光武二式(Koubu Type 2)とは、『サクラ大戦4 〜恋せよ乙女〜』に登場する人型兵器。
概要
帝都にあだなす魔に対抗する為、帝国華撃団が作り上げた虎型霊子甲冑「光武」。黒之巣会との戦いで大破した光武を改修し、改良を加えた光武・改。その光武・改に更なる改造が施された機体が光武二式である。
それまで帝国華撃団が運用してきた全ての霊子甲冑は、装備とカラーリングを除いて隊員毎の機体の差異が殆ど存在しなかった。 光武二式は巴里華撃団で運用された光武F並びに光武F2の設計思想及び運用データが反映され、見た目や装備は勿論の事、機体の重量や霊子機関の出力に至るまで、より隊員の特性に合わせたチューンナップが図られている。
光武二式全体の特徴としては、光武・改から主機関が変更され出力が1.5倍、限界行動時間も3時間から10時間と大幅に増加。それに伴い、光武が光武・改に改修される際に追加された頭部のエアインテークが二基に増設、更にその後方には追加装備ラッチが設けられた。またデザイン上の特色として、これまで各隊員のパーソナルカラーのみだった機体色にカメラレールや各種装甲の縁の部分に金色の塗装が追加された(アイリス機のみパーソナルカラーの黄色と被ることを避け銀色の塗装)。
原作では1927年(太正十六年)に銀座を中心に発生した黄金蒸気事件の解決にあたり、同事件に伴う形で現れた魔操機兵と戦った。
機体一覧
各機の詳細についてはそれぞれの項目を参照。
- 光武二式 (大神機)
- 光武二式 (さくら機)
- 光武二式 (すみれ機)
- 光武二式 (マリア機)
- 光武二式 (アイリス機)
- 光武二式 (紅蘭機)
- 光武二式 (カンナ機)
- 光武二式 (織姫機)
- 両腕に霊子レーザー発振器「オオロラ」を装備、織姫自身の能力である霊子レーザーの威力をアップする。『X-Ω』ではイベントシーンでのみ登場。
- 光武二式 (レニ機)
- 蒸気式加速装置を備えた双頭槍「ブルンヒルト」を装備する他、両肩部のアーマーが小型の盾となっている。『X-Ω』ではイベントシーンでのみ登場。
スパロボシリーズにおいて
単独作品
関連機体
- 光武
- 光武シリ-ズ最初の機体。
- 光武・改
- 光武二式のベースとなった。
- 光武F、光武F2
- 運用データや設計思想が光武二式に反映された。
- 天武
- 順番的には光武二式の先行機に相当する。
- 双武
- 大神の光武二式が大破した後、最終決戦において使用。