ジョウ・マヤ
ジョウ・マヤ(真野錠 / Joe Maya)
『忍者戦士飛影』の主人公。火星開拓民の少年で、幼い頃に父と日本から火星に移住してきた。
典型的な熱血タイプの性格で、口が悪くて短気。その性格が、原作でイルボラがエルシャンクから去る引き金にもなっているが、本質的には義侠心と友情に厚い面を持ちあわせる。
原作では火星での成人式にあたる16歳の誕生日に、エルシャンクが火星に現れるというトラブルに首を突っ込んでしまい、黒獅子にパイロットとして選ばれ、中盤からは飛影に乗り込みザ・ブーム軍と戦う。
当初こそ地球への憧憬やハザードの非道を訴える目的で地球に向かう為にエルシャンクを利用している側面があり、口の悪さもあってエルシャンク側とのトラブルも絶えなかったが、次第にロミナ姫を初めとしたクルーと信頼関係を築いていった。
ラストでは仲間達と共にラドリオ星の解放に協力する事を決意し、エルシャンクの真の力を解放した。
登場作品と役柄
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 初出演作品。黒獅子のガトリングランチャーが射程の長いP兵器なので、使い勝手はいい。一時離脱するものの最終的に自軍にいる為、主力で使っていける。特に必ず覚える魂の意味合いは大きく、終盤は獣魔の攻撃力と合わせてボスキラーとなる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- ルートによっては短期間参戦。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 能力は格闘、回避を中心に底上げされた。終盤、イベント発生後飛影に乗り換える。しかし、魂を覚えるパターンが減り、飛影自体の火力のなさ、回避力の大幅低下、合体ユニットを使用するには出撃2枠と、トップエースを張るのは厳しい。活躍させたいなら見切りと魂が使えるタイプDを取るしかない。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 声が入った。また、忍者技能が追加されパイロット能力もエースクラスと遜色なくなり、最終的に搭乗する飛影も大幅パワーアップされた為、C2とは違って自軍最強パイロットの一角となる。グラフィックもよく合体攻撃もある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- IMPACT以来実に10年ぶりの参戦。PVにて黒獅子に乗っている。10年前に続いて声付き参戦となり、音声の新規収録もされている。IMPACTと同様に序盤から自軍に加入しジョウのステータスも十分に1軍を張れるほど高いので終盤まで活躍できる。前半は黒獅子に乗るが移動力が低めなので飛行可能なユニットと組ませ、火力面では単体だと少しきついのでレニーとマイクの合体攻撃か獣魔に合体するなどしてカバーしよう。第2部中盤で飛影に乗り換える。相変わらず飛影の回避力が尋常じゃないくらい高いので集中をかければ被弾率は更に低くなる…が過去作と違い今回は連続ターゲット補正があるので飛影といえどよけまくっているといつかは被弾するのでIMPACTの頃ほど無双はできないので過信は禁物。更に今作の飛影は少し燃費が悪いのでEセーブは必ず習得させたほうがいい。しかし終盤で総士が連続ターゲット補正無効という強力な戦術指揮を引っ下げて帰ってくると無双が可能となる。なお、今回は食べ物の話になると急に食通っぽいこと言い出したり、ロム兄さんみたいな口上を述べたり、何かと声優ネタが多い。
- レニーとロミナとの三角関係に関してはTV版の早乙女アルトを彷彿とさせる、というかそのものな一面を見せている(後述の迷台詞も参照)。
パイロットステータスの傾向
能力値
参戦当初のCOMPACT2の第1部及び第2部から格闘重視リアル系の能力で命中と回避はやや高め。第3部、IMPACTでは見直され全体的に能力が上げられ格闘と回避が大幅強化された。
精神コマンド
リアル系主人公のようなラインナップだが性格を反映してか根性系を必ず覚える。だがいざという時しか使いどころがない。
