精神コマンド
使用者に対し「加速」「直撃」「突撃」の効果を同時に与える複合タイプの精神コマンド。初出は『第2次スーパーロボット大戦OG』。
「熱血」が掛からない為、火力の面では「奇襲」に劣るが、汎用度はこちらの方が高い。
登場作品
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- プレイヤー側はツイン専用。基本消費ポイントは20~25あたり。特殊技能「連続行動」との親和性は抜群。相方が「連撃」を持っていれば敵陣を壊滅に追い込むことも出来る。当作では「突撃」の効果が1フェイズ持続する仕様であるため猛威を振るう事に。
- スーパーロボット大戦BX
- OGシリーズ以外での精神コマンド版は今作で初登場(技能版は後述通り『UX』の時点で存在している)。消費ポイントは35と非常に低燃費(「加速」「直撃」「突撃」の消費ポイントを合わせると65ポイントとなるため30ポイント分お得)。更に本作の「直撃」は消費ポイントが30の為、ほぼ「直撃」と同じ感覚で使っていける。
- 「強襲」という言葉のイメージからか、敵として襲い掛かってきていたパイロットに習得者が多い傾向にある。
主な使用者
- イーグレット・イング
- 『OG2nd』で連続行動を初期習得している唯一のパイロット。全体攻撃による小隊殲滅に一役買ってくれる。エグゼクスバインに乗り換えてからが本番。
- カイ・キタムラ
- 彼の代名詞であった「魂」は単独(シングル)で習得する。役割的に搭乗機は格闘系=P武器が多くなりがちなので、主に移動強化のために使うことになるだろう。
- リョウト・ヒカワ
- こちらも「魂」はシングルに移動。
- アイビス・ダグラス
- 「修行」の代わりに習得。SRXと組んでのPP稼ぎに使えなくなったのがかなり痛い。もっとも今作の彼女の機体は途中でハイぺリオンになり、サブパイロットにスレイが加わるので、「修行」のままだと稼げ過ぎたからゆえの変更かもしれないが。
- サフィーネ・グレイス
- サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス名義でも変わりはない。シュウのグランゾンのためにあると言っても過言ではない。
- ムラタ
- 彼のイメージに当てはまるといえば当てはまる。
- 夏喃潤
- 『OG2nd』で敵味方含めてシングルで「強襲」を習得する唯一のパイロット。彼女のツイン精神コマンドは「連撃」である。2身合体の超機人に搭乗することを考えれば、妥当なところなのか。
- キナハ・ソコンコ
- EXハード限定ではあるが、エースボーナスで毎ターン使用できる。歪曲フィールドを無効化するためグランゾンには厄介な相手である。
- 真上遼
- 『BX』にて習得。ウィングクロス解禁前のSKLの難点がカバーされ、よりアグレッシブに戦えるようになった。なお同作では初登場時にドレイク軍を「強襲」している。
- ジェフリー・ワイルダー
- 同じく『BX』にて習得。マクロス・クォーターのマクロスキャノン、マクロスキャノン(一斉射撃)を運用しやすくなる。劇場版における『フォーメーション・ビッグ・ウェンズデー』で「強襲」を敢行した事から習得したと思われる。
- ブレラ・スターン
- 『BX』での習得者の一人。かつてはマクロス・ギャラクシー船団(正確には電脳貴族)によってバトル・フロンティア作戦指揮所を「強襲」した者である。
- ソルダートJ
- 『BX』での習得者の一人。かつてはピッツァとして人類を「強襲」していた者である。
- マリーダ・クルス
- 同じく『BX』にて習得。彼女もマーサにプルトゥエルブとしてユニコーンを「強襲」させられた。
- ブルーヴィクター
- デストルークの尖兵としてファルセイバーを「強襲」してきた彼も当然の如く習得。
- マノン
- 『BX』での習得者の一人。だが彼の乗機には移動後使えない武器がなく、単独では「加速」がオマケについてくる「直撃」でしかない。
同じ効果を含む要素
精神コマンド
特殊技能
『スーパーロボット大戦UX』及び『スーパーロボット大戦BX』に登場する特殊スキル。『UX』ではターン開始時に自動で「突撃」が、『BX』では精神コマンド版「強襲」がかかる。
共に隠し要素解禁やDLCのツメスパロボで入手できる隠しスキル扱いで、デフォルト習得キャラは存在しない。
登場作品
- スーパーロボット大戦UX
- 効果は上記の通り。戦艦など、P属性武器が貧弱、あるいは持たないユニットに対して使うと特に効果的。
- 中でも攻撃役のユニットに対してはヒット&アウェイを取得させるよりもこちらのほうが使いやすい。
- スーパーロボット大戦BX
- 上記の通り、『UX』から効果が純粋に強化された。