フォムト・バーガー

2017年3月23日 (木) 13:43時点におけるアレクサンド・アンデルセン (トーク | 投稿記録)による版 (人間関係にネレディア、古代、桐生を追加)
フォムト・バーガー
外国語表記 Fommt Berger
登場作品 宇宙戦艦ヤマト2199
声優 諏訪部順一
種族 ガミラス人
性別
年齢 27歳相当
所属 大ガミラス帝星
役職 第7駆逐戦隊長
軍階級 少佐
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概要

ドメル将軍率いるドメル幕僚団に所属する軍人。頬に傷があるのが特徴。

ドメル幕僚団の中では最年少の人物で、若さゆえの血気盛んな一面がある直情的な性格。一方で思慮が足らず調子付いてしまう所があり、よくドメルやハイデルンに窘められている。

ザルツ人をはじめとした二等臣民(二等ガミラス人)に対して偏見を持っており、あまり信用していない描写が見られる。だが、ドメル幕僚団は能力主義で二等臣民を差別しない為、その一員でありながら偏見を持つバーガーは異例と言える。

戦闘時は電撃戦を展開する際の切り込み隊長として活躍する。七色星団海戦では、ガイペロン級多層式航宙母艦(第二空母ランベア)に航空隊長として乗艦しており、自らは第二次攻撃隊を率いてヤマトを襲撃する。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦V
初登場作品。本作では第二空母ランベアに乗艦したまま指揮を執っている。
またクライツェゲットーと違い、46話では撃破されると撤退する。だが後の劇場版『星巡る方舟』における展開の都合上、そこで出番は終わりである。

人間関係

大ガミラス帝星

エルク・ドメル
ドメル幕僚団を率いる将軍。バーガーが調子付いた際は、よく彼から窘められる。
ヴェム・ハイデルン
上官。彼のことは「親仁さん」と呼び、慕っていた様子が見られる。
ライル・ゲットーカリス・クライツェ
幕僚団の同僚。
ネレディア・リッケ
劇場版「星巡る方舟」に登場、第8警務艦隊指揮官
バーガーとは同期だが出世が早く階級は大佐、ランベアで漂流中だったバーガーにヤマト及び地球への攻撃停止命令を通達する。
また、彼女の妹のメリア・リッケはバーガーの元恋人であり戦場で亡くなっている。[1]

ヤマトのクルー

古代進
劇場版「星巡る方舟」では彼と並び主人公を務める。
当初は彼らヤマトクルーと共にジレル人が造り出した幻影の戦艦大和へ幽閉されるが、共同生活を送る内に彼らへ信頼を置くようになる。
終盤で互いがかつて激戦を繰り広げた仇敵だと知るが、バーガーのヤマトや地球人への復讐心は氷解しており、最高の戦友となる。
桐生美影
劇場版「星巡る方舟」のヒロイン
彼女が元恋人のメリア・リッケと外見が酷似している事から、彼女とはヤマトクルーの中でも比較的早く打ち解ける。

名台詞

「敵部隊の7割を撃破しました。ガトランティス、恐るるに足らずですな。」
ガトランティスの艦隊を壊滅させて調子に乗る。旧作を知るファンにすれば実に迂闊な発言であり、事実、ガトランティスは甘い相手ではない事を後に身をもって思い知ることになる。
「こんな結末、認められるかよ!!」
七色星団の戦いで乗艦のランベアが制御不能に陥り、なすすべもなく雲海に沈んでいく事に絶叫する。このまま退場と思われたが…。

搭乗機体

実は乗り込んだ機体の種類は、ヤマト作中では一番多い。

メルトリア級航宙巡洋戦艦
ガトランティスとの戦いなどで使用。
スヌーカ
七色星団の戦いで使用した攻撃機。
ランベア
艦長が戦死後、艦長代理となる。
ミランガ
『星巡る方舟』で使用したゲルバデス級航宙戦闘空母

余談

  • 『2199』におけるバーガーの「フォムト」というファーストネームは、リメイクに伴って設定されたものである。
  • 旧作における容姿は、眉が太いことを除けば『2199』時の容姿と大して変わらない。
  • 劇場版『星巡る方舟』ではガミラス側の実質的な主人公を務めた。
  1. バーガーの頬傷はその時の爆発が原因である。