特殊技能(特殊スキル)
主人公格故か援護はLv1止まり。精神コマンドが攻撃的な為、援護でなく攻撃の中心になる事が多い。IMPACTでは忍者、反骨心を習得。忍者Lvはさすが主人公だけあって最高の9まで上昇。反骨心は黒獅子搭乗時こそ有効であるが、飛影搭乗後は被弾する事はまずないので不要になる。
パイロットBGM
- 「LOVEサバイバー」
人間関係
火星
- マツオ・マヤ
- 父。スパロボ未登場。ジョウとは対照的に真面目な人物で、ジョウの無謀を諫めたり、逆にジョウが反発する事もあったが、互いの絆は強い。
- レニー・アイ
- 幼馴染み。ジョウに好意を持っているが、当初は彼女の想いをまともに受け止めず、あくまでもやきもち焼きのうるさい幼馴染として接し、彼女の行動に対して遊んでいる節があったが、次第に彼女の想いも受け止めるようになる。
- マイク・コイル
- 弟分。
- ダミアン
- 火星の極冠に住む反火星軍集落の長の息子。意気投合し仲間になり、後に黒獅子を彼に譲る。
- ハザード・パシャ
- 当初から彼に反発し、最大の憎むべき敵といえる。
エルシャンク
- ロミナ・ラドリオ
- 当初は彼女を利用していた面があったが、次第に信頼関係を築いていき、彼女から想いを寄せられる。
- イルボラ・サロ
- ロミナ姫の部下だったが、ザ・ブーム軍に寝返りライバルとして対立。粗暴なジョウとは味方時から反目しあっていたため、彼の寝返りの一因はジョウのせいであると言えなくもない。
- シャフ
- ロミナ姫と同様に信頼関係を築いていったが、ジョウとロミナ姫の接近を危惧してジョウに釘をさした事も。
- ガメラン
- イルボラとは違い、終止味方関係にあったが、しばしばいがみ合っていた。
地球
他作品との人間関係
スーパー系
- ゲッターチーム(流竜馬、神隼人、車弁慶)
- COMPACT2第1部及びIMPACT第一部では、フラグ次第で共にバイストン・ウェルへと送り込まれる。
- 藤原忍、パイ・サンダー
- IMPACTでの喧嘩相手。周囲からはジョウも含め「キャラが被っている者同士」と見做されている。
- ターサン博士
- 彼のワープビームによって地上へと向かうが、辿り着いた先は…。
- ギル・バーグ
- IMPACTのカワサキシティ戦では、ダンガイオーチームからの救出を拒んだ彼の散り際を見て「ある意味、男らしい奴なのかも」とシンパシーを寄せたが…。
- ロム・ストール
- IMPACTで共闘する。また、UXでは度々彼のオマージュをする事も。
- 飛鷹葵
- UX第26話IMにて、水着姿となった彼女に見とれた。
- 大十字九郎、ジョセフ・カーター・ジョーンズ
- UXにおいて攻勢に出るブラックロッジに対し、協力して立ち向かった。
- マスターテリオン
- UXにおいてアーカムシティでの戦闘以来の因縁の相手。
- クラウディウス
- UXにて彼を足止めしカリグラの死因を作った為か、彼に「薄汚いクソ忍者」と憎悪されるがジョウはその憎悪を一蹴する。
- 加藤久嵩
- UXにてラインバレルの中で眠る天児に執着する彼を天児の関係者と見抜き驚かせる。終盤に加藤機関がUXに加入してからは彼のことを「加藤の大将」と呼んでいる。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ、カミーユ・ビダン、シロー・アマダ
- COMPACT2第1部及びIMPACT第一部では、フラグ次第で共にオーラロードに引き込まれ、バイストン・ウェルへと送り込まれる。
- ファ・ユイリィ、クリスチーナ・マッケンジー
- COMPACT2第1部及びIMPACT第一部では、合流し仲間になって早々に血気にはやって火星の危機を知らせようとするものの、司令官である葉月長官を早く出せと後述の台詞で彼女たちに食って掛かって宥められる。また、フラグ次第では彼女たちとも一緒に開いたオーラロードに引き込まれ、バイストン・ウェルへと送り込まれる。
- アイナ・サハリン
- COMPACT2第1部及びIMPACTでは、彼女のアプサラスIIを「大福みたなでっかいの」と評した。
