ルイーナ
ルイーナ(Ruina)
南極で発見された遺跡ファブラ・フォレースから出現した異次元のエネルギー生命体が生み出した勢力。そこを拠点に、指揮官に当たる「メリオルエッセ」を使役し、世界各地に基地を敷設して兵器を製造しては、人類やその施設に攻撃を仕掛けるなど謎が多い。
彼らの目的は「破滅の王」……ペルフェクティオと呼ばれる存在をこの世界に現出させること。人類を攻撃しているのも、それから発生する「負の感情」によって「破滅の王」の現出を促進させる効果がある為。
その名はラテン語で「破滅」、もしくは「廃墟」や「遺跡」を意味する。またキャラクター設定は主にクトゥルフ神話をモチーフにしている。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦D
- 初登場作品。今作のオリジナル敵勢力。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 量産機の強化版が出てこない。
人物
- ペルフェクティオ
- 「破滅の王」と呼ばれている存在で、ルイーナを組織した張本人。厳密には「破滅の王」とは「死」の具現であるエネルギー体を指し、ペルフェクティオとはそれが人の肉体に憑依した仮の状態を指す。
モチーフはアザトース。 - グラキエース
- メリオルエッセの一人で「氷」をモチーフに生み出されている。破壊を続ける中でジョシュア・ラドクリフと共振を起こし、後に離反。
- ウェントス
- メリオルエッセの一人で「風」をモチーフに生み出されている。負の力を変換する装置「テンプルム」に他のメンバーより深く繋がることが出来るが、本人は破壊の意志が薄い「欠陥体」。後にクリアーナ・リムスカヤと共振、離反する。
- イグニス
- メリオルエッセの一人で「火炎」をモチーフに生み出されている。前線に出て来て破壊活動を繰り広げることが多く、ある意味もっともルイーナの本懐を体現する存在。グラキエースとは同時に生み出された対存在。
- アクイラ
- メリオルエッセの一人で「捕食者」のうち「鷹」をモチーフに生み出されている。戦い、滅ぶことに存在意義を見出し、如何なる状況でも全力を振るう。
- コンターギオ
- メリオルエッセの一人で「伝染病」をモチーフに生み出されている。ルイーナの参謀的存在で、各地の拠点施設「オフィチナス」の設営・管理を行う。必要とあらば他のメリオルエッセを犠牲としてでも「破滅の王」現出を目指す冷酷な一面もある。
- ウンブラ
- メリオルエッセの一人で「宵闇」をモチーフに生み出されている。メンバーの中で一番人間離れした奇怪な姿をしており、リーダー格に当たる。基本的に前線に出ることは少ない。
モチーフはナイアルラトホテップ。 - ミーレス
戦闘兵器
- アンゲルス、アンゲルスS
- 空戦型機動兵器でフォルティス・アーラの簡易量産型。アクイラ、グラキエースが率いる。
- ベルグランデ、ベルグランデS
- 陸戦型機動兵器でインペトゥス、プリスクス・ノクスの簡易量産型。イグニス、ウンブラが率いる。
- スカルプルム、スカルプルムS
- 全領域型半生体兵器で、ウィオラーケウムの簡易量産型。コンターギオが率いる。
- ファービュラリス
- グラキエースの搭乗機。氷と冷気を操って戦う広範囲殲滅型。
- ストゥディウム
- ウェントスの搭乗機。一撃離脱を得意とする高速強襲型。
- インペトゥス
- イグニスの搭乗機。大火力による破壊を行う拠点制圧型。
- フォルティス・アーラ
- アクイラの搭乗機。手数と攻撃範囲で敵を圧倒する対多数戦闘型。
- ウィオラーケウム
- コンターギオの搭乗機。再生能力と特殊攻撃で敵を押し留める拠点防衛型。
- プリスクス・ノクス
- ウンブラの搭乗機。遠隔操作武器で敵をけん制する中距離戦闘型。
- ファートゥム
- ペルフェクティオの操る機械体。「破滅の王」の力を「機動兵器」という概念に当てはめて具現化した存在で、エネルギー供給が為される限り無限に回復し、何度撃墜しても甦る。