牙狼〈GARO〉
『牙狼〈GARO〉』は東北新社クリエイツ・ディープサイド・オムニバスジャパン制作による特撮テレビドラマ作品。
牙狼〈GARO〉 | |
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読み | ガロ |
原作 | 雨宮慶太 |
監督 | 雨宮慶太 |
脚本 |
小林雄次 林壮太郎 雨宮慶太 田口恵 |
キャラクターデザイン | 韮沢靖 |
音楽 |
BUDDY ZOO 栗山善親 澤野弘之 |
制作 |
東北新社クリエイツ ディープサイド オムニバスジャパン |
放送局 | テレビ東京 他 |
放送期間 |
2005年10月7日 - 2006年3月31日 (全25話) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
概要
雨宮慶太監督による、『牙狼〈GARO〉』シリーズの第1作。特撮作品にしては珍しく深夜枠での放送であり、大人をターゲットとしたホラー色の強い描写が特徴。
特撮番組としては珍しく製作委員会方式を取っており、従来の特撮番組の2倍近い予算が得られている。それによってテレビ番組を超える激しいアクションやワイヤーシーン、CGなどが盛り込まれている。
後年には本作から派生した多数のシリーズ作品が製作されている。他のシリーズと区別するため、本作は『暗黒魔戒騎士篇』とも呼ばれる。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- 冴島鋼牙 / 黄金騎士ガロ
- 主人公。魔戒騎士最高位とされる『牙狼』の称号を持つ剣士。
- 魔導輪ザルバ
- 黄金騎士ガロの鎧を召喚する鋼牙の相棒の魔導具。
- 観月カオル
- ヒロイン。画家見習い。
ホラーに襲われていたところを鋼牙に救われたが、その際にホラーの返り血を浴びてしまったことで、「極上の餌」としてホラーに狙われ続ける羽目になってしまう。
鋼牙に護られていくうちに彼に惹かれていくが……。 - 倉橋ゴンザ
- 冴島家に仕える執事。魔戒語や魔界の伝承に詳しい。
- 涼邑零 / 銀牙騎士ゼロ
- とある理由から鋼牙を付け狙う、素性不明の青年。とはいえ、魔戒騎士の使命は心得ており、ホラー討滅の際は鋼牙と共闘する。
- 魔導具シルヴァ
- 銀牙騎士ゼロの鎧を召喚する零の相棒の魔導具。
- 邪美(じゃび)
- 魔戒法師の女性。鋼牙とは幼なじみで、強さも互角。
- 龍崎駈音(りゅうざき かるね)
- カオルの心理カウンセラーで、彼女の事を常に気にかけている。
- 冴島大牙
- 鋼牙の父親で、先代の『牙狼』。故人。
- バラゴ / 暗黒騎士キバ
- 冴島大牙のかつての弟子だった魔戒騎士。
- 家族をホラーに殺され、憎しみのあまり「最強の力」を渇望するようになり、自ら闇に堕ち「ホラー喰い」の暗黒騎士となってしまった。
用語
- 魔戒騎士
- 古代より存在する「守りし者」の内、物理戦闘に特化した戦士達の事。
- 『狼』を模した金属質の鎧を纏い、剣・刀・槍・斧・弓等を駆使してホラーを討滅する。
- 使う装備の特性から、女性の魔戒騎士は存在しない。
- 心滅獣身
- 魔戒騎士の鎧は現世では99.9秒の制限時間が存在しており、それを過ぎると紋章が上下反転、鎧が巨大化して獣のような姿となり、身も魂も鎧に喰われて暴走してしまう。
- 魔戒法師
- 古代より存在する「守りし者」の内、法術戦闘に特化した法術師達の事。
- 古代においては魔戒法師がホラーと戦っていたが、強力なホラーに対しては法術での対抗が難しくなってきたことから、武術によって戦う魔戒騎士が生み出される事となる。
- 現代においては魔戒騎士が使う道具などを作ったり、魔戒騎士のホラー討滅をサポートするのが主な役割だが、その現状に不満を持つ魔戒法師も少なからず居て、TVシリーズ第2作『MAKAISENKI』において、その対立が表面化してしまう。
- ホラー
- 古代より人間を餌とし、魔戒騎士や魔戒法師と戦ってきた、異界の魔獣。
- 本拠地の魔界から「陰我(負の思念)」が宿った物体を「ゲート」にして心に闇を持つ人間に憑依し(憑依された人間は、その時点で死ぬ。これは「守りし者」達も例外ではない)、姿形をコピーして、近づく人間を次々と襲い、その血肉を喰らう。
- 鋼牙や零の相棒たるザルバ・シルヴァも「魔導具に封じられたホラー」であり、彼らの協力を得る代償として、1ヶ月に一度、「1日分の寿命」を差し出さねばならない。
楽曲
- オープニングテーマ
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- 「THEME OF GARO」(前期)
- 作曲 - TRY FORCE、JAM Project
- インスト楽曲。戦闘BGMとしても何度か用いられた。
- 「牙狼〜SAVIOR IN THE DARK〜」(後期)
- 作詞・作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project
- JAM Projectが特撮番組の主題歌を担当するのは本作が初めてとなる。第14話から第23話は1番、第24話では2番が使用されている。
- エンディングテーマ
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- 「牙狼(GARO)〜僕が愛を伝えてゆく〜」(第1話 - 第13話、第22話)
- 作詞・作曲 - 京本政樹/編曲 - 山本はるきち/歌 - 京本政樹 / GARO Project
- 第22話では本作の主演キャスト陣で結成されたグループ・GARO Projectのカバーバージョンが使用された。
- 「僕はまだ恋をしてはいけない」(第14話 - 第21話、第23話・第24話)
- 作詞、作曲 - 京本政樹/編曲 - 山本はるきち/歌 - 京本政樹 / GARO Project
- 第23話と第24話ではGARO Projectのカバーバージョンが使用された。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2020年10月のイベント「黄金ノ騎士」期間限定参戦。シリーズ15周年を記念しての参戦となる。