アナザーガンダムシリーズ
- レイン・ミカムラ
- IMPACTでは、本人に対してではないが彼女を「べっぴん」と褒め称えるだけでなく、なおかついつもドモンと一緒にいるために「ドモンの彼女」と称する。しかし、この野暮な勘繰りがアレンビーとレニーの顰蹙を買う結果に…。
- アレンビー・ビアズリー
- IMPACTでは「悩める乙女コンビ」としてレニーとタッグを組んだ彼女の援護もあり、口喧嘩のシーンでは終始押されていた。また、フラグ次第では彼女とも一時的にではあるがバイストン・ウェルに送り込まれる。
西暦作品
- スメラギ・李・ノリエガ
- UX26話IMにて、水着姿となった彼女に見とれた。
SDガンダムシリーズ
- 孔明リ・ガズィ
- UXでは当初、彼の実力に懐疑的であったがキバ軍との戦いで見事な軍略を披露した彼を認める。
富野作品
- ショウ・ザマ
- COMPACT2第1部及びIMPACT第一部では、彼が地上に出てきた東京で早々に何ものなのかと彼に尋問した葉月長官に便乗して、後述の台詞でジョークを飛ばしたらドンピシャだった事に閉口する羽目になる。また、フラグ次第では共にオーラロードに引き込まれ、バイストン・ウェルへと送り込まれる。
- UX26話では、彼やミハエル・ブランと一緒にスメラギと葵の水着姿に共々見とれた挙句、それぞれのパートナーから鉄拳制裁を受けてしまう。
- チャム・ファウ
- COMPACT2第1部及びIMPACT第一部では、フラグ次第で彼女と共にバイストン・ウェルに送り込まれる。
- シーラ・ラパーナ、エレ・ハンム
- IMPACTにおいてバイストン・ウェルに飛ばされた際、二人の事を女王なのにお姫さまと呼んでしまい、レニーに突っ込まれてしまう。また、他人に対して常に畏まりがちなロミナ姫に対しても、若いながら2人が凄まじい威厳を持っているように、もう少し彼女達のようになって欲しいと漏らしていた。
- エル・フィノ、ベル・アール
- COMPACT2第1部及びIMPACT第一部では、フラグ次第でバイストン・ウェルに飛ばされた場合、シーラの配慮から2人を連れていく事になった時、3倍やかましくなる事にうんざりした様子を見せた。
- ドレイク・ルフト、ショット・ウェポン
- COMPACT2第1部及びIMPACT第一部では、バイストン・ウェルに送り込まれた矢先に、彼らと戦闘する事になる。
リアル系
- イネス・フレサンジュ
- 「なぜなにナデシコ」に飛び入り出演した際、台本に無い乱暴な言葉を発した為、彼女から叱責される。
- ウリバタケ・セイヤ
- オモイカネへのデバック作業で、彼が製作したデータの飛影の登場に驚き、その手腕を評価するが最後まで本物である事には気付かなかった。
- ミハエル・ブラン
- UX26話で彼やショウと一緒にスメラギと葵の水着姿に共々見とれた挙句、それぞれのパートナーから鉄拳制裁を受けてしまう。
- 早乙女アルト
- UXのEDにてテレビ版の彼のセリフを言い放ち、周囲を唖然とさせた。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「このロボットは俺の意志で動くフィードバックシステムになってるんだ! そうとわかれば…面白くなってきたぜ!」
- 第1話で黒獅子のコクピットに乗って無我夢中で応戦した際の台詞。この後水を得た魚のようにシャーマンを蹴散らしていく。
- (異星人が俺たちを利用しようってんなら、こっちも利用するまでだ…俺だってそれくらいの計算はしてるんだぜ)
- エルシャンクのクルーが翻訳機をまだ使えず話が通じない間、レニーが彼らに疑いの目を向けたことを受けての心理描写。
- UXでは後半の台詞が回避時に使用されている。
- 「俺の邪魔をする奴は、みんなスクラップにしてやる!」
- 初めて黒獅子で反撃する際の台詞。
- 「ちきしょう! 力のある奴の言う事を聞くのが大人なら俺は大人になんかなりたくねえ!」
- ハザードに攫われたロミナ姫を助ける事に反対し、「良い悪いだけでは判断できない事だって世の中にはあるんだ、お前も少しは大人になれ」と言う父マツオに反発したジョウの台詞。父親として心配した故の台詞だが、ジョウはますます反発して彼から平手打ちを食らう。
