ドレッドノートガンダム
YMF-X000A ドレッドノートガンダム(Dreadnought Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
- 分類:試作型モビルスーツ
- 型式番号:YMF-X000A
- 全高:18.21m
- 重量:67.50t
- 装甲材質:PS装甲
- 動力:核エンジン(ニュートロンジャマーキャンセラー搭載)
- 開発:ザフト軍
- 所属:ザフト軍→ジャンク屋組合
- 主なパイロット:プレア・レヴェリー
ザフト軍が開発した試作型モビルスーツ。奪取したGAT-Xシリーズのデータを元に開発した、ザフト製ガンダムのプロトタイプである。初のNジャマーキャンセラー搭載型核動力MSでもある。Nジャマーキャンセラーを搭載した核動力MSの基礎データ収集を目的として開発されており、開発期間の短縮のため、頭部以外のパーツはゲイツの物を流用している。また、後の核動力MSと違い、唯一、Nジャマーキャンセラーを頭部に搭載している。この機体のNジャマーキャンセラーはまだ試験段階の代物だったため、この機体の周囲ではNジャマーの効果が無効化される。そのため、「Nジャマーのレーダージャミング効果も無効になり、レーダーに引っかかりやすくなる」、「この機体の近くにいれば核エンジンが使用可能になる」などの『ザフト側にとって』のデメリットも存在する。そのデメリットを改善するため、この機体以降の核動力MSのNジャマーキャンセラーは意図的にデチューンが施されており、自機のみに効果が得られるようになっている。本機のテストパイロットはコートニー・ヒエロニムスが務め、その後、プレア・レヴェリーがパイロットとなった。
ドレッドノートとは「勇敢な人」を意味し、「プラントの守護を担う勇敢な機体であれ」という願いが込められているとされる。だが、実際には被曝などの危険に晒される核エンジンを搭載した事でパイロットの負うリスクが増したことから、「こんな機体に乗るパイロットは勇敢な人物だ」という皮肉を込めて名付けられたという説もある(実際、ロウはそう解釈していた)。
元々、テスト機だった本機はテスト終了後、バラバラのパーツに分解され、核エンジン及び機密パーツ以外は廃棄処分となる予定だった。その後、地球の深刻なエネルギー問題を解決する為に、シーゲル・クラインによって全てのパーツがジャンク屋を通じてマルキオ導師に渡るように手配された。その途中、頭部をサーペントテールに奪われたため、しばらくはゲイツの頭部で代用(Wでは、ここも再現されている)。予備電源で駆動していた。後に頭部は返却され、さらにその後、Xアストレイへと強化された。
登場作品
- スーパーロボット大戦W
- 第2部より、パイロットのプレアと共に登場。最初はゲイツ頭であるが、程なく頭部が戻ってくる。さらに少し進めれば、専用ドラグーンを装備したXアストレイになる。空間認識能力者繋がりでムウを乗せる事も可能。
装備・機能
武器
- MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲
- ゲイツやフリーダムに装備されている物と同じ。本機では4門装備されている。
- MA-M22Y ビームライフル
- プロヴィデンスのユーディキウムの原型となった武装。
- MA-MV04 複合兵装防盾システム
- ビームライフルと同じく、プロヴィデンスの装備の原型となった武装。ビームサーベルを内蔵している。
- XM1 プリスティス ビームリーマー
- 腰部に装備されたドラグーンの一種。ゲイツのエクステンショナル・アレスターの発展型でもある。量子通信でシステム制御を行っているため、Nジャマー下でも誘導可能。ビーム砲を内蔵した端末部と本体はケーブルで繋がっているが、これはこの装備がまだ実験段階にあったため、端末のロストを防ぐ目的で備えられており、ケーブルが断線しても運用に支障はない。また、ビームスパイクとしても使える。
特殊能力
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動。
- PS装甲
- 通電させる事で相転移する特殊な装甲で、物理攻撃を無効化する。通常はグレー一色だが、通電させると色が変化する。大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。
- Nジャマーキャンセラー
- Nジャマーを無効化する装置。ENを最大値の15%分回復させる。ゲイツヘッド時はPS装甲共々特殊能力に入っていない。
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「プレア・レヴェリー:運命の子」
関連機体
強化型・バリエーション機
関連機
余談
商品情報