野原ひろし
野原ひろしは『クレヨンしんちゃん』の登場人物。
野原ひろし | |
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読み | のはら ひろし |
登場作品 | クレヨンしんちゃん |
声優 | |
デザイン |
臼井儀人(原作) 小川博司(アニメ) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 35歳 |
出身 | 秋田県 |
所属 | 双葉商事(勤続15年) |
役職 | 係長 |
好きな物 |
酒(特にビール)[1] 美人の女性 |
嫌いな物 |
妻のお仕置きとお説教 歯医者 |
概要
野原しんのすけの父親で野原一家の大黒柱。秋田県出身で、ふたば商事(原作ではアクション商事)営業課の係長。
面長顔と濃いヒゲが特徴。平日は仕事に追われ、休日になると家でぐうたらする事が多いなど、どこにでもいる普通のお父さん。しかし家族の危機を始め、いざという時には活躍をする事が多く、特に劇場版では主役級の活躍を与えられており、その活躍ぶりもあってか多くのファンから「世界最強のサラリーマン」と評されている。
壮絶なまでの足の臭さと髭剃りの刃を直ぐダメにするほどの硬いヒゲが悩みの種で、劇場版を初めとした特別編では武器として大活躍。
息子のしんのすけにも遺伝するほどの女好きであり[2]、鼻の下を伸ばす度に妻のみさえに嫉妬されるが[3]、根はみさえ一筋。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。
- しんのすけを戦いに巻き込んだ事についてカンタムを叱責する場面があるなど、家族思いの父親としての姿は本作でも健在。
- ただし顔グラが通常時・驚いた顔・キリッとした顔の3つだけと極端に少ないせいでカンタムを責める際に微笑みながら激昂するというシュールな絵面になってしまうのが難点。
人間関係
家族
- 野原しんのすけ
- 息子。しんのすけからは「おバカでエッチで軽いノリの父ちゃん」と若干侮られているところもあるが、親子仲は良好。
- 野原みさえ
- 妻。尻に敷かれたり、浮気の誤解や家族全員で一緒に行く予定の変更などで夫婦喧嘩する事が多いが、互いに愛し合っている。
- 野原ひまわり
- 娘。
- シロ
- ペットの犬。
ひろしの家族・親族
- 野原銀の介
- 父。しんのすけ同様に破天荒であることから、ツッコミを入れることもしばしば。
- 野原つる
- 母。豪快な性格の持ち主。
- 野原せまし
- 実家を継いでいる兄。大らかなひろしとは対照的に、頑固で融通の利かない性格。みさえ曰く「名前の通り心の狭い男」。
- 野原育菜
- 「新クレヨンしんちゃん」にてせましと結婚したせましの妻。ひろしにとって義理の妹に当たる。
せましと同様にドケチで倹約家。 - 野原菜摘、野原樹
- 育菜の連れ子。ひろしにとっては甥と姪に当たる。
- 桜チル子
- アニメ133話にて登場したひろしの姪っ子。「ひろしの姉の娘」らしいが上記の通りひろしの兄弟姉妹はせまししかおらず、せましは育菜と結婚するまで未婚であるため矛盾している。彼女はいったい何者なのだろうか?