- 「そのメッシュの利いた頭に叩き込んどけ!」
- 火星の事情を知らないイルボラに対して言い放った台詞。
- 「自分達が生き延びる為だったら、地球人の命なんか奪っても構わねえってのか!だったら、ザ・ブーム軍の奴らと同じじゃねえか!」
- 6話より。ザ・ブーム軍を迎え撃つ為、武力を使ってゲリラ側の拠点を奪おうとするイルボラの強攻策に反発しての台詞。直後にマツオがたしなめたが、イルボラのジョウへの怒りが蓄積する事になる。
- 「無事な訳ねえだろ、救出できなかったんだから。あんた達が来てくれたおかげでこっちの生活はシッチャカメッチャカになっちまったぜ。ったくよ!」
- 9話ラストでジョウ達の両親の無事を問うロミナへの台詞。元々、口が悪いとはいえ、未だにジョウとレニーの親はハザード側に捕まっており、ジョウの偽らざる本心が表れている台詞で、ロミナも動揺する。
- 「戻ってこれねえんじゃねえか? 一度はザ・ブームに寝返ろうとした男だぜ、みっともなくってよ!」
- ガメランが戻ってきた際、イルボラが居なかった事を尋ねるロミナの返答にガメランが窮した際の台詞。流石にガメランの怒りを買い、元々イルボラが抜けた件で関係が悪くなっていたエルシャンクのクルーとも対立が深まってしまう。
- 「ロミナ姫が…一国の王女様が…兵士達に頭を下げたんだぜ…!」
「それに比べて俺達は…!」 - 15話より。イルボラの裏切りやザ・ブーム側の謀略でエルシャンク内部に生じた争いを収める為にロミナ姫が兵士達に頭を下げた事に衝撃を受けたジョウの台詞。それまであくまでもエルシャンク側を利用していた面があったジョウであったが、ここからロミナ姫らに対する感情が変わり始める。
- 「ちくしょう、何でみんな闘わないんだっ!!」
「みんな!立ち上がれっ!国が無くっても、帰る故郷はあるんだっ!!」
「ここで敵の誘いに乗ったら、宇宙のもくずになってしまうぞ!敵が受け入れると言いながら、こうして攻撃をしてくるのは、俺達を騙している証拠だっ!思い出せっ!故郷の家族を!みんなが無事に帰ってきてくれるのを、待ってるはずだっ!!」
「あきらめるな!最後の最後まで闘うんだっ!!みんなで、ロミナ姫を守ってやってくれっ!敵の罠に乗るんじゃないっ!みんな、闘うんだっ!」 - グラサンとハザードの謀略により、エルシャンクを去っていく兵士が続出し、残った兵士もその事実やラドリオ星が征服された現実で士気がガタ落ちする中、ザ・ブーム軍の猛攻をマイク、レニーと共に必死に抑えるジョウの台詞。これにグラサンとハザードは嘲笑するが、このジョウの必死の叫びに兵士達は心を打たれて戦う事を決意する。
- 「これだよ。可愛いとすぐペットにしようとする。人間の悪い癖だぜ。」
- 25話で北アメリカの自然に触れ、出会ったビーバーやスカンクをペットにしてみたいと言うレニーに呆れて。
- 「バカ野郎! 後悔すんのはてめえ達だぜ! 俺達を怒らせんなよな!」
- 26話でエルシャンク側に通信で降伏すべきだと通告してきたアネックス皇帝に対して。
- 「自分の野望のために、人の命を虫けらのように扱いやがって…きさま人間じゃねえ!!」
「叩き斬ってやる…!」 - 30話より、ハザードに言い放った台詞。当時から10年ほど前の時代劇『破れ傘刀舟悪人狩り』の割と直球なパロディである。…まあこの回は全体的に『影の軍団』等の時代劇のオマージュ感が強かったのだが。
- 「ローニン! たとえ立場が違っても、お前は俺のかけがえのない親友だっ!」
- 32話でハザードの謀略によってローニンと決闘した際、追い詰められたローニンが自身の責任から自分を殺してくれと言うのに対し、彼を討つ事が出来ずに叫んだ台詞。
- 「俺の名はジョウ・マヤ! お前らをこの地球から叩き出す事に命を賭けている男だ。 いくぜ!」
- 34話でシャルムと対峙した際、紅影として名乗りをあげた彼女に対抗しての名乗り。
迷台詞
スパロボシリーズの名台詞
COMPACTシリーズ
