カゲロウは『勇者警察ジェイデッカー』の登場メカ。
カゲロウ | |
---|---|
外国語表記 | Kagerou |
登場作品 | 勇者警察ジェイデッカー |
声優 | 中原茂 |
デザイン | 山根理宏 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
---|---|
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | BP500X |
所属組織 | 警視庁→エクセレント社 |
所属部隊 | ブレイブポリス |
概要
シャドウ丸の多段変形機構のプロトタイプとして開発された影のブレイブポリス。三段変形機構を搭載しており、そのデータを基にシャドウ丸が開発された。
シャドウ丸の性能テストの相手を務め、彼が完成したことでシステムを交換して別の職場に配属される予定だったが、その際に超AIの秘密を守るため記憶を消去することになり、超AIにとって記憶こそ命と同じと考えて逃走。行く先々で破壊活動を行い、搭載した隠密回路でセンサーに捉えることが出来ないため勇太たちには当初「謎の破壊ロボット」と説明されていた。
実は喋る機械に話を聞いてもらおうとしていただけで、そういった家電が集まるイベントを襲撃、友永あずきを人質にとって立て籠もる行動に出たことで勇太たちにも正体が明かされた。乗り込んで来たシャドウ丸の説得を受けた後、破壊活動をやめることを約束。人質を解放して去って行くが、その途中で新庄健に捕らえられてしまい、超AIを取り外され、ボディのほうには破壊用のAIが取り付けられ、破壊活動に使われた末にシャドウ丸の忍者刀で貫かれて倒される。
超AIのほうは新庄の心をコピーされた後、潜水母艦アビスのメインコンピューターに組み込まれ、ロリシカ国へ売られそうになる。乗り込んで来たシャドウ丸とアビスガードの戦闘でコンピュータが被弾したことで超AI側の新庄が破壊されるのを嫌って、耐圧限界を超える深海へ潜航した末に圧壊するも圧壊前に心が甦ったカゲロウは内部に取り残されたシャドウ丸を助ける為、新庄と共に脱出艇に乗せて逃がした。
各形態
- 翼竜モード
- 翼竜型の飛行形態。
- 覆面パトカーモード
- パトライトを収納可能だった為、デッカードたちも正体に気付かなかった。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。ミッション「信じ合う仲間」にて登場。
- プロトタイプらしく性能はシャドウ丸とほぼ同じで、2種の特殊能力から序盤の敵の中ではかなり回避率が高い。挑む時は可能な限り「必中」を準備したい。
- 洗脳前と洗脳後の2タイプが登場し、洗脳後はHPが20000超えと高くなっている。洗脳後はボイスも変化する。
- 「信じあう仲間」にて条件を満たすとエンドデモ内で藤堂俊助がカゲロウの超AIを回収したことを口にし、中盤以降でミッション「陽炎、再び」が現れ、同ミッション内で仲間になる隠しユニット。シャドウ丸との合体技「ブレイブニンジャアタック」も使用可能。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- マシンガン
- 手持ち式の銃。
- 鎖鎌
- 鎖分銅付きの鎌。
合体攻撃
- ブレイブニンジャアタック
- 正式加入した際に追加される、シャドウ丸との合体攻撃。二機で息の合った多段変化攻撃を披露する。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 1S
カスタムボーナス
機体BGM
- 「HEART TO HEART」
- オープニングテーマ。『30』で採用。DLC適用時は原曲となる。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊スキル
- 30
- ブレイブポリスL9、底力L4、援護攻撃L1、サイズ差補正無視L2
- 敵対時はブレイブポリスは「?????」表記にされていて効果を発揮しておらず、味方加入とともに解禁。シャドウ丸との絆を取り戻し、「もうひとりの忍者刑事」となった証左といえよう。
- その他の能力はシャドウ丸と比べて、底力と援護攻撃のレベルが1低い。
エースボーナス
- 特殊能力「ジャミング機能」による最終命中率と最終回避率の補正効果が2倍になる。
- 『30』で採用。
人間関係
名台詞
- 「早く行け……シャドウ丸……」
- 第11話より。潜水母艦アビスより、脱出艇を用意してシャドウ丸と新庄を脱出させた際の台詞。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「アヒャヒャヒャッ!」
「ヒャヒャヒャヒャヒャ!」 - 洗脳時の戦闘台詞。原作では怪音のような効果音だったのだが、『30』では中原氏のボイスが収録されている。
関連機体
- 潜水母艦アビス、アビスガード
- 彼の超AIやそれをコピーしたものを組み込んでいる。
余談
- 「カゲロウ」は元々はシャドウ丸の初期段階での仮称であり、それが流用された形となる[1]。
脚注
- ↑ LD付属解説書『J FILE 勇者警察ジェイデッカー設定資料 VOL,2』より。