みさえの家族
- 小山よし治
- 義父。冗談が一切通じない堅物のため、内心恐れているが、彼からは信頼を得ている。
- 小山ひさえ
- 義母。
- 小山まさえ
- 義姉。元国語教師で、言葉遣いにうるさいためか苦手としている。
- 小山むさえ
- 義妹。居候初日で風呂上がりの彼女をみさえと間違えて後ろから抱きついたせいで彼女からビンタを喰らう。その後の関係は良好で、むさえの夢を家族と同様に応援している。
会社
- 川口
- 仲の良い部下であり、互いに理解者。
- 草加ユミ、朝霞リエ
- 部下の若い女性社員。彼女らからも仕事ぶりや人柄を信頼されているが、女性に弱い性分のためかよく彼女らと浮気する夢を見たり、会社での浮気を密かに疑われる原因にもなっている。
- 特にユミとは彼女の死んだペットの愛猿ゴンザレスと顔が瓜二つなためか好意を寄せられ、手編みのセーターをプレゼントするなどされていい感じになっている[4]。しかし、ひろしが妻子持ちであることは知らなかったようで、後に自身の行為が不倫にも繋がりかねない愚挙だと知って野原家を訪れ、謝罪・和解して元の良き上司・部下の関係に戻っている。
- 部長
- 上司。部下思いではあるが、仕事に厳しいことから叱られることも少なくない。
その他
- 吉永みどり
- しんのすけのクラスの担任。家庭訪問の際、しんのすけに誤って酒を飲まされて酔っ払った彼女に、恋人の石坂純一と勘違いされて抱き付かれ(しかも、ひろしも顔を赤くするなど満更でもなさそうにしていた)たと思ったら、ヒゲ面がお気に召されなかったことで「顔面大根おろし」の刑を受けるなど酷い目に遭わされた。
- 鳩ヶ谷ヨシりん、鳩ヶ谷ミッチー
- 野原家の近所に住む新婚夫妻。かなり自己中心的な性格のバカップルであり、みさえ以上に迷惑を被ることが多い。
- 原作漫画ではさらにヨシりんが部下になる羽目に……。
- スーザン小雪
- またずれ荘で知り合ったニューハーフ。特に気に入られている。彼に限らずひろしは何故かオカマにモテる。
- リョーコ
- ひろしが偶然助けた女子高生。この一件以来惚れられてしまうが、彼女の事を思ってひろしはあえて突き放した。
- 門呂マリ
- 原作漫画のみ登場する野原家の近所に住む女性。彼女の色気に釣られていいところを見せようとするせいで、逆に散々な目に遭い、最後にはみさえにこっぴどく怒られるまたは押し付けられるオチになるのが定番である。息子のオサムがおり、母の色気にすぐ釣られるひろしをバカにしている。
他作品との人間関係
名(迷)台詞
決める時はしっかり決めてくれるが、普段の生活は家族や隣人に振り回されることが多い。そういう気苦労の多さもまたファンの心を掴んで離さない……の、かもしれない。
原作・アニメ
- 「野原一家、ファイヤー!!」
- 映画などで奮起する際の合言葉。
- 「きっと最後の力を振り絞って、しんのすけにお礼が言いたかったんだよ」
- 「かわいそうなスズメだゾ」(アニメ版サブタイトル)より。しんのすけが保護し、スピルバーグと名付けた傷だらけのスズメを野原家で世話するが、スピルバーグは一向に良くならなかった。ある朝、スピルバーグは元気に飛ぶ姿を見せるが直後に力尽きて絶命。ひろしはしんのすけに上記の台詞をかけて慰めた。
- アニメ版ではしんのすけがスピルバーグの名を呼び、空に浮かぶ雲がスピルバーグの姿になって、幕引きとなる。
- 「俺の靴下はジャスミンの香り~♪」
- 酔ってフザけて歌った歌。しかし彼の靴下はジャスミンどころか家族から危険物扱いされるほどの刺激臭である。一方で劇場版『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』では、洗脳されたひろしとみさえを正気に戻す重要な役割を果たしている。
- リョーコちゃんへ
オレは 君が思っているようなカッコイイおじさんなんかじゃない
あの時オレのカバンがグーゼンちかんに ぶつかっただけだ
だから オレの事は わすれなさい
オレ ほんとに勇気あるおじさんになるようにガンバルから君も勉強ガンバレ!!