- 「俺は火星開拓基地からきたジョウ=マヤだ!身分証明ナンバー242-423321。火星から異星人の軍に追われてる!力を貸してくれ!」
- IMPACTの序盤で、宇宙科学研究所付近にエルシャンクごと降りてきた際にガンドール隊の指揮官である葉月長官への挨拶。井上氏のDVEで収録されている。
- 「どういうこったよ!自習室に入ってろってえのは!俺たちは火星から危機を知らせに来たって言ってるだろうがよ!」
「とにかく責任者を出してくれ!さっきのなんとか長官をよ!ローニンに連絡をとってくれるって話はどうなってんでえ!」 - 先の戦闘が終わった後、葉月長官が宇宙へ送ったHLVに搭乗したメンバーの安否を確認するべく、宇宙で活動しているロンド・ベル隊の指揮官であるブライト艦長と通信中なので、その間は自習室で待っててくれと言ったにも関わらずジョウだけは反発して、ファやクリスに食って掛かって。
レニーとマイクはなだめ役に入っていて「自分達は待てと言われれば待つし、騒いでいるのはジョウだけだ」と弁解すると「あ、てめえら!それじゃ俺だけ悪者かよ!」と不満げ。どうも自分がトラブルメーカーだという自覚はないらしい。 - 「子供から異星人までいるんだぜ?いまさら軍隊も何も無いもんだぜ」
- IMPACT序盤、私設軍隊であるコープランダー隊をガンドール隊へと組み込む事に躊躇する葉月長官へ発した進言。正論ではあるが、シローからは「君達がそれを言うか…」と呆れられていた。
- 「まさか別の世界から飛んで来ちゃいました、なんてのじゃないだろうな」
- IMPACT序盤で、バイストン・ウェルからオーラロードを通って東京へ出てきて、何て事情を説明しようか戸惑っているショウのダンバインに向って。当初は冗談のつもりだったのだが、ドンピシャだったと知ると流石のジョウも言葉を失ってしまった。
- 「ったく、どうしてこう姫っていう連中はタイミングが悪いんだ!?」
- ドレイク軍との戦闘開始寸前、戦場に姿を現したシーラを見て思わず吐いた悪態。
- 「あの野郎、気合が足りねえよ」
- バイストン・ウェルにまで出現したメカザウルスや百鬼メカに対し、救援に駆けつける気配すら見せない飛影へ悪態を吐く。ジョウ的にバイストン・ウェルは気合で行き来出来る場所らしい。
- 「ま、ダンガイオーチームはいろんな意味で恐ろしい格好だけどな」
- 異星人=恐ろしい格好という認識を抱いていた事を語るバーニィの発言を受けてのジョークだが、傍で聞いていたパイから怒りを買う事に。
- 「…イルボラみたいだってか?けっ、冗談じゃねえ…」
- 憎しみのオーラ力に囚われたまま爆死した黒騎士の最期を目の当たりにして、イルボラを想起したマイクからの言葉を受け、不快感を露わにする。
- 「あのオッサン連中のやる事を真似してたら、命がいくつ有っても足りゃしねえぜ、ロミナ姫」
- 葉月やブライトに感化されたのか、自ら作戦を提案するロミナの張り切りぶりを見て苦笑する。
- 「けっ、こっちを惑わせようとしただけだよ。選択肢は戦うしかねえんだ。向こうが攻めて来る限りはよ!」
- ブッチャーが遺した人類への揶揄に、ジョウも苛立ちを抑えきれなかった様子。
- 「へっ、年増のオバサンが手負いになったところでよ!」
- ギャンドラー要塞内で追い詰められても尚、余裕の態度を崩さないディオンドラへの悪態。案の定、彼女の逆鱗に触れペースを乱す事に成功する。
携帯機シリーズ
- 「身動きできねえ相手を一方的に痛めつけやがって……!」
「てめえらみてえな連中をなぁ、人は外道と呼ぶんだよっ!!」
「ああん? 外道に名乗る名前があるわきゃねェだろうがッ!」 - 阿戸炉村において、ラインバレルとタリスマンを攻撃するザ・ブーム軍に対して切ったタンカ。言うまでもないがこの人ネタ。
ちなみに同様のネタとして、ジョウはこのルートの2話前のステージでサヤに対して例の口上を仕込んでいる。さらに…… - 「ああ、コイツは本物だ!このご飯は、美味の原点にして極致だぜ!」
- UX第16話のシナリオエンドデモにて薫から出された食事を取りながら。このセリフはジョウの声が『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎と同じ井上和彦氏であることによる声優ネタである。
