敵専用の特殊技能で、初出は『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』および『第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇』。
効果は、「習得者より技量の低いキャラクターに対して、与ダメージ増加・被ダメージ減少の効果を得る」というもの。技能レベルの上限は4。効果範囲が存在し、技能レベル×2マスが最大距離となる。『第3次Z』においては反骨心と対になるスキルだが、プレッシャーのレベルが3を超えると補正値はこちらが上回る。
最大のレベル4になると、発動する相手との戦闘時に限り常にアタッカーとガードが発動しているのと同じことになるため、危険極まりない。
ただし、こちらの技量が1でも上回っていれば発動しないため、技量育成やバサラの歌による能力値ブーストが主な発動防止手段となる。また、レベルが2までなら「分析」により相殺することも出来る。
当然ながら効果範囲外から攻撃できるほど長射程の武器が使えるのならば、このスキルの補正は相殺どころか完全に無視することが可能である。
『BX』でも採用。しかもプレッシャーL4・底力L9・ガードを習得した敵までいる。パラメータの上昇値は見えないが、新システムであるインスパイア(またの名は特性補正)を使いこなせば、スキルアイテムが足りない一周目でも対抗できる。
『T』は条件限定だが、何と初めて検索可能の正式味方技能になっている。
レベル | 与ダメージ補正 | 被ダメージ補正 |
---|---|---|
1 | 105% | 95% |
2 | 110% | 90% |
3 | 115% | 85% |
4 | 120% | 80% |
主なパイロット
精神的な重圧をかけてくる相手が大半。『BX』では所持者にリアル系作品のボス格が多い傾向がある。
第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇
- コンピュータードール
- レベル2で所持。抹殺の意志をぶつけているということか?
- ズール皇帝、宇宙魔王
- レベル4で所持。どちらもかなり技量が高く、多くの味方に対して発動。
- 尸空
- レベル4で所持。『時獄篇』で所持していた精密攻撃と入れ替わっている。エースボーナスとの組み合わせが強烈で、1ターンで仕留められなかった場合マップ兵器で一網打尽にされてしまう。
- なお、『連獄篇』ではレベル2。
- 聖アドヴェント
- レベル4で所持。技量が400近くある為、ほぼ全ての味方に対して発動する。
- 怒りのドクトリン
- レベル4で所持。御使いの威圧を表しているのだろうか?
- エグゼリオ変動重力源
- レベル3で所持。
- 黒の英知
- レベル2で所持。
スーパーロボット大戦BX
- ドレイク・ルフト
- 彼自身が持つ強いオーラ力等の再現ゆえか。これに気力限界突破や装甲自体の高さ等も相まってウィル・ウィプスは実に堅牢であり、最初に相対する事になるプレッシャー所持者でもある為、実感はひとしお。
- マーダル
- 終盤にて味方NPCとしてスポット参戦する為、本技能が自軍側で活用される初のケースとなった。
- 草壁春樹
- かぐらづきは防御がディストーションフィールド頼みゆえか素の装甲はあまり高くなく、同じマップにはより堅牢なゼラのヴェイガンギア・シドが登場する事もあって見劣りを感じやすい。
- 闇の皇帝ジークジオン
- 最終盤に登場する事もあり、Mサイズユニットであることを全く意識させない耐久性と火力を誇る。
- フル・フロンタル
- いわゆる「プレッシャー」のはしりの代理人である彼が所持しているのはやはり当然と言うべきか。
- フェザール・イゼルカント、ゼラ・ギンス
- クローンのゼラにもしっかり受け継がれ、「後のボスより苦戦する」とまで言わしめる要因のひとつとなっている。
- マノン
- 敵対時にのみ所持。不遜なる地球人への怒りの表現と言うべきか。
スーパーロボット大戦V
- クラックス・ドゥガチ
- レベル3で所持。『T』でも同様。
- ブラックノワール
- レベル4で所持。『X』、『T』でも同様。
- コーウェン&スティンガー
- レベル2で所持。『T』でも同様。
スーパーロボット大戦T
- 東方不敗マスター・アジア
- 敵対時はもちろん、味方参戦でもプレッシャーL3(+極)を所持する。技量育成次第ではラスボス戦でも発動可能。
- Zマスター
- レベル3で所持。
- エメロード
- レベル4で所持。
- イノーバ
- レベル2で所持。
- デボネア
- レベル4で所持。
- ダイマ・ゴードウィン
- レベル4で所持。
- エイム・プレズバンド
- レベル3で所持。
- ラグナヤル・ディンハーリッシュ
- レベル4で所持。