家族を愛するふつうのおじさんより - 「父ちゃんのヒミツのメル友だゾ」(アニメ版サブタイトル)より。偶然、満員電車で痴漢から女子高生を救ったことから彼女にデートに誘われたひろし。当初はすっかり浮かれきってしまっていたが、こんな偶然でこれ以上女の子を騙しちゃいけない、何よりこんな浮気同然の関係をこれ以上続けてはいけないとあえて彼女を突き放した際のメールの全文。これを見たリョーコは泣いていたため、恐らく本気でひろしに惚れていたのだと思われる。そして……。
- 「おっと、ゴメンよ」
- 同エピソード終盤、再び痴漢現場に遭遇したひろしは今度は本当に「勇気あるおじさん」となるため、痴漢を偶然を装って成敗した。文面ではアクセントマークなどはないがこの時のひろしの表情は憤怒の表情となっており、彼の精神的な成長が垣間見れるシーンとなっている。
- 「家ってこんな簡単に壊れちゃうんですね」
「もう何もない…何も…」
「結婚してしんのすけが生まれて…この家を買って…ひまわりが生まれて」
「少しずつ家族の思い出が出来てきて…」
「そりゃああっという間、本当にあっという間…」
「ここに玄関があって…ここには階段」
「疲れて帰ってきて子供と一緒に風呂入って…一緒に飯食って…一緒に寝て…」
「一緒に遊んだあの家が!! …ここにあったのに!!!」 - アニメオリジナルエピソード「オラの家がなくなったゾ」にて、原作同様にガス爆発で倒壊した野原家の跡地で絶望する様子。心配しておにぎりを持ってきてくれた北本さん相手に人目もはばからず家があった当たり前の幸せ、そしてなくなってしまった絶望を淡々と語る様は多くの視聴者の涙を誘った。奇しくも某平和を守るサラリーマンが語った「当たり前の幸せが壊されるとどうなるのか」を身をもって世に教える結果となった。
- この時倒壊した家は、火災保険が降りたことで無事に再建され、一家は再建までの一時的なアパート生活を経て元の生活を取り戻している。
- 「ありがとよ。でも花にストレスを与えてどうする、花は愛でてやるもんだ」
- 同上、旅行から帰ってきて野原家の現状を知った鳩ヶ谷夫妻が土産にサボテンを持ってきた際の返答。絶望の淵に立たされたにもかかわらず他人に八つ当たりをしないひろしの人格者っぷりもさながら、普段は登場する度に野原家に迷惑しかかけてこなかった鳩ヶ谷夫妻が明確に気遣ったとても貴重な場面でもある。
- 「いいよ!! おまえはそれでいいよ!! ひとりの女をずーっと愛せるなんてカッコイイじゃねぇか!! それをバカにするヤツらなんか気にするな!!」
- ひろしと同じ会社に転職したはいいが、ミッチーを忘れられず仕事に手がつかないヨシりん。ひろしとしんのすけは、ミッチーを気にせず仕事ができるようにするため特訓を施すが、結局ヨシりんは「ミッチーを忘れる事なんてできない」と涙ながらに語る。
- その涙を見たひろしの激励がこれ。普段美女に目移りしつつもみさえをひたむきに愛し続けている彼だからこそ言える熱い言葉である。この後ヨシりんはひろしの言葉を糧にミッチーの待つ家に帰りたい一心で仕事を頑張った結果、ひろしと同じ部署に配属されることになる。
- 「気楽にやってるだと!? サラリーマンだって大変なんだぞ!! 結婚してない兄貴にわかるかよ!!」
- 田舎に帰省した際、思想の違いから兄弟喧嘩に発展した際にせましを責めた際の台詞。独身だが実家の農家を継いだせましと、上京し家庭を持ったひろしの種類の異なる辛さがぶつかり合い仲たがいしてしまう。その後せましのエピソードを介して二人は仲直りをした。
- 「死んでもはなさねぇぞ くそぉぉぉっ」
- 40巻収録「スーパーサラリーマン HIROSHI」にて。退勤時に偶然出会ったスーパーマンに強さの源・スーパーネクタイを貰い、その気になって悪漢を止めにかかるが間違えて普通のネクタイを巻いて出勤してしまったため返り討ちに。しかしスーパーマンであろうとなかろうと目の前の悪を野放しにできなかった彼は悪漢にタックルし掴みかかった。そして……。
- 「これ返すよ。オレ、やっぱりスーパーマンに向いてないよ」
「それに、腕力がなくても正義の味方になれるってわかったし」 - 事件後の夜、スーパーマンにスーパーネクタイを返した際に自身の体験をこう評して返した。スケベで苦労性な部分が目立つが正義感に満ち溢れた男らしい部分もあるというひろしの魅力が垣間見れる台詞。以前リョーコを助けた経験も生きているものだと思われる。
映画
- しんのすけ「ABBA
AB →→←!」
ひろし&みさえ「ABBABA →→←!」
