フリッツ・フォン・ブラウン
フリッツ・フォン・ブラウン(Fritz von Braun)
- 登場作品:宇宙の騎士テッカマンブレード
- 声優:飛田展男
- 種族:地球人(テッカマン)
- 性別:男
- 身長:181 cm
- 体重:70 kg
- 血液型:B型
- 年齢:27歳
- 生年月日:連合地球歴166年(西暦2274年)4月14日
- 所属:アルゴス号→ラダム
タイタン調査船アルゴス号のクルー。ラダム樹にアルゴス号ごと取り込まれ、テッカマンダガーになる。相羽タカヤの親類と言うわけではないが、面識はあったようだ。
作中ではじめて登場したラダム製のテッカマンである。緒戦でDボゥイの左目に傷を負わせるが、再戦した時には自身が右目に傷を受ける。この屈辱を雪ぐべくあえてこの傷を治さずに干渉スペクトル砲による罠を貼り、Dボゥイのテッククリスタルを破壊することに成功する。しかし、ペガスにより再びテックセットに成功したテッカマンブレードのボルテッカにより死亡。ラダム製テッカマン初の戦死者にもなった。
回想シーンでこれといった出番が無いため、本来の性格は分かりにくいが、後方支援に適したテッカマンダガーの特徴、ラダム獣を伏兵として使う、偽の救助信号を使って誘き出す、干渉スペクトル砲の罠など、その行動から慎重で計画的な性格であることが伺える。
一方でテックセットできないブレードを「恨みを晴らす」などと言って不必要にいたぶる、地球人に通信を行い、テックセットできないDボゥイに一人で来いと脅迫するなど三下のかませ臭も漂っている。
コミックコンプ版では一人称が「わし」となっているなど口調に相違があり、口ひげを生やしている、Dボゥイと稽古をしていたなど、ゴダードとキャラクターが若干統合されたような人物となっている。また、1話目で彼一人の手で地球連合軍が全滅されているなど扱いはアニメ版よりも大きい。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦J
- ゲームでも一番初めに姿を現すラダム製テッカマン。ほぼ原作通りにイベントが再現されており序盤で死ぬ。
- スーパーロボット大戦W
- 同じく原作通り。最初から目に傷を負った状態で登場する。
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「はっ…これは、自ら残しました」
「先立ってのブレードとの戦い…その折に受けた屈辱を忘れぬためにも…」
「お待ち下さい!今更他の者には渡せません!あやつめは私の手で必ず…!!」 - 第6話冒頭、顔の傷を残した理由をオメガが聞いた後、他のテッカマンにブレード抹殺を考えている、と言われた際に。意地でも復讐に固執するプライドの高さが伺える。
- 「フッ、懐かしい名だ…が、その名はもはや過去のもの。そうだろ?ブレード」
「フッ、死なんよ。そう簡単にはな…死ぬのは貴様の方だ。裏切り者ブレード!!」 - オービタルリングでDボゥイと素顔で再会した際、自身の本名であるフリッツの名を呼ばれて。互いにもはや友人ではなく、テッカマンという名の敵同士でしかなかった。
- 「フハハハハ…逃げろ逃げろ、どこまでも逃げるがいい!!」
「さあて…どこへ行った…!?」 - 第6話、テックセット不能に陥れたDボゥイを獲物に、わざとフェルミオンの矢を外しながら。一発でしとめるだけならたやすいが、それでは彼の屈辱が収まらなかったようだ。
- 「貴様を逃したおかげで、俺は役立たず呼ばわりよ!この恨み…じっくりと晴らしてやるぞ!!」
- 第6話、身を隠してアキとノアルに宇宙空間に飛び出せるように通信する様を見られ、左足を掴まれて宙吊りにしながら。この台詞の後、ダガーは勢いよくDボゥイを投げ飛ばす。この衝撃の際、通信機が砕け散ってしまった。顔の傷だけでなく、「役立たず」呼ばわりされたことへの恨みも彼の敗因の一つだったのかもしれない。