アシュレイ・アシュラ

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アシュレイ・アシュラは『コードギアス 亡国のアキト』の登場人物。

アシュレイ・アシュラ
外国語表記 Ashley Ashura
登場作品

コードギアスシリーズ

声優 寺島拓篤
デザイン CLAMP(原案)
木村貴宏
種族 地球人(ブリタニア人)
性別
所属 ユーロ・ブリタニア聖ミカエル騎士団
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E.U.(wZERO部隊)
役職 アシュラ隊隊長
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概要

ユーロ・ブリタニアに所属するシン・ヒュウガ・シャイング子飼いの部下。KMF戦闘部隊「アシュラ隊」を率い、本人も卓越した白兵戦能力とKMF操縦技量を有する。

狼に育てられた孤児だったという壮絶な過去を持っており、シンに拾われて現在まで従っている。そのためか好戦的で荒っぽく、考えるよりもまず身体が動く野生児のような性格の持ち主で、細かいことにも余り拘らない。「戦場で重要なものは運」という信条を持っており、その戦い方も野生的な勘を頼りにした荒々しく獣染みたもので、それでいて今まで部下共々生き残ってきた実績から、度胸試しに部下の前で自身に種無し・仕掛け無しでロシアンルーレットを行ってみせたりしている。シンに対しては命の恩人として忠誠を誓う一方、戦闘を提供してくれる相手としても頼りにしているほどの戦闘狂な一面を持つが、部下思いで面倒見のいい兄貴分でもあるため、アシュラ隊の面々からは非常に慕われている。

当初は敵として専用機グロースター・ソードマンやアフラマズダを駆り、wZERO部隊の前に立ちはだかって激戦を繰り広げた。しかし、わだかまりを克服して連携を強めるwZERO部隊と成長を続ける日向アキトの実力の前に歯が立たなくなっていき、ついには部下の一人であるヨハネ・ファビウスが自身を庇って戦死するという悲劇にも見舞われた。一時は復讐の鬼として化してアキトらを執拗に付け狙うも、徐々に本性を露わにし始めたシンに疑問を抱くようになり、ついには捨て駒にもされかけてしまう。アキトらとの本格的な邂逅やシンの過去及び真意を知ったことで、彼を止め救うべくユーロ・ブリタニアを離反、アレクサンダ・レッドオーガを与えられ、wZERO部隊と共に最終決戦に臨むこととなった。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
幸運激怒
アシュラの人間性を端的に示した、非常に分かりやすいラインナップ。

人間関係

シン・ヒュウガ・シャイング
上官にして育ての親。絶対の忠誠を誓っており、基本的に彼の命令にしか従わない。
ジャン・ロウ
シンの参謀を務める同僚。アシュラがシンの剣なら、彼女はその頭脳にあたる。アシュラ同様、孤児だったところをシンに拾われて従ってきた子飼いの部下で、ライバルとして互いに反目し合っている。
アシュラ隊
直属の部下である七人の兵士たち。全員がアシュラを心の底から慕っている。この内、ヨハン・ファビウスはアキトの攻撃からアシュラを庇って戦死してしまう。
日向アキト
敵。当初は自分を楽しませてくれる手強い獲物ぐらいにしか思っていなかったが、ヨハン戦死後は仇としてその討伐に執着したこともある。後に和解。

名台詞 

「ヨハネ、戦場で一番必要な事って何だと思う?」
ヨハネ「勝利するための技量…」
「何だよ、そのつまんねえ答えは。良いか?戦場で一番必要なものは…運だ。」
「技だ力だと必死に努力しても、負ける奴は負けて死ぬ。何故か?そいつに運がないからだ。けどな、俺は違う。その証拠を見せてやるよ?」
ヨハネ「アシュレイ様、おやめください!」
「な、俺は死なねえぜ。」
戦場で必要なことは勝利する技量だと考えるアシュラ隊に運だという持論を証明するためのロシアンルーレット。親に捨てられ、狼に育てられてシンに拾われ、人間社会に戻って現在に至るからこそアシュレイの考え方。親に捨てられて野垂れ死にするはずだったアシュレイは「運良く」狼に拾われ、その後「運良く」シンに拾われた。野生児故に、戦場では運が左右すると考える。
この後、戦場で必要なものが技量だと考えるジャンにも私闘が死罪という罰も無視してロシアンルーレットを敢行し、不発に終わったジャンの運も認める。運を重んじるアシュレイも技量を重んじるジャンも正論ではある。
「お前は亡霊なんかじゃねえ!悪魔か死神だ!」
並外れた戦闘力を発揮するアキトのアレクサンダに食い下がるアシュレイはアキトの化け物染みた戦闘力を「悪魔」か「死神」と称した。歴戦の勇士に相応しく、踏み止まったアシュレイは遂に追い詰められて運が尽きたかに思われたが……
ヨハネ「アシュレイ様!」
「ヨ、ヨハネ?」
ヨハネ「アシュレイ様の…ご武運を……」
戦場で必要なことが運だと考えていたアシュレイの運が尽きたと思われたが、ヨハネが自分の命と引き替えに己を守った。遺体の見送りに来ないほどに憔悴したアシュレイはこれ以後、ヨハネの復讐に燃えることになる。
「ヨハネ、お前一人じゃ寂しいだろう?」
「待ってろよ……お前の仇は俺が取ってやる!」
第四章にて、ヨハネの復讐に燃えるアシュレイ。しかし、生き残ったアシュラ隊の六人は拠点に残して一人で仇討ちに望んだ。戦闘狂の側面を見せながらも、仲間の命を考える彼は紛れもなく狼の群を率いる頭目であり部隊の指揮官でもある。
「よく生きてたな…流石、俺のアシュラ隊だ!」
最終章、時空の管理者の力で飛んできたアシュレイは仲間の窮地を救った。ヨハネの仇討ちこそ適わなかったが、生き残った仲間の危機を救ったアシュレイは敵の頭目の喉元を食いちぎった。

搭乗機体

グロースター・ソードマン
当初の搭乗機。ユーロ・ブリタニア仕様のグロースター。パーソナルカラーであるダークレッドに染められた専用機を駆った。
アフラマズダ
シンから与えられた新型機。シュロッター鋼製の装甲による驚異的な防御力と、豊富な実弾兵器による圧倒的な火力を売りとする。モルドレッド登場以前は、ブリタニア最高の火力を誇るKMFだった。
アレクサンダ・レッドオーガ
wZERO部隊に寝返ってから与えられた機体。これで最終決戦に臨んだ。

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