スピリチア(Supirichia)とは、『マクロス7』に登場するエネルギー。
概要
人間の意志。生きる気力。プロトデビルンらはそう呼んでおり、彼らのエネルギーでもある。
スピリチアを吸われれば生きる屍となる。当初、プロトデビルンらは自身でスピリチアを生み出す事はできず、あらゆる生命からスピリチアを貪る。プロトカルチャーが急速に滅んだのもスピリチアに吸われて生きる屍にされたからである。
しかし、ゲペルニッチが熱気バサラの影響により、自身らが「歌を歌う」ことで自らスピリチアを生み出すことができ、これこそ「スピリチアクリエイション」と呼び、以後スピリチアを貪る行為は止めた。
関連用語
- アニマスピリチア
- スピリチアを無限に生み出せる存在。
- スピリチア・ドリーミング
- ゲペルニッチがイワーノ・ギュンターと融合したときに得たと思われる、スピリチアを自由に手に入れられる夢もしくは予感のこと。マクロス7本編においてゲペルニッチはこれを実現すべく、マクロス7船団のスピリチアを集めつつ監視していた。またゲペルニッチがかつてのように暴走し、銀河中のスピリチアを吸い尽くしてしまう事態を「夢の崩壊」と呼んだ。
- スピリチア・ファーム
- ゲペルニッチが自らの夢を現実にするために打ち立てた計画。捕らえた人間達のスピリチアを歌の力で再生させ、またスピリチアを吸い上げることで、半永久的にスピリチアを得ようとする、つまりは人間を家畜のように扱い自らの存続を図るものである。