ULTRAMAN (アニメ)
『ULTRAMAN』はProduction I.GおよびSOLA DIGITAL ARTS制作のWebアニメ作品。
ULTRAMAN | |
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読み | ウルトラマン |
原作 |
円谷プロダクション 清水栄一 下口智裕 |
監督 |
神山健治 荒牧伸志 |
キャラクターデザイン | 山田正樹 |
音楽 |
戸田信子 陣内一真 |
制作 |
Production I.G SOLA DIGITAL ARTS |
配信元 | Netflix |
配信開始日 | 2019年4月1日 |
話数 | 全13話 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
概要
『鉄のラインバレル』の清水栄一氏・下口智裕氏のコンビによる同名漫画をアニメ化した作品。円谷プロダクションの特撮作品「ウルトラシリーズ」を原案としている。
動画配信サイト・Netflixのオリジナルアニメとして2019年にシーズン1が全世界独占配信が行われ、後に地上波でも放送され2022年春期よりシーズン2が配信予定。全編フル3Dアニメーションで制作され、キャラクターの動きにはモーションキャプチャが使用されている。モーションアクターには特撮作品への出演歴があるキャストが起用された。
『ウルトラマン』の40年後を舞台としているが、世界観は昭和2期シリーズ、メビウス~ニュージェネレーション以降の所謂「M78ワールド」作品の世界観とは繋がらないパラレルワールド[1]となり、登場キャラや宇宙人など初代セブンや、昭和2期以降の登場キャラやウルトラ戦士を元にした名前や星人が登場する。光の巨人ウルトラマンを元に開発されたパワードスーツ「ULTRAMAN SUIT」の適合者となった少年たちが宇宙人の巻き起こす事件に立ち向かう姿を描いており、ウルトラシリーズの中でも特に等身大の変身ヒーローとしての趣が強い。
漫画、アニメとも円谷の親会社であるフィールズのウルトラコンテンツの世界展開の主要作品として扱われておりフォトストーリーやアプリゲームの展開や、『オーバーライド 2:スーパーメカリーグ』や『戦姫絶唱シンフォギアXD』などコラボも積極的に行われており本作のスパロボ参戦もその一環である。
ストーリー
かつて科学特捜隊に所属していた早田進は、ウルトラマンの活躍を見た記憶がないことや自身と息子の進次郎に異常な力があることに苦悩していた。元同僚の井手にそれらの話を打ち明けると、井手は科特隊がいまだ健在であることや謎の異星人の存在を教え、早田は自分がウルトラマンと同化していた事を思い出し、さらに自分と進次郎の中にウルトラマンの因子が受け継がれていることを知る。
それから10年後、高校生となった進次郎は謎の敵ベムラーの襲撃を受けたところを早田に助けられ、父がウルトラマンだったことを知る。井手から託されたULTRAMAN SUITでベムラーを撤退させた進次郎は、新たなウルトラマンになることを要請され、同じくULTRAMAN SUITの適合者である諸星弾、北斗星司らと共に地球を護るために奮闘していく。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
科学特捜隊
- 早田進次郎
- 本作の主人公。ウルトラマンの因子を秘める少年。
- 諸星弾
- 科特隊強襲班のリーダー。
- 北斗星司
- 進次郎の高校の後輩で、エーススーツの適合者。
- 早田進
- 進次郎の父。かつてウルトラマンと一体化し、共に地球の平和を守った。
- 井手光弘
- かつて早田と共に科特隊に所属していた同僚。ULTRAMAN SUITの開発者。
- エド
- かつて、ウルトラマンを倒した宇宙恐竜ゼットンを操ったゼットン星人の末裔。科特隊の協力者。
異星人
- ベムラー
- 進次郎を襲った、ウルトラマンに酷似した謎の敵。
- ヤプール
- 北斗にエーススーツを与えた天才技術者。
- 生体兵器
- 兵器として運用されるために改造されたと思われる謎の個体。デザインは『ウルトラマンA』第1話に登場したミサイル超獣ベロクロンがモチーフ。
登場メカ
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
ULTRAMAN SUIT
用語
- ウルトラマン
- かつて地球へ飛来し、早田と同化して地球を護った光の巨人。
- ウルトラマン因子
- 早田と進次郎の中に受け継がれた特殊な遺伝子。身体能力の向上と頑丈な肉体などの人類を超えた力をもたらす。
- 科学特捜隊
- かつて異星人や怪獣から地球を守っていた国際科学警察機構の下部組織。通称「科特隊」。
- 表向きには解散したが実際は秘密裏に存続しており、宇宙人が起こす事件への対処を行っている。
- ULTRAMAN SUIT
- 科特隊やヤプールによって開発されたウルトラマンを模したパワードスーツ。
- 星団評議会
- 全宇宙の文明を有する知的生命体によって結成された星間組織。
楽曲
- オープニングテーマ
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- 「Sight Over The Battle」
- 作詞 - YORKE / 作曲 - Ta_2 / 編曲 - 小山寿 / 歌 - OLDCODEX
- Netflix配信版主題歌。
- 「Core Fade」
- 作詞 - YORKE / 作曲 - Ta_2 / 編曲 - eba / 歌 - OLDCODEX
- 地上波放送版OP。
- エンディングテーマ
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- 「my ID」
- 作詞 - Konnie Aoki / 作曲・編曲 - 高橋諒 / 歌 - Void_Chords feat. Ryohei & Foggy-D
- 地上波版放送版ED。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初参戦作品。DLC第2弾としてキャラクターのみ追加参戦。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場異星人 | 備考 | 再現スパロボ |
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第1話 | この地球にあってはならない力 | |||
第2話 | 逃れられない運命 | |||
第3話 | ウルトラマンやるのも悪くないかも | |||
第4話 | リミッター解除! | |||
第5話 | 異星人の街 | |||
第6話 | ウルトラマンという呪い | |||
第7話 | 秘められた思い | |||
第8話 | 真実の幕開け | |||
第9話 | はじめまして、兄さん | |||
第10話 | 星団評議会 | |||
第11話 | そのままの君でいて | |||
第12話 | エースキラー | |||
第13話 | 本当のウルトラマン |
余談
- 清水・下口両氏は自身らのHPにて仮面ライダーシリーズを翻案した同人作品『ハイブリッド・インセクター』を連載していた(現在は公開終了)。
- 原作のデザインを踏襲しつつメカニカルになったライダースーツなど、本作へ至る要素が多く散見される作品であった。
- 同名作品として2004年公開の特撮映画『ULTRAMAN』が存在するが、本作との関連性は一切ない。
- こちらは同時期に放映されていたテレビシリーズ『ウルトラマンネクサス』の前日談となる作品であり、『ウルトラマン』の第1話のリメイクとしての側面もあった。
- 同じ円谷プロ原案のアニメ作品である『SSSS.GRIDMAN』放送終了後には、その後にアニメが配信予定であった『ULTRAMAN』へのバトンタッチCMが放映された。
商品情報
Blu-ray
原作漫画
リンク
- ↑ 初代マンと前シリーズの「ウルトラQ」と次作品の「ウルトラセブン」は当初「空想特撮シリーズ」として制作されたもので独立しており、昭和2期作品内で統合される形でウルトラシリーズ内に組み込まれている。この為ウルトラQ、初代マン、セブンとも本作のように後のシリーズと繋がらないパターンのパラレルワールド作品がいくつか制作されている。