エジール・カルラ
カルラ・エジールは『蒼き流星SPTレイズナー』の登場人物。
エジール・カルラ | |
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登場作品 | 蒼き流星SPTレイズナー |
声優 | 佐々木るん |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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性別 | 女 |
所属 | グラドス軍 |
軍階級 | 少尉→中尉 |
概要
グラドス軍の女性士官。名前は「エジール・カルラ」とも。
空中戦を得意とするSPTディマージュに搭乗する。
アーマス・ゲイルの直属の部下として登場し、作戦能力等の資質に秀でてゲイルの信頼を得ているが、密かにゲイルに好意を持っている[1]が故にゲイルの死後、仇討ちにきたアルバトロ・ミル・ジュリア・アスカに激しい敵意を抱き、その弟であるエイジもゲイルの仇として憎んでいる。
些か「女」としての情念で動き過ぎるきらいは有るものの作戦立案や指揮能力は優れており、取り分け妨害電波を用いた火星に於ける第2ラウンドではエイジとデビッドをシャトルから引き離した上で一方的に攻め立て、緊急事態に伴う帰投命令さえ無ければ勝利は目前だったという所まで追い詰めている。また、SPTの操縦技術もレイズナーのレーザード・ライフルを弾いて窮地に陥れるなど、この時期に関してはエイジ以上の技量を見せ付けている。
第2部にも引き続き登場してクスコの遺跡発掘の任務に就き、TV版では終盤にフェードアウトしてしまったが、OVA版ではル・カインとグレスコの対立の場に居合わせてしまい、グラドスの機密保持のため、瀕死のグレスコによって射殺されてしまう。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 能力は底力がある分、ギウラよりは強いが、それでもHP2万クラスの死鬼隊のMFと比べてディマージュのHPが1万越えしないために強敵ではない。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。宇宙編に登場。登場回数はギウラより一回多い。シャトル護衛マップではボス的存在だが、搭乗機のディマージュのHPが低いのでアムロかアヤの幸運をかけた一撃で落とされるだろう。宇宙編最終話にて死亡したのか、隠しマップ「狂気の力」にてゾンビ化、ギウラと共に立ちはだかる。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦64
- リアル系主人公ルートでは最序盤から登場し、原作同様ゲイルの副官となっている。ゲイル死後はスペシャルズを率いてプレイヤー部隊を追撃するなど活躍するが、最終的にはシナリオ「血塗られた道」で原作同様グレスコに射殺されてしまう。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド4から登場。2章Part5からディマージュに乗る。図鑑では「エジール・カルラ」名義で記載。
パイロットステータス
特殊技能
人間関係
- アーマス・ゲイル
- 上官。密かに強い好意を抱いているが、ゲイル自身はあくまでも信頼できる部下として接していた。彼に対して忠実ではあるものの、故にゲイルのエイジに対する寛容な態度には不満を持っており、彼の命令を無視してエイジを亡き者にしようとした事もあった。その死には号泣し、以後はアスカ姉弟を強く憎むようになる。
- アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ
- 恋敵。彼女と会った際はゲイルと一夜の関係を結んだ事もあるという嘘で動揺させようとしたが、ジュリアの方は全く動じる事は無かった。第二部ではクスコの聖女となった彼女を捕える形で再会している。
- アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
- ゲイルを除く他のグラドス兵同様に反逆者として見下しており、特にゲイルを殺した後は仇としてジュリアと同様に憎んでいる。第二部の第35話ではゲイルの仇をとろうと命を狙ったが、遺跡内でのトラブルで一時共闘に近い形になった。
- アンナ・ステファニー
- 第一部で捕虜に取ったCCCのメンバーである彼女のことを覚えており、第35話では彼女を人質にした。
- グレスコ
- 上官。第二部では直属の上司であるが、グラドスの機密保持の為に射殺されてしまう。
- ル・カイン
- 上官。第二部で彼とグレスコの争いに居合わせてしまった事がカルラの命取りとなってしまう。
名台詞
- 「薄汚い反逆者の癖に人は殺せぬというのか!」
- エイジと初めて対峙した際、部下の乗るドトールを撃つ事に躊躇したのを見ての台詞。第9話のOPにも採用されている。
- 「ゲイル中尉、あなたの為なら自分は…!」
- 第15話より。寝ているゲイルに対してキスしようとするが、果たせずに部屋を去った際の台詞。
- 「隊長機とレイズナーの間に弾幕を張れ!」
「近寄らせるな! 中尉を救出するSPTを出せぇ!!」 - V-MAXの発動により大破させられたグライムカイザルをレイズナーに追撃させるまいとして、母船内で涙ながらに発した命令。エイジもゲイルを助けようとしていたものの、皮肉にもそれを妨げる行為となった。
- 「教えてやろう。ゲイル中尉を殺したのはお前の弟なのだ」
- グレスコからゲイルが戦死したとの通告にジュリアが衝撃を受けた直後、さらに追い討ちをかけた台詞。
- 「あの夜の事をお前に教えといてやろう。中尉は突然私の部屋を訪れてきた。エイジとの戦いの前で中尉は苦しんでいた。お前への想いを断ち切らない限り、エイジとは戦えなかったのだ。そして…お前への想いを断ち切る為に私を求めた…」
- 第21話で帰艦したジュリアに突っかかった際、憎いジュリアを動揺させる為についた嘘。しかし、ジュリアは全く動じる事が無く、逆に嘘を見破られてしまう。
- 「おまえのような女をわざわざゲイル中尉の側へやってたまるか」
- 嘘を見破られた事で激怒し、ジュリアを射殺しようとするも果たせずに吐いた負け惜しみ。
- (ゲイル中尉の仇の…あのエイジが、今ニューヨークにいる…。それがわかっていながら…!)
「エイジ…誰にもお前を殺させはしない。おまえを殺すのは、この私だ…」 - 第35話での初登場時、発掘作業が思うように進まぬ中で酒をあおって独りごちた。ゲイルが死んだのがエイジの意思ではないことを知るよしもない彼女が、3年経ってなおエイジへの恨みを保ち続けていることを示している。
搭乗機体・関連機体
脚注
- ↑ 尤も、彼女の「忍ぶ恋」と嫉妬深い気性は部下達の間でも噂されるほど周囲にバレバレだったが。