巴武蔵 (OVA)

2013年5月23日 (木) 19:54時点におけるMYZR (トーク | 投稿記録)による版 (→‎スパロボシリーズの名台詞)

巴武蔵(Musashi Tomoe)

真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日

元ゲッターチームのメンバーで、車弁慶の先輩。ゲッターチーム解散後は、弁慶と共に日本軍に所属。元気の保護者にもなっていた。

第3話でインベーダーの攻撃を受け、命を落とす。

真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ

彼がゲッターロボゲッター炉心を爆破し、ゲッター線の暴走によってニューヨーク恐竜帝国を壊滅させたのが物語の始まり。
見た目はTV版の武蔵と変わらない。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』版が登場。初の声付き参戦でもあり、(OVA版とはいえ)久々に元祖ゲッターチームが使用可能となった作品でもある。また本作の後半では何と真・ゲッター3に乗る事となる。武蔵が真ゲッターに搭乗するのは20年のスパロボの歴史でも初……ではなく、実はリンクバトラーでTV版武蔵が乗っている。とは言え、リンクバトラーは特殊な作品なので、充分快挙と言えるだろう。今回も水中戦は少ないが大雪山おろしの威力は高いので陸上戦でまだ使い道もある。精神コマンド幸運を覚えるのは今回は最後まで死亡せずにゲッターに乗れるからだろう。なお幸運以外にも鉄壁気合努力など補助系を多く覚えるのでSPアップを習得しておこう。エースボーナスの気合気迫に変わるのも便利である。
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
プロローグで真ゲッター3に乗ってのスポット参戦のみ。そのまま重傷を負い、ゲッターが本格的にシナリオに絡む際のたった1行で死亡扱いになってしまった。但し、原作再現で幻影としては登場する。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』版が登場。最初の戦闘で一回だけ使用可能だが、その後は何の描写も無く死んでしまうので出番は無い(実のところ、「死んだ」という事実すら語られないが、一応弁慶がエンジェル・ハイロゥの精神攻撃を受けた際に言及する)。養成もできないが撃墜数などは弁慶と共用。なお、何気にSPが弁慶より20も多い。

単独作品

スーパーロボット大戦GC
名前のみ登場。
スーパーロボット大戦XO
回想シーンでの出番が追加された。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

TV版巴武蔵と同様に防御が高く、単純な耐久力では3人の内トップ。格闘もそこそこ。一方で命中は低く、ボスクラス相手には心許ない。

第2次Z 破界篇
防御が高く、いざという時には耐える・・・とおもいきや神隼人エースボーナスが(回避方面で)優秀すぎる。

精神コマンド

熱血にSPを取られる流竜馬に代わって気合根性を担当する。

第2次Z 破界篇
ド根性 努力 気合(気迫) 幸運 鉄壁 友情

特殊技能(特殊スキル)

第2次Z 破界篇
底力 気力+(ダメージ) 援護防御

固有エースボーナス

第2次Z 破界篇
気合気迫に変更(消費SPはそのまま)

人間関係

流竜馬
仲間。
神隼人
仲間。
車弁慶
後輩。

他作品との人間関係

マクシミリアン・ジーナス
Dでは月面インベーダー戦争時の上官であり、戦友同士なのだが、13年前の早乙女の反乱の際に戦死してしまったので、ゲッターチームでは武蔵のみ彼と再会することができなかった。
レントン・サーストン
第2次Z 破界篇ではエウレカと再会したものの、ZEXISに参入した事で不安を抱く彼に仲間として親身に接し、周囲と打ち解ける切っ掛けを作った。

名台詞

真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日

「いやあ、俺は子供が好きだからな。一緒に暮らしてりゃ張り合いがあるさ」
第1話。自閉症となってしまった元気を引き取った武蔵は元気が少しは良くなったことを弁慶に報告した際、弁慶は武蔵に責任を感じて謝罪するが、武蔵は気にしていなかった。
「やめろ!これ以上は黙っとけ!」
「わかってる、だから忘れろ!俺はそうした」
「いいか?全部忘れろ、その方がいい!…ミチルさんが死んじまったこともだ」
早乙女博士殺害を目の当たりにした元気を不憫に思い、いまだに竜馬が博士を殺害した事が信じられない弁慶に対して。
「こりゃあ、とんでもないもんを俺達は運んでるらしいな!」
インベーダーの襲撃、敷島博士とゲッター2との邂逅の後、トラックを走らせながら。
「な、何だこいつは…?お、俺の知らない…ゲッターだとぉ!?」
真・ゲッター1の襲撃を受けた時に。
「もうそのくらいでいいでしょう、博士!これ以上は、本当に取り返しのつかないことになりますぜっ!」
第2話。右腕の骨折を押してまでゲッター3で出撃、早乙女の操縦するゲッタードラゴンを羽交い絞めにした時に。
「大雪山!おろしぃ!!」
第3話。ゴール+ブライに大雪山おろしを放った際。これが本作において最初で最後の武蔵の大雪山おろしだった。
「頼むぞ。竜馬、隼人、號」
重量子爆弾阻止に向かった真ゲッターを見送った際の台詞。その中には竜馬と隼人だけでなく號も含まれていた。
「すまんだって?あんたの口から今更そんな言葉を聞くとはねぇ。だがね、本当にすまんと思うなら、元気に言ってやったらどうです?」
インベーダーの侵攻により窮地に陥った武蔵に早乙女は謝罪の言葉をかけるが、武蔵は上記の台詞で言い返す。
「じゃあ、こいつらは・・・こいつらはぁ!!」
早乙女から計画を聞かされた武蔵はゲッター3のコクピットに侵入してきたインベーダーに驚愕し、直後にゴール+ブライにコクピットを破壊されて戦死してしまう。
「弁慶、元気を頼んだぜ!」
第11話。ミチルの魂と共に旧ゲッターチームを初代ゲッターチームの幻覚から救った際、弁慶は武蔵にエールを送った。

