ベルリ・ゼナム

概要

軌道エレベーターであるキャピタル・タワーの防衛部隊であるキャピタル・ガード養成学校に通うパイロット候補生の少年。キャピタル・タワー運行長官であるウィルミット・ゼナムを母に持ち、2年飛び級するなどパイロットとしても天才的な腕前を持つエリート。

その恵まれた才能と環境から周囲の妬みを受ける事も多いが、あまり気にせず常に余裕を持ち笑顔を絶やさない陽気かつ楽天家な性格を持つ。

ウィルミット・ゼナム: 母親。
アイーダ・スルガン: 初恋の相手。G-セルフに乗った彼女を捕獲したことが切欠で一目惚れする。
ノレド・ナグ: 幼馴染でありベルリに好意を寄せている。
ルイン・リー/マスク: ベルリの同期生（ベルリが飛び級のため年齢は2歳年上）であるパイロット候補生。; ベルリにとっては良き兄貴分的存在であったが、マスクとなってからはクンタラとしてのコンプレックスが増大し、恵まれた環境にあるベルリに憎悪を向けるようになる。
クリム・ニック: アメリアの天才パイロット。自惚れの強い性格であるが、ベルリに対しては彼の気さくな性格もあってその能力を認めて好意的に接している。
デレンセン・サマター: 教官。後に敵として戦場で再会し、撃墜直後にお互いの存在を認識してしまう。
ケルベス・ヨー: デレンセンの部下で彼同様ベルリの教官。教官というよりは兄貴分といった感じでベルリに接する。
カーヒル・セイント: アイーダの恋人であった人物。交戦した際に彼を誤って撃墜してしまう。

「わかりきった事…」: 第1話、教官の問題に対する最初の返答。「そんなもんわざわざ言うまでもなくわかるだろ」と言わんばかりの返答でありベルリの優等生気質が聞いて取れる。当然教官からは「喋れ！」と一喝され、しぶしぶ回答するのだった。
「スコード！」: スコード教徒の感嘆詞（ムーンレィスにとっての「ユニバース！」のようなもの）。
「仲間を殴り殺すのかぁー!?」: 2話、G-セルフを駆り初戦闘をした際、アイーダがコックピットのハッチにむき出しになっているにも関わらずカーヒルが攻撃を仕掛けてきた際の反論。その後バイオフィールドのような何かがG-セルフから発生し、反射的に放ったビームライフルがカーヒル機を撃墜してしまう。実に富野節全開な台詞である。
「これで撃つけど、これは牽制なんだ。誰も死ぬなよ！」: 第15話より。撤退するドレット艦隊に向けて、アサルトパックの大型ビーム・キャノンで長距離射撃を行う際に。が、思いと裏腹に発射したビームは敵機に直撃した。

この次回予告のセリフは富野監督自ら考案したものであり、スタッフからは「監督の本音が出ている」と語られている。

「待ち遠しくっても、待て！」: 番宣CMや1、2話次回予告における決まり文句。
「見たくなくても、見る！」: 第3話の次回予告のシメ。シャクティ・カリンの「見てください！」を凌駕する強引な台詞。
「スリリング過ぎるから見なくていい」: 第5話の次回予告のシメ。主人公が視聴者を減らす発言をするな。
「歩きながら見るなよ！」: 第7話の次回予告のシメ。最近の環境ではアニメはスマートフォン等で気軽に移動中などに見れる為視聴者への呼びかけ。Gレコや他のアニメ等に限らずスマホ画面を歩きながら見るのはとても危険なので絶対にやめましょう。
「見なけりゃ人生暗いぞ！」: 第8話のシメ。そこまで言うのは言い過ぎでは…。
「僕の天才ぶりを見せつけてやる！」: 第10話の次回予告のシメ。
「見なければ何もわからない！」 「話、分かりたければ見るしか無いでしょ！」: 上は第12話、下は第16話のシメ。おっしゃる通りです。
「バッテリーフルチャージ！」 「バッテリーは切れない！」: 後半の次回予告のシメ。これらは後番組の番宣のため15秒に短縮されたバージョンのみで言っている。