オットー・ミタス
オットー・ミタス(Otto Mitus)
- 登場作品:機動戦士ガンダムUC
- 声優:内田直哉
- 種族:地球人
- 性別:男
- 年齢:45歳
- 所属:地球連邦軍
- 階級:大佐
地球連邦軍ロンド・ベル隊の強襲揚陸艦ネェル・アーガマの艦長。
練度不十分な艦の状況、連邦上層部の無策ぶりに頭を悩ませる典型的な中間管理職的艦長。艦の指導者的立場をレイアム副長に奪われている感が否めない影の薄い人物だったが、「箱」を巡る争乱を経て艦長としての器を得る。
紅茶に関してはこだわりがある。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。原作よりも頼れる印象がある。能力は普通だが、序盤から脱力を使える貴重な人材。のちに幸運も覚えるが、脱力使いに専念した方がよい。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- プロローグ1から登場し、ルート分岐を除いて最後まで離脱する事なく使用可能。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
- 第3次Z
- 脱力、幸運、不屈、気合、直撃
- 序盤はSP不足に悩む事も多いとはいえ、早期に「脱力」が使えるのは魅力(特に天獄篇では序盤からスフィア・アクトを持つ敵がいるため)。「幸運」とハイパーメガ粒子砲を併せれば稼ぎにも使える。
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 指揮範囲内にいる味方の被ダメージ0.9(0.8)倍
- 第3次Z。時獄篇から天獄篇間で強化された。指揮範囲内の味方ユニットが目に見えて堅くなるが、本人が補正を受けないのと、指揮のLVの低さから範囲が狭いのには注意。
パイロットBGM
- 「MOBIL SUIT」
- 第3次Zで採用。
人間関係
- ブライト・ノア
- 上司。ネェル・アーガマの初代艦長であり、オットーにとっては「先輩」でもある。
- レイアム・ボーリンネア
- 副長。彼女からは手厳しい指摘を受けることも多い。
名台詞
- アルベルト「…世話になったな、艦長」
「こちらこそ…なんて、おためごかしは言わんよ。…あんたには色々とやられたしな。その顔は当分、忘れられそうにない」 - OVA第3巻でのアルベルトとの別れ際に際して。
- 「彼らに指一本触れてみろ! その首をねじ切ってやるぞ若造!」
「あんたらは軍人じゃない! やはりテロリストだ! テロリストと交渉はせん!」
「あんた達との付き合いはコレまでだ!」 - OVA第6巻より。民間人を人質に、友軍艦を攻撃するよう脅迫したアンジェロに対しての痛快な返答。アンジェロは、しっかりと構えていた銃を取り落としそうになるほど狼狽えてしまった。この声と同時にエコーズの逆襲が始まる。
- 「艦長より達する!」
「これより本艦はインダストリアル7へ向かい、ラプラスの箱を奪取する作戦を実施する」
「期せずして当初の任務に戻った格好だが、これは軍の命令によって行う作戦ではない」
「生き延びるため、フル・フロンタルの手に『箱』が渡るのを阻止するため、本艦が独自で行う作戦である」
「フル・フロンタルが示したサイド共栄圏構想と、ミネバ殿下が言う可能性に揺らぐ未来…」
「どちらが正しい事なのかは、私にも分からない」
「それを決めるのは我々ではなく、今を生きる若者たち…これから生まれてくる、まだ見ぬ子供たちだろう」
「彼らに判断を委ねるためにも、我々は生きて帰らねばならない」
「持ち帰った『箱』とともに、真実を世界に…問わねばならない」
「軍人として…一人の男として、諸君の奮闘に期待する!!」 - ラプラスの箱の最後の座標であるインダストリアル7に向かうネェル・アーガマのクルーへの演説。EP6屈指の名シーンであり、オットーの艦長としての成長がうかがえる台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…我々への報酬は、サイガス准将の悔しがる顔か…悪くはないな」
- 第3次Z時獄篇の第21話「永遠の円舞曲」にて。マリーメイア軍との戦闘が終わった後。Z-BLUEがブリュッセルを突破する前に、人質となったリリーナとナナリーもろともマリーメイア軍をN2地雷で殲滅する作戦を目論んでいたサイガスに対して、少なからず腹に据えかねていたようである。
- 「散々威張り散らしておいて、結局はZ-BLUE頼みか…!」
- 55話のシナリオデモで、連邦軍の艦隊が大きな動きを見せていない事から「我々の動きを待っている」と推察したテッサの言葉を受けて。
- 「奴を甘く見るな、副長!シャアの発するプレッシャーはフロンタルとは段違いだ!だからこそ奴を仕留めれば、こちらの勝ちが決まる!何としても赤い彗星を落とすぞ!」
- 第55話「シャア・アズナブルの真意」におけるシャアとの戦闘前会話にて「我々は何度もフロンタルと戦ってきた」と諌めるレイアムに対して反駁する。
- (フル・フロンタルと同様にゼロも自らを記号とするために仮面をかぶっている…だが、それは自分の生涯を投げ打って人々のために戦う呪いとも言える誓いだ…)
(その誓いの一つであるギアスの封印を破らざるを得なかったとは、悔しかっただろうな…) - 天獄篇北米ルート第8話「毒針」のエンドデモで、合流した黒の騎士団から新日本が陥落した経緯を聞いた中、ゼロがバルビエルの力で憎しみに支配された人々を止めるためとはいえ、決して使わないと誓ったギアスを使ったことを聞いた際のモノローグ。
- 「何も言わなくていい、ゼロ。君の無念は、同じく敗北を喫した我々全員の無念だ。あの男は我々の手で倒す。必ずだ…!」
- 上記のセリフに続き、ゼロの心中を察し、バルビエルへの怒りを静かに燃やし打倒を誓って。前述のモノローグも相まって、Zシリーズの彼の成長ぶりがうかがえるシーンである。
- 「軍人が任務を果たす事のどこがおかしい! 我々は市民のために全力で任務を遂行するのみだ!」
「だが、ついでに言っておく! そのムカつくニヤけ面に全宇宙を代表して、本艦が一発食らわせてやる!」 - 天獄篇最終話「果てなき世界」にて、至高神Zとの戦闘前会話。