サリア

2017年3月3日 (金) 01:07時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版
サリア
外国語表記 Salia
登場作品 クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
声優 喜多村英梨
デザイン 小野早香
本名 サリア・テレシコワ[1]
種族 地球人(ノーマ)
性別
年齢 17歳
髪色 青紫
髪型 ツーテール
瞳の色 茶色
パーソナルカラー 水色
所属 アルゼナル→エンブリヲ親衛隊「ダイヤモンドローズ騎士団」
役職 パラメイル第一中隊副隊長→隊長→ダイヤモンドローズ騎士団ナイトリーダー
趣味 コスプレ
恋愛小説
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概要

アルゼナル第一小隊の副隊長。後に隊長のゾーラが戦死したため、隊長職を引き継ぐ事となる。

真面目で努力家であり、若くして副隊長に就くなど兵士としては高い能力を持つが想定外の事態に対処しきれないという欠点を持つ。

一見、冷静な性格だがその実態は感情の起伏がかなり激しい残念で痛い子であり、ストレス解消のために魔法少女のコスプレをしてプリティ・サリアンを名乗ってなりきり遊びをするという趣味を持つ他[2]、名称のセンスも趣味に大きく影響されたものだったり、恋愛小説(ヴィヴィアン曰く「男と女がチュッチュする本」)を好み、映画を見て感動し涙を流したり、自身が貧乳である事がコンプレックスだったり[3]と、良くも悪くも根は年相応の少女と何ら変わりがない。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦V
初登場作品。声優の喜多村英梨氏は本作がスパロボシリーズ初出演となる。
第13話「禁断の海」から登場。カットインでは申し訳程度に揺れる。迷走していく様子とエンブリヲへの盲信が原作よりも強調されている。

パイロットステータス設定の傾向

特殊技能(特殊スキル)

V
メイルライダー指揮官L1、見切りL2、サイズ差補正無視L1
副隊長上がりで経験不足故か、指揮官レベルは低め。

人間関係

アンジュ
アルゼナルへと来た彼女の世話係となるが、「筋肉豚」や「下半身デブ」などと罵倒する場面も少なくない。やがてヴィルキスを乗りこなした事で彼女に対し嫉妬を募らせるようになり、遂には決別する。
ジル
彼女を尊敬し姉のように慕うが、ジルからはそっけない対応を受ける事が多い。通常は「司令」と呼ぶが、内輪では「ジル」か「アレクトラ」と呼んでいる。
メイ
整備班長。妹分のような存在であり互いに仲が良い。
ヴィヴィアン
第一小隊の同僚でルームメイト。サリアの趣味にも興味津々の様子。
エルシャ
第一小隊の同僚で仲が良い。
ヒルダロザリークリス
当初アンジュに対し嫌がらせをしていた彼女たちに頭を悩ませていた。
ターニャイルマ
アルゼナル第三小隊の面々。
ジャスミン
サリアの趣味を知る数少ない人物だったのだが、うっかりミスでアンジュに知られる羽目に。
アン・エルガー
漫画版に登場したかつての同僚。訓練でトップ争いをしていたが、ドラゴンとの戦いにより死に別れている。
エンブリヲ
アルゼナル壊滅時のアンジュとの敗北から救われた事から、彼に対して妄信的に崇拝するようになる。

他作品との人間関係

ギャリソン時田
V』にて、本物の執事である彼に会えた事に感激する。
シン・アスカ
V』では、アンジュへの対抗心を募らせるあまり迷走していく様子を見て諭す場面が多い。実質、『V』におけるサリアはもう一人のシン・アスカとして描かれているといっても良い。

名台詞

「こんな攻撃してくるなんて…過去のデータにもない…」
3話。隊長就任直後の戦闘にて、ガレオン級ドラゴンを迎撃するも予想外の攻撃をされたことで弱気になる。
「どう、満足? こうして大金を手にすることが出来たのもアンジュが来てくれたおかげよね。戦闘中にアンジュを狙うの、もうやめなさい」
「色々あったけど、私たちはこのチームで上手くやっていかなくちゃいけない。アンジュも報酬の独り占め、やめなさい。放っておいても貴女なら稼げるんだから。これは隊長命令よ」
7話。アンジュが機転を利かせた事で新種のドラゴンを撃退。第一小隊に大量の報酬が支払われた事で、面々に向けてアンジュに対する嫌がらせとアンジュの単独行動を諫める。
「解ってないから…見せてあげる。アレクトラの代わりに…私が!」
(誰より頑張ってきたのよ…私は!)
「どうして動いてくれないの…大好きなアレクトラの役に…立てなくなっちゃう…」
11話。アルゼナルに現れた焔龍號率いるドラゴンの軍勢の前にヴィルキスに独断で搭乗。しかし、使いこなす事が出来ずスクーナー級のドラゴンにすら苦戦し、努力する事でも叶わない壁を感じてしまう。結局、直後に現れたアンジュにより無理やり乗り換えされた。
「何が不満なの…!? あんたは選ばれたのよ、アレクトラに! 私の役目も…居場所も…全部奪われたんだからそのくらい…!」
「アンジュ…! アンジュ…! 許さない…勝ち逃げなんて許さないんだから…アンジュの下半身デブゥー!!」
13話。アンジュを制止しようとするものの、返り討ちに遭いアーキバスは中破。恨み節を言いながら海へと落下していくが…?
『V』では最後の一言がまさかのDVE
「貴女…こんなに弱かったんだ。ううん、強くなったのは私。エンブリヲ様のおかげで私は変わったの」
17話。エンブリヲの私兵として再登場しアンジュに牙を向ける。
なお、この時期のサリアは自身を認めてくれる人が現れたと思っていたためか、言動が全体的にハイになっていた。
「私はエンブリヲ様に愛されてるの。誰にも愛されない貴女と違って」
19話。捕虜となったアンジュに向け、エンブリヲをジルに捨てられた(と思っていた)自分を救い、自身が本当に守るべき人で愛されているとまで豪語する。
当然ながら視聴者から「利用されているだけ」と突っ込まれている。
「アンジュ、新しい世界ってどんな世界だと思う?」
「貴女がいない世界よ!!」
23話。自分が愛されるよう努力をしても、常にアンジュが前へ行きジルもエンブリヲもアンジュへと興味を持っていってしまう。ここに来てサリアは遂に明確な憎悪をアンジュへとぶつける。