しんのすけ「うわぁ失敗!」 - 映画『雲黒斎の野望』より。しんのすけの深層心理が具現化したカンタム・ロボに一家揃って搭乗し戦う中、必殺技のアクションビームガンを発動する際の台詞。発動にはゲーム機のコントローラーでコマンド入力を成功させる必要があるが、息子が成功する中、夫婦揃って入力に失敗し、砲口から桜の木が飛び出すという、数あるロボット戦闘の中でも特にシュールな光景。
- ひろし「愛してるぜ、みさえ!!」
みさえ「知ってるわー!!」 - 同上。上述のミスで後がなくなった上でもう一度アクションビームガンの発動を試み、無事に発動させた際の台詞。不退転の状況で照れもなくさらっと出てくる夫婦愛の台詞が、とても2人らしい台詞である。
- 「なぁ、しんのすけ。最後は、オレたちがひまわりを守ろうな」
しんのすけ「もー、みんなひまわりの事ばっかり心配してる。……オラ、グレちゃうゾ」
「しょうがねぇだろ、ひまわりはまだ小さいんだから……誰かが守ってやんなきゃな。しんのすけだって、いろんな人に守られて大きくなったんだぞ?……父ちゃんもな」
しんのすけ「ほぉ~」
「ま、父ちゃんに言わせりゃ……自分1人でデカくなった気でいる奴は、デカくなる資格がない!」
しんのすけ「おお、わかったような事言うね、父ちゃん」
「しんのすけ……父ちゃんに何かあったら、ひまわりの事を守ってやってくれよ」
しんのすけ「ん~……考えとく」
「頼んだぜ?お兄ちゃん」 - 映画『暗黒タマタマ大追跡』にて、自分を見てくれない周囲に対して不満を漏らしたしんのすけに向けて、優しく諭す。父親らしさに溢れた本映画屈指の名場面。
- 「ぬいぐるみですよ!! ぬいぐるみ!! うちではぬいぐるみを家族同様に旅行させるんですよ、それが何か!?」
- 同映画にて、青森から敵の本拠地へと急行する最中、200系新幹線の車内にシロを連れ込んだ事を指摘されてキレ返した際のセリフ。その後、シロは新幹線に置き去りにされ、東京駅から春日部まで歩いて帰る羽目になった……。
- 「知るかぁ!!!」
- そして新幹線からモノレールを経て敵の本拠地のある臨海副都心へ向かうも、「全日本心の演歌カラオケ大会」の予選会場を尋ねに来た原作者・臼井儀人氏に道を遮られ、この台詞と共に殴り飛ばした。
- この一連のシーンは、緊急事態だった事もあってか作画が劇画タッチになっており、映画クレしんシリーズでは特に人気の高いギャグシーンでもある。
その他
- 「よくきけよ このゲームは しっぱいすると のこりの しんのすけの かずが ひとり へるんだ」
「しっぱい したまま ゲームオーバーになると ひとつまえの エリアから やりなおすことに なるからな」 - アニメ化後ごく初期に発売されたゲーム『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』のスーパーファミコン版で発する台詞。同作におけるひろしは、ステージの節目に現れる突破必須のミニゲームのうち「カードさがしゲーム」で進行役として登場することとなり、その際のルール説明。
- 要はミニゲームに失敗すると残機が減るという話なのだが、同作においては残機の表現=しんのすけの数であるため、字面だけ見ると怖い台詞になってしまう。他のミニゲームでも同様の説明が入るが、父親であり、かつ同系ミニゲームで最初の進行役であるひろしの台詞が特に印象に残りやすい。後に移植されたメガドライブ版では、仕様変更により失敗してもしんのすけのかずがひとりへることなく次のステージに進めるため、台詞ごとカットされている。
- 「そろそろこの家売るか!」
- 不動産売買サイト「センチュリー21」とのコラボCMで発した大迷言。
- セリフだけならば普通なのだが、そもそも野原家は32年ローンが残っているため売る余裕などなく、家自体もしんのすけが少し成長してから引っ越してきたので2~3年しか経っておらず、爆発事故の末に建て直した家なのでさらに費用がかさんでおり、極めつけにはアニメオリジナルシーンでその爆発事故の際にひろしが上記のように絶望し慟哭するシーンがあるほど思い入れがある家なので明らかに原作と矛盾している。それでいいのかひろしよ。
スパロボシリーズでの名(迷)台詞
- 「ダメだ、この美少年オーラは俺たちにはキツすぎるぜ…!」
- 『X-Ω』にてタクトのイケメンオーラに当てられて。
- 「万年係長!野原ひろし!」「そんなもん、家族の愛に決まってんだろうが!」
- 『X-Ω』にて、最終決戦が行われているゼロ時間内に家族と共に駆けつけて。この時、青い光が煌めいていた為、野原一家はこの時、一時的に『家族愛の力』で戦士のシルシを得たと思われる。