真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ

「熱い血潮も…涙も流さねえ冷血野郎のトカゲ共!!テメエらなんぞに…この地球は渡さん!!!」
「貴様らの祖先を絶滅させたエネルギーの源だ!もう一度滅びやがれえぇぇ!!!」
真対ネオ』の冒頭で、自らの命と引き換えにゲッター炉心を爆発させる直前に言った台詞。

スパロボシリーズの名台詞

「待ちに待った出番が来たぜ!」
戦闘中にたまに言う台詞で文字通りかなり待っていた出番であろう。
「俺の分も残しておけよ、竜馬!」
竜馬が戦闘する際にたまに言うが、本当に残っているかどうかはプレイヤー次第であろう…。空中戦や宇宙戦となると適応を補強しないとまず残らない。
「俺達がゲッターの本当の恐ろしさを見せてやるぜ!」
対ゲッターG用の台詞。今回のゲッターチームは3人とも「ゲッターの恐ろしさを味わわせる」台詞がある。
「よせやい。褒められると、背中がかゆくなるぜ。」
第2次Z 破界篇にて。初めてソレスタルビーイングと顔をあわせたとき、ロックオンのふてぶてしさも頼もしく思えるという台詞への返し。
ふてぶてしいとはあまりいい意味ではないのだが、彼は肯定的に受け止めている。クロウはこの後「図太い神経を持っている」と評すが、その後も何度か彼らの図太さのわかる会話は何度か出てくる。
「毛玉だ!毛玉に手足が生えていやがる!」
序盤の暗黒大陸ルートにおいて、破壊されたガンメンから出てきた獣人に驚きを表す。
「お前は顔の事を言い過ぎだ!」
第2次Z 破界篇序盤でエウレカと再会したものの、不安を拭い切れない彼に仲間として親身に接してやる。それを喜ぶレントンは武蔵に「顔が怖いが優しい人」と連呼し、最初は笑って対応していた武蔵も辟易する事に。ただ、それで怒らないあたりは優しい大人ともいえなくも無い。
「おう。別の世界の自分が悲惨な目にあっているというのも聞きたくねえしよ
勝平たちから並行世界の同一人物について聞かされた際の一言。しかし、武蔵は悲惨な目にあってしまう。そしてこの世界でも…。
「へ…お互い、なかなか出番が無かったな。だが、このたまにしか来ない大一番、俺とゲッター3がもらうぜ!」
海底要塞サルード相手に発生する戦闘前会話。出番の少なさについて言及するメタフィクショナルな台詞でもある。
「冗談はよせよ。俺の目の黒いうちはゲッター3のシートは誰にも渡さねえぜ」
弁慶の力量が日々向上している事で、周囲から正パイロットの座を危ぶまれての返答。
「あのオッサンが裏で全てを操ってんだろ?で、俺達は都合のいい兵隊…って言うよりピエロだな」
ZEXISエルガンの思惑通りに動いている現状を痛烈に皮肉る。
「お断りだ!ネコに小判、ブタに真珠!アルマジロにゲッターだぜ!」
早乙女の事を知りたければ真・ゲッターを渡せ」と嘯くグアームの戯れ事を一蹴する。
「考えるまでもねえよ。こいつも竜馬も…そして、俺達も戦いの中でしか生きられねえ奴だからな」
竜馬が自身と同じ道を辿ると嘯くガイオウからの謎かけに対する返答。

搭乗機体

ゲッター3
真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』においても愛機として活躍。
ゲッター1
真対ネオ』の冒頭において搭乗。

余談

新ゲッターロボ』には武蔵は登場せず、彼と弁慶の要素を引き継いだ新キャラ「武蔵坊弁慶」が登場している。

話題まとめ