迷台詞

本編

「愛の光を集めてギュッ! 恋のパワーをハートでキュン! 美少女聖騎士プリティ・サリアン! 貴方の隣に突撃よッ!」
(隊長日誌、3月5日追記。過度のストレスにより精神的メンテナンス実行)
「シャイニングラブエナジーで…私を大好きになぁれ!」
7話、苦労の多い職場でストレスが溜まる事で一人秘密の趣味に興じる。直後、アンジュが現れそっ閉じされた事で秘密を見られたとして入浴中のアンジュを襲撃するに至った。
中の人が同じく残念系な青い魔法少女キャラを何役かこなしていたため一種の声優ネタのように思えるのは気のせいか。
ちなみに「魔法を使えず人扱いされないノーマ故に魔法に憧れ愛されたい願望があるのでは?」という考察も存在し、実際劇中での動向を見るとあながち間違いでもないのが恐ろしいところ。
『V』だとDVE付きで再現された上、この格好のままアンジュを殺しに来るため余計にカオスなシーンと化す。
「今よ! 陣形、シャイニングローズトライアングル!!」
17話。エルシャ、クリスと共に連携攻撃をヴィルキスへと仕掛ける…のだが、自身の痛いセンスを前面に押し出した名称が嫌でも印象に残る。実際、エルシャは渋い顔をし、クリスは「ダサッ…」と言っていた。

次回予告

「隊長日誌、補足。本日私の秘密が暴露された。秘密とは密室で行う秘め事であり、人のプライバシーを探して喜ぶ品性下劣な脚本家は…シャイニングラブエナジーで抹殺よ!」
7話次回予告。クロスアンジュらしいメタさに溢れた台詞。
「海に突き落とされたのは4話前。最後の台詞は下半身デブ。再登場したら敵になってたなんて…」
アンジュ「貴方、スタッフに嫌われてるんじゃない?」
「…ふっ、アンジュ程じゃないわ」
アンジュ「え…え~!?」
17話予告。実際、アンジュの扱いも結構酷い。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「待ちなさいよ、アンジュ! まだ、私のセリフが~!!」
中断メッセージより第一中隊総出の際にアンジュに〆を奪われる。こんな所まで残念なサリアであった。
「『』の光を集めてギュッ♪ 『』のパワーで相手をドキュン♪ 美少女聖騎士、プリティ・サリアン♪ あなたのとなりに『突撃』よ! シャイニング『祝福』エナジーで、私が『幸運』になぁーれ!」
中断メッセージより恒例の精神コマンドネタだが、プリティ・サリアンのコスプレをした状態でやっている。この後、案の定アンジュに見られた事で殺しにかかった。
ちなみにアンジュは「精神コマンドは魔法じゃない」と突っ込んでいたが、精神コマンドは「魔法のようなもの」と説明される事もある。
「え!? ヴィルキスが2機…!?」
アルゼナルルート第17話「舞い降りる翼」より…サブタイトルの時点で勘づいた人も多いと思われるが、多くのプレイヤーが予想したヴィルキスとストライクフリーダムガンダムを見た時の反応である。
しかし、確かによく似てはいるが大きさが違うので簡単に見間違えたりするだろうか?

搭乗機体

アーキバス サリア・カスタム
カスタマイズが施されたアーキバス。水色のカラーリングと百合の花のマークが特徴。
クレオパトラ
エンブリヲ側に就いてからの搭乗機。
ヴィルキス
第11話にて搭乗。しかし適性が無いためにアンジュのように乗りこなすことは出来なかった。

商品情報

脚注

  1. クロスアンジュTwitterオフィシャルアカウントにて掲載されたイラスト入り色紙に「Salia Tereshkova」と英語表記で書かれている。本編では一切言及されないため実質、裏設定。
  2. 本人はこの趣味を知られる事が面子に関わるとして内心かなり恐れており、偶然秘密を知ったアンジュを暗殺しようとまでした程。
  3. 映像ソフト化の際に胸の大きさを修正されてもいる。