搭乗・関連機体
作品が作品のため、基本的に劇場作品でのみ搭乗。
- カンタム・ロボ
- 映画『雲黒斎の野望』終盤にて、一家と共に乗り込む。
- 巨大ひろしロボ / 巨大ケツだけ星人型メカ
- 映画『逆襲のロボとーちゃん』にて搭乗。巨大五木ひろしロボと闘いを繰り広げる。
余談
- 初代声優・藤原啓治氏の代名詞ともいえるキャラであり、転じて藤原氏が演じたキャラ全般が「ひろし」と呼ばれている事が多い。
- アリー・アル・サーシェス等のような悪役キャラの場合、(炎との関連が多い事も相まって)「焼け野原ひろし」という俗称が付けられた。
- ひろしの影響からか、藤原氏は他作品においても父親役を演じた事が多い。また出演初期頃は藤原氏は当時新人でありその声域で演じていた都合上ひろし以外の父親や年配役は低めの声域で演じる事が多く、これは2代目の森川氏にも当てはまっている。
- 『Z』ではホランド・ノヴァクがプレイヤーに明らかにひろしを意識させられる台詞を発する(ホランドの項目参照)。
- ネット上では野原ひろしの名言とされる台詞がいくつか見受けられるが、大半がファンの創作によるものであり鵜呑みにするのは非推奨[5]。
- 藤原氏は2016年8月8日をもって病気療養を理由として休業、代役として森川智之氏が同年8月26日よりひろしを演じることとなった。その後、藤原氏は2017年に仕事に復帰するものの、ひろし役には復帰せず、そのまま2020年に逝去したことで、事実上森川氏が2代目として役を引き継いだ形となった。なお、このキャスティングは藤原氏直々の指名であったという。
- シャギア・フロストやキョウスケ・ナンブといった低音のクールなキャラを演じることが多い森川氏だが地声はむしろ高めで、ひろしは地声に近い声で演技を行っている。ただし、イケメン風になったときは素の森川氏の声が出るのはご愛嬌。なお生前の藤原氏の声に寄せているために他の父親役と比べると高い声の演技になっている。
- ちなみに森川氏は『ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン』の主人公フジキド・ケンジの声を担当しているが、このフジキドが公式直々に「クレヨンしんちゃんでいえば、しんのすけとみさえをニンジャに殺され、自らも重傷を負ったひろしが、ニンジャとして生まれ変わってすべてのニンジャに復讐をしていくお話と思ってください。」と例えられていた。まさか本当にひろしの声を担当する事になるとは思わなかったであろう。[6]
- 2016年からは、ひろしを主人公としたスピンオフ作品『野原ひろし 昼メシの流儀』の連載が開始されている。
- ただし「ひろしは常に愛妻弁当で外食等しないはず」など原作の設定から乖離しているという批判もある[7]。
- なお、作中にみさえ・しんのすけ・ひまわりは直接登場はせず、出ても首から下または足元だけと徹底されている。
- 手取り月給30万[8]ながら家族から「安月給」などと扱き下ろされているが、ボーナスを給与の2カ月分とした場合年収は600万円程。放送開始年である1994年(平成6年)の日本の平均給与は約456万円程[9]であり、実は当時から割と裕福な方であった。
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脚注
- ↑ 他には、枝豆と肉じゃがと刺身も好き。
- ↑ さらに言えば、自身の父・銀の介譲り。ついでに言うと太眉も遺伝されている。
- ↑ 誤解なども加わり、離婚寸前にまで行った事もある。
- ↑ ひろし本人もユミに対して満更でもなく思っていたところがあるようで、映画『暗黒タマタマ大追跡』ではひろしの心を読んでユミとの関係を知ったヘクソンに、「古女房より若い娘か」と言われてみさえに問い詰められ、大いに焦っている。
- ↑ よく知られているものとして「正義の反対は悪ではなく、別の正義」という台詞があるが、これはゲーム『パワプロクンポケット7』の黒野博士の台詞である。
- ↑ こうしたダークヒーロー然としたキャラのために、フジキドも「焼け野原ひろし」扱いされる事がある。
- ↑ ただし、原作初期では部下の川口から「今日は愛妻弁当ですか?」といった台詞があったため、日によっては弁当がない日があるという解釈もできる。
- ↑ アニメ1994年4月25日放送分「ひさんな給料日だゾ」作中描写より。ひまわりの生まれる前である。
- ↑ 平均給与|国税庁ホームページより。