イノーバ
イノーバは『魔法騎士レイアース』の登場人物。
イノーバ | |
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外国語表記 | Innova |
登場作品 | 魔法騎士レイアース |
声優 | 置鮎龍太郎 |
デザイン | 石田敦子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 精獣 |
性別 | 男 |
所属 | ザガート一派 |
役職 | 副官 |
概要
ザガートの副官。彼を「猊下」と呼び、絶対の忠誠を誓っている。本来の姿は猛獣の様な姿をしているが、ザガートの力によって人間の姿をとる。それ以外に、少女の姿に化けて魔法騎士を欺いた事もあった。
空の神殿にて、フェリオを人質にとる形で魔法騎士である鳳凰寺風を脅迫するも、失敗。その後、二度と人間の姿に戻れなくなるのも承知の上で本来の姿へと戻る事を志願し、魔法騎士達に決戦を挑むものの、エメロードからの意を受けたフェリオの協力を得た魔法騎士達に敗れ、ザガートを想いながらその生涯を終えた。
真の正体は、エメロードがザガートへと送った精獣であり、言わばエメロードからザガートへの「愛の証」と言える存在であった。それ故に、現在の主であるザガートとエメロードが結ばれる事の許されない恋仲であったという悲劇の真相をザガートの配下の中で唯一知っており、二人に安寧の時が訪れる事を切に願っていた。
登場作品と役柄
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。今作ではゴーレム同様、魔神サイズになって戦う。
- 初登場時は人間の姿だが、以降は第33話で倒されるまで基本的に精獣状態で登場する。
- 武装が雷撃のみにもかかわらず難易度にもよるが、受けると運動性が下がる恐れがあるので閃きや直感、先見でしっかりと回避する事。
- 人間姿は中断メッセージにも登場。
装備・機能
武装・必殺武器
- 雷撃
- 『T』では唯一の武装。白き雷を纏ってから体当たりをかます。
- 難易度によるが受けるとカスタムボーナスによって運動性が下げられる恐れがあるため工夫が必要となる。
移動タイプ
サイズ
- M
- 原作では生身の人間よりも二回り大きい程度であり、スパロボ補正に伴いある程度巨大化されている。
カスタムボーナス
- 全ての武器に特殊効果「運動性▼」を付加。照準値+20。
- 『T』で採用。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊スキル
エースボーナス
- 最終命中率+20%、最終回避率+20%
- 『T』で採用。
人間関係
- ザガート
- 主君。彼とエメロードの許されない関係を知り、その幸せを切に願っていた為、絶対の忠誠を誓って魔法騎士に戦いを挑んでいる。
- エメロード
- 自身を魔法で生みザガートへと贈った、母親とも言える存在。それ故に、イノーバは彼女の幸せも願い戦っていたのだが、自らの死後、その「幸せ」は悲しい形で叶う事になった。
- アルシオーネ、アスコット、カルディナ、ラファーガ
- ザガート一派の面々。
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- 魔法騎士である彼女達の抹殺を図る。
- フェリオ
- 魔法騎士の協力者であるに彼に変装して近づき、襲った事もあった。
- 劇中の様子からも、エメロードの弟である事は知らなかった模様。でなければ、フェリオに攻撃する事はできなかったと思われる。
スパロボシリーズの名台詞
余談
- 名前の由来は、本田技研工業が1992年から1996年まで販売していた「アスコットイノーバ」から。
- CLAMP曰く人間時に着用しているベルトのマークは、同社のマークとのこと。
- トヨタ自動車も同名の自動車を東南アジア等で販売しているが、こちらは2004年から販売されている車なので無関係である。
- 原作には登場しないアニメオリジナルキャラクター。
- ザガートの部下が滝で隠れたシルエットで登場するシーンがあるのだが、原作のみ謎の5人目が居る。実は作者が部下の人数を忘れて(間違えて)いて、アニメ化の際に思い出し彼のモデルになったと言う説がある。
- セガサターン版魔法騎士レイアースでは、光、海、風の三人が冒険の進行度に応じて絵日記を書く機能がついているが、ある方法で手に入れる黒の日記は、なんとイノーバの絵日記だったりする。
- 内容は、基本的に魔法騎士に対する愚痴だらけなのだが、ここで描かれているザガートは、絵日記だという事を差し引いてもかなりぼんやりした表情をしている。
- レイアース2の台本集の巻末おまけ漫画で、ランティスが同じくぼーっとした顔をしている所を見ると、案外これがザガートの素の姿なのかもしれない……。
- また本作においてイノーバは魔法騎士との戦いに敗れたアルシオーネに致命傷を負わせ、カルディナとラファーガを殺すなど、アニメより残忍な性格になっている。
- 内容は、基本的に魔法騎士に対する愚痴だらけなのだが、ここで描かれているザガートは、絵日記だという事を差し引いてもかなりぼんやりした表情をしている。