ガンダムマイスター(Gundam Meister)とは、『機動戦士ガンダム00』に登場する役職。
概要
私設武装組織「ソレスタルビーイング」が保有する機動兵器「ガンダム」を操縦するパイロットの総称。日本語訳すると「ガンダムの達人」という意味合いになると思われる。
基本的にガンダムマイスターとなる人物は、量子型演算処理システム「ヴェーダ」の指示によって選ばれる事がほとんどであり、過去の経歴等もバラバラである。
マイスターの本来の情報は上位のプロテクトで守られている(ヴェーダにおいても、マイスターのプロフィールは最上位のレベル7情報)重要な機密情報であり、マイスター達同士ですら互いの経歴などを知らないでいる。作中においてもマイスターの正体は世間一般には秘匿されており、人前に出る際はヘルメットに特殊な加工をして顔を知られないようにする等の処置がとられていた。
マイスター
第1世代
- リボンズ・アルマーク
- 0ガンダムのマイスター。
第3世代
- 刹那・F・セイエイ
- ガンダムエクシア、ダブルオーガンダム(ダブルオーライザー)、ダブルオークアンタのマイスター。
- ロックオン・ストラトス
- ガンダムデュナメスのマイスター。
- ロックオン・ストラトス (2代目)
- ケルディムガンダム、ガンダムサバーニャのマイスター。
- アレルヤ・ハプティズム
- ガンダムキュリオス、アリオスガンダム、ガンダムハルートのマイスター。
- ティエリア・アーデ
- ガンダムヴァーチェ(ガンダムナドレ)、セラヴィーガンダム(セラフィムガンダム)、ラファエルガンダムのマイスター。
チームトリニティ
- ヨハン・トリニティ
- ガンダムスローネアインのマイスター。
- ミハエル・トリニティ
- ガンダムスローネツヴァイのマイスター。
- ネーナ・トリニティ
- ガンダムスローネドライのマイスター。
その他
- ラッセ・アイオン
- プトレマイオスの砲撃手だが、マイスターの予備も担当している。
- ソーマ・ピーリス
- 厳密にはマイスターではないが、支援機であるGNアーチャーのパイロットを務めていた。後に、アレルヤと共にガンダムハルートに搭乗する。
- 沙慈・クロスロード
- ピーリス同様、支援機であるオーライザーのパイロットを務めていた。
- グラハム・エーカー
- 劇場版終了後の後日談にて、外宇宙に旅立った刹那に代わってガンダムエクシアリペアIVのマイスターを務める。
- 剣士ゼータ
- 『BX』にてソレスタルビーイングに拾われて協力者となり、プレイヤーからガンダムマイスター(生身)の称号が贈られた。
- ゲーム中では実際にエージェントとして重要人物に接触したり、紛争介入にも関わっているため行動は完全にマイスターそのものである。
関連用語
- ヴェーダ
- 私設武装組織「ソレスタルビーイング」が保有する量子型演算処理システム。刹那・F・セイエイら、ガンダムマイスターを選抜している。
- 映画「ソレスタルビーイング」
- 私設武装組織「ソレスタルビーイング」に所属する4人のガンダムマイスターの活躍を描いた劇中劇。
- ただし、世間にはガンダムマイスターの正体が隠されているため、実在する彼らとは外見等が全く異なっている。
余談
- 『機動戦士ガンダム00』1stシーズンでは明言されている場面は少ないが、刹那らプトレマイオスチーム所属のガンダムマイスターは第3世代のガンダムマイスターである。
- なお、『00』の外伝作品では(先代となる第2世代のガンダムマイスター等の)第3世代以外のガンダムマイスターも登場している。