清流院琴音

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清流院琴音は『サクラ大戦』のサブキャラクター。 初登場は『サクラ大戦2 ~君、死にたもうことなかれ~』。

清流院琴音
読み せいりゅういん ことね
外国語表記 Kotone Seiryuin[1]
登場作品 サクラ大戦
声優 矢尾一樹
デザイン 松原秀典
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
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プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
生年月日 1895年12月4日
年齢 29歳(『2』)
31歳(『4』)
出身 日本千葉
身長 175 cm
体重 58 kg
髪色 茶色
瞳の色 黒色
血液型 A型
所属 帝国陸軍
帝国華撃団(『2』~『4』)
帝国陸軍(『4』以降)
役職 帝国華撃団・薔薇組隊長(『2』~『4』)
軍階級 大尉
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概要

優秀な陸軍軍人なのだが、女性的嗜好や行動が目立った為に上層部から厄介者扱いされた挙句、遂には隔離される。そこを帝国華撃団総司令の米田一基に拾われ、同じ趣味趣向を持つ太田斧彦丘菊之丞と共に薔薇組を結成した。琴音は部隊の隊長を務める。なお、この経緯からも分かる通り、薔薇組は帝撃の正式な部隊ではない。

中性的な容姿をしており、性格はナルシスト。全ての判断・価値基準を「美しいか美しくないか」で決めている。かつては情報部の将校だったらしく、情報収集が得意。

帝撃の本部、大帝国劇場の地下にある倉庫の隣に薔薇組専用の部屋をこしらえ、そこで生活している。薔薇組結成本来の役目を終えた後も帝劇に残り続けたが、1927年の黄金蒸気事件解決の後、斧彦と菊之丞と共に陸軍に復帰した。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2017年3月のイベント「流れよ我が涙」期間限定参戦。

人間関係

大神一郎
容姿だけでなくその言動や行動も含めて「美しい」と認めている。その為、大神に対する同性愛的傾向は他の隊員に比べて低い。
太田斧彦
部下。薔薇組では大神に対して暴走しがちな斧彦を窘める場合が多い。
丘菊之丞
部下。気の弱い菊之丞をリーダーとして引っ張る。
米田一基
上司。趣味趣向は問わず、琴音と薔薇組の才能を認めている。拾った理由は単なる同情心からではなく、薔薇組にある任務を与えている。
清流院笙(せいりゅういんしょう)
魔障陰滅部隊・奏組の隊員が生活する「かなで寮」で寮長を勤める人物。柔らかい物腰で音子と奏組の仲を取り持つ。一見すると女性だが、奏組の隊長である雅音子が入るまで寮には男性しかいなかったらしい。琴音と同じ苗字だが、作中で関連性が語られたことはない。SRW未登場。

名(迷)台詞

「さすがは海軍少尉どの。その洗練された物腰と優しさ。男でも、惚れるわ……」
『2』の初登場時、大神の挨拶を聞いての感想。
人によってはこの台詞だけで引いてしまうかもしれないが、好意丸出しな他の2人の薔薇組隊員に比べれば琴音はまだ控え目な方である。
「ええ、そのとおり。薔薇のトゲは……大事なものを守るための、武器よ。」
「もっとも、私たちが守るものは、自分の身ではないけれど、ね。」
『2』にて、元々は花組が夏季休暇で帝劇を留守にする間の助っ人だったはずの薔薇組がその後も帝劇に残っている理由を大神に問われた際の返答。
部隊と名前の由来と薔薇組が重要な任務に就いている事が分かる台詞。女性的嗜好を持った男性の集団と薔薇の組み合わせでは別の意味を想像してまいがちだが。
「はぁい、加山君、琴音よ。お・待・た・せ。今、着いたわ」
『活動写真』にて、隅田川河口の港に赴き現地からキネマトロンを用いて加山に連絡を取った際の台詞。
ある人物を迎えるよう依頼された琴音だが、「接岸する前に飛び出した」との事。それは加山達にとって大きな吉報だった。
なお、月組隊員と思われる人物がキネマトロンを持って跪き、琴音自身はその前でいちいちポーズを決めながらこの台詞を発している。どんな時も美を忘れないのが琴音らしい。

脚注

  1. ソフトバンクパブリッシング『サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~ 最終攻略&設定資料集』P24より。