸補給船から次が射出される(但し、これはガッツィ・ジオイド・ガードの時の場合。ガッツィ・ギャラクシー・ガードの時は連続使用の機会がなかったが、高速転槽射出母艦イザナギのミラーコーティングで射出される)。ポロネズからは「消しゴム」というあんまりだが的確すぎる表現を受けている(そもそもイレイザーヘッドと言う名前自体、「鉛筆の頭についている消しゴム」のことである)。
合体攻撃
- 超竜神・撃龍神アサルト
- 撃龍神との合体攻撃。一斉射撃とシャントゥロンの合わせ技。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
パイロットステータス設定の傾向
能力値
参戦当初は能力値は二人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にレベルが低いと弱くなってしまう。基本的に二人が同レベルなら、命中・回避などを除くと平均的に高い能力となる。
Wでは二人のレベル及び養成が風龍・雷龍共々リンクしているため、上記のような事態にはなり得ない(能力値も独自に設定)。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次α、第3次α
- 勇者L9、底力L9
- W
- 撃ち落とし、勇者L9、底力L7、援護攻撃L2、援護防御L2、コンボL2
- 撃ち落としは習得してはいるが機体能力の方に「銃装備」が実装されていないため、完全な死に技能である。
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
- 「発進!」
- 『第2次α』、『第3次α』、『W』のデフォルトBGM。
- 「最強勇者ロボ軍団」
- 選択可能になるBGM。
- 「勇者王誕生!」
- オープニングテーマ。『BX』にて選曲。
人間関係
『人間』ではないが、テンプレート通り『人間関係』と表記する。
他作品との人間関係
名台詞
- 「これを撃ち終えるまで下がりませんッ!! イレイザーヘッド、2Lッ……!!!」
- Number.19より。グランドノヴァに孤立したガオガイガー救出作戦のため、イレイザーヘッドを構えて。この時超竜神は度重なるイレイザーヘッドの使用でボロボロになっており、火麻からも撤退を命じられたが、凱を救出するため従わなかった。結局この一射で半壊してしまったが、ガオガイガーは脱出に成功した。
- 「待っています、いつまでも…。信じています、必ず、必ず再会できる日を…。いつか星の海で…。」
- Number.38より。まさかの超竜神途中退場の際の別れ際のセリフ。
- 『BX』ではDVEで収録されている。
スパロボシリーズの名台詞
対決
名場面
メモ
- 超竜神などの一連の竜シリーズの合体シーンは後に問題となった激しい点滅(通称・ポケモンフラッシュ)が使われているため、DVDなどでは修正されているとはいえ視聴時には注意。
商品情報