アイラ・ユルキアイネン
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アイラ・ユルキアイネン | |
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外国語表記 | Aila Jyrkiainen |
登場作品 | |
声優 | 早見沙織 |
デザイン | 大貫健一 |
種族 | 地球人(フィリピン出身) |
性別 | 女 |
年齢 | 不詳(推定10代) |
所属 | チームネメシス |
役職 | ファイター |
概要
『ガンダムビルドファイターズ』のもう一人のヒロイン。
フィリピンのガンプラチーム「ネメシス」に所属するファイター。バトルの際は独特のスーツに身を包み、顔を隠している。前年の世界チャンピオン・カイザーを倒し、世界大会へ出場する。
幼い頃は両親がおらず、ストリートチルドレンとして過ごしていたが、プラフスキー粒子の流れを見る事が出来る特殊能力を持っており、その能力に目を付けたネメシスが出資する研究機関「フラナ機関」にスカウトされた。フラナ機関における研究の末「エンボディシステム」が完成され、その被験者となる。高い身体能力も有しており、吹き抜けの3階から飛び降りてエスカレーターや柱を利用しながら無事に着地してみせている。
ネメシスやフラナ機関の事は毛嫌いしているが、彼らの援助がなければ生きていけない事も自覚しており、ガンプラバトルはあくまで生きるための手段と捉えている。
その経歴ゆえ、機関の人間といる時は寡黙で物静かだが、実は大食漢で感情豊かな性格をしている。世界大会の宿泊先を抜け出しては買い食いをしており、その最中にレイジと出会う。当初は肉まんを巡って険悪になったが、その後も何度も会う内に打ち解けていった。彼がチンピラから身を挺して護ってくれて以降、徐々に想いを寄せるようになる。一方で、レイジが敵のファイターである事も知り、自分の正体を知られないために「アイナ」という偽名を名乗る。
レイジとの出会いから戦いに迷いが生じ、戦闘中に上の空になってしまい苦戦したため、エンボディシステムの出力を上げられ暴走してしまうが、レイジとの対戦でチナから渡されたアリスタが他のアリスタと共鳴してプラフスキー粒子が増大し、粒子の空間の中でレイジと会話した結果、迷いを振り切った。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。立ち絵は肉まんを持っている姿となっている。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
人間関係
アイラの関係者
- レイジ
- 最初こそケンカになったが、徐々に惹かれていき、その想いは次元の壁すら突破する事となった。が、当のレイジは全く気付いていなかった。後に結婚。
- イオリ・セイ
- レイジの相棒。レイジのアドバイスで彼の家に厄介になろうとした。
- コウサカ・チナ
- 彼女が渡したアリスタのお陰で迷いを吹っ切る。その後、共にミスサザビーを組み上げた。
- イオリ・リン子
- セイの母親。アイラの身の上を知った彼女の世話になる。
- イオリ・タケシ
- セイの父親。彼によってガンプラ作りの楽しさを知る。
チームネメシス
- ナイン・バルト
- アイラを拾ったフラナ機関の研究員。
- ネメシス会長
- 孫馬鹿の彼の道楽に辟易している。
- ルーカス・ネメシス
- ネメシス会長の孫。チームネメシスは彼のガンプラバトルに勝ちたいという望みを聞いたネメシス会長の道楽で結成された。
- アイラからバトルに勝ちたいなら自分の手で勝てと叱咤された彼は、後に大きな成長を遂げる事になった。
その他
- リカルド・フェリーニ
- 決勝トーナメント準々決勝の対戦相手。エンボディシステムの出力を上げられて暴走した結果、彼のガンプラを執拗に破壊した。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- 少女
- 『アイランド・ウォーズ』の事件の鍵を握る少女。実はレイジとの間に生まれた娘。
名台詞
- 「白いガンプラが勝ちます」
- レイジ達の地区予選決勝戦の映像を見ながらの一言。言うまでもなくララァのパロディである。
- これ以外にもニュータイプや強化人間のパロディを随所に行う。
- 「アイツが白いガンプラのファイター……レイジ……アイツ、何が楽しくてガンプラバトルなんかやってんだろ。……わたしとあたったら負けちゃうのに」
- 一人、部屋で勝ち残っているファイター達のデータからレイジのデータを見ながら。
- 「……楽しくなんかないわよ……苦しいだけよ…」
- レイジからガンプラバトルが楽しいと聞かされ、去りながら呟く。
- 「オジサンに教えて貰って、ちょっと手を加えただけなのに、こんなにも出来栄えが変わるなんて」
- レイジと共にイオリ・タケシからガンプラ作りを教えて貰った際の言葉。これ以降、徐々にガンプラとガンプラバトルに対する気持ちが変化していく。
- 「レイ…ジ…」
- システムの出力を上げられ、バトルには勝ったものの倒れてしまう。その際にヘルメットが壊れ、ついにレイジに正体がバレてしまう。
- 「わたしには家族も肉親もいないもの…戦わないと生きていけない…勝たないと、居場所がなくなっちゃう!」
- 粒子の空間で繋がったレイジに漏らした本音。
- 「そうだね…馬鹿が付くくらいに、そうだったね…」
- 居場所がないならセイの家に来いというレイジが本気で言っているという事を聞き、これまでの思い出が駆け巡り、迷いを振り切る。
- 「だって…あんなにガンプラバトル楽しそうにしてるのに…戦ったら、わたし勝っちゃうし…そしたらもう、今までみたいに…」
- 迷いを振り切ったことでレイジへの気持ちも自覚する。アイラが恐れたのは居場所がなくなる事とレイジと会えなくなる事だった。が、この後のレイジの返答が前代未聞の波乱を起こす事に。
- 「うるさいジジイ! そこの子供も! ガンプラバトルに勝ちたかったら、自分でやんなさい!」
- ネメシス会長とルーカスに対する暴言。視聴者は実にスカっとした展開だが、この言葉が後に世界屈指のファイターを生み出す事になる。
- 「これが本当のガンプラバトル……なんだ、わたし。特別でも何でもないじゃない」
- システムの補助なしで挑んだレイジとの最後の攻防に敗北するも、その表情は晴れ晴れとしたものであった。
迷台詞
- 「だ、誰がバカですってぇぇぇ!?」
「バカはアンタでしょ!」
「バーカバーカ! へなちょこパンチー!」 - レイジのあんまりな返答に、世界中の大観衆が見ている前で痴話げんかを始める。あまりの事にラルさんですら呆然としていた。
- 「それ、ジャパニーズベントーですか!?」
- セイとレイジの部屋に弁当を持ってきたリン子とチナに。ネメシスに居場所がなくなった彼女はセイ達の部屋に泊まろうとしたのだが、この時バスタオル一枚だったため、あらぬ誤解を生むことに…。
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