- 「とてもじゃねえが、スクラッグを撃退した英雄のひとりには見えねえな…」
- UX第19話シナリオエンドデモにて、森次が開いたパーティーにてご馳走にがっつく九郎に呆れての一言。その直後レニーからは「良い勝負」と言われるが、本人いわく、「食にうるさいだけ」らしい。(迷台詞参照)
- 「だったら教えてやるぜ!」
「守るべき誰かのために、命をかける……」
「人はそれを、愛と呼ぶんだ!」 - 39話、こちらはイドゥンに対して。そして……。
- ジョウ「人は誰でも、運命を変えるほどの無限の可能性を秘めている!」
イルボラ「そして、可能性を重ねることで、その力は無限の輝きへと姿を変える!」
ジョウ「わかるか、ハザード! 人はそれを……」
ジョウ「『命』と呼ぶんだァァッ!!」 - 49話にて、「命の始まり」に至った伝説の忍者は、己の為に「他者と異種の命」を踏み躙った外道を討滅した。
- サヤに仕込んだものを含め、この作品でジョウは同一のネタを4回もやったことになる。しかも一々決まっているところが流石。
スパロボシリーズの迷台詞
COMPACTシリーズ
- 「手裏剣もつけるぜ!」
- アンカー使用時のセリフの一節。「グレンキャノンもだ!」と並んで、妙にネタにされることが多い。
- 「バカ野郎っ!飛影っ!余計な時にくるんじゃねえ!」
- ジャブロー南部戦で飛影がアインストから発せられる音波の影響を受け、敵に廻ったものと思い込み思わず罵詈雑言を浴びせる。
- 「さすが飛影だぜっ!」
- 結局、飛影がアインストから何の干渉も受けていなかった事を知るや否や、舌の根も乾かぬ内にこんな事をのたまう。そりゃレニーも呆れます。
- 「アルミニウムとかいう奴…あいつが、お前のコレをさらったのかよ?」
- キョウスケに対して「アルフィミィ」と言いたかったらしいが、レニーから「二文字しか合ってない」と突っ込まれる。「コレ」という表現も何気に俗っぽい。
携帯機シリーズ
- 「ほれ、まずは俺を女だと思うんだ。うふ~ん」
- UX11話にてエイーダのファンだったマイクに対し、女の扱い方の手ほどきをしようとして。この事でフェイからはジョウはマイクを好きなのだと思いっきり誤解されかけ、孫尚香とチャムからは糾弾される。
- 「俺は食い意地が張ってるんじゃない。食にうるさいだけだ!」
「こら、マイク! チリソースの料理とゴマソースの料理を一緒の皿に盛るなよ!」 - UX第19話シナリオエンドデモで、レニーに食い意地に関して突っ込まれた際に返した反論がこれである。なお、こちらもジョウの声が『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎と同じ井上和彦氏であることによる声優ネタであり、元ネタは単行本第2巻に掲載された「手間の価値」からであるが、原作ではハザードの圧政下の火星で貧しい生活をしていたというのに、随分とグルメになったものである。
- ちなみに、任天堂携帯機シリーズでの『美味しんぼ』の声優ネタはこれで二度目である。
- 「いやあ、葵さんなんて現役モデルだからな。 あのプロポーションはさすがだぜ!」
- UX26話にて、水着姿となった葵にショウやミハエル共々見とれてしまった挙句、(描写はされないものの)二人と一緒に鉄拳制裁を受けてしまう。
- 「ふたりが、俺の翼だ!」
- UXのEDにて。直前にオズマ(生存していればブレラ)がアルトに「ふたりが俺の翼だ」という答えを禁止した直後にコレである。
- これは、レニーとロミナのどちらかを選べと言われた際に、どちらかに決められなかった為にこの台詞をいったのだが、やはりレニーとマイクに呆れられてしまう…。
- が、この後、今度はふたりを自分の翼にすらしない某総士病患者が出てくるのでそれよりはマシという意見も…
- 「イルボラ!お前の野望は、この俺が宇宙の塵にしてやるぜ!」
- 対イルボラ用の戦闘台詞…なのだが、UXのジョウはイルボラの裏切りが途中から忍者伝説の真実に近付くためと察しているので、終盤でこの台詞が出ると色んな意